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1/13山羊座新月・いきなりシリアスでヘヴィなどん詰まりの最終局面から新しいシーンの撮影スタート(12星座別メッセージも)


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今回の山羊座新月、サビアンは「修道院に入る女」

え?宗教的な修行や精神修養と、今の実際の状況になんの関係がって感じだが、

これを修道院にこもって禁欲生活、と捉えると、緊急事態宣言からの、室内に引きこもっての自粛生活、ともシンクロする(まあ禁欲は半分はケチで馬鹿なまともな補償もなしの政府のせいだが笑)

また、実は元々修道院って、弱者救済の駆け込み寺として、慈善活動の他に医療行為も行う場だった。
つまり「病院」も兼ねつつ社会を下支えするセーフティネット的な役割もあったのだ。
厳格な土星に支配される守りの固いリアリスティックな地のサインで、冬の始まりのサインでもある山羊座自体、

厳しい冬にも持ち堪える大きく頑丈なシェルターで仲間を囲って守らねば、というリアルな生存の厳しさと向き合った上での責任と義務を担うサイン

なのだが、新月前後、最もリアルに生存と向き合いそれを守らんと戦っている現場が、やはり重々しくクローズアップされていた。
それはまさに修道院ならぬ、重症者数増加で逼迫状態の病院である。

さらには、記録的な大雪に見舞われ「自分たちを守るはずの家や建物」が積雪で押しつぶされそうになっている雪国の人々もだ。この方々もまさにリアルな生存を背負って、しかも山羊座らしくリアルな冬ならではの事情とリアルな住宅問題を背負って、戦っている。

今回の新月は死と再生の星・冥王星が合でもあるので、尚更「極限状況下での生きるか死ぬか」という問題が浮上してきやすい

おまけに死や衰退などの象意のある「8ハウス」での新月
しかも他天体からの緩和アスペクトもなくポツンと孤立無縁みたいになってるのがより怖い

もう限界だ!と叫ばせるのが冥王星だが、その声を聞きつつ、周囲はなす術なしなのか

もうこの際五輪競技場の中身を病院にとっかえちゃえばいいんじゃないか



さて、社会的にはそんなところだが、個人としてみなさん様々な形でこの新月の影響を受け取るかもしれない。

そもそも新月は意志(太陽)がその乗り物(月)を見つけるときだとも言える。
精神的なテーマが太陽だとして、それを地におろすために適した乗り物が月ということ。
長編映画の一部としての新しいシーンの撮影が始まりますよ、みたいな感じとも言えるが、今回は撮りはじめからいきなりシリアスでヘヴィなどん詰まりの最終局面?みたいな雰囲気・・・しかしそれは終わりではなく、始まりなのだ。ここからなんとか変わっていくはずなのだ、と思うべきだ(出生図によっては個人的にもモロにくらってしまった人もいるかもしれない。そういう人は特にそういう風に思うべきだ)

まあ、どうせもうちょっとで太陽も水瓶座に入って雰囲気変わるし、
新月はシリアスでヘヴィでどん詰まりチックな割に、次の満月はやたらと派手で大変動な雰囲気満々な配置なんで、そこら辺を期待しましょう





とりあえず太陽星座別で書いてみた(アセンダントや自分のハウスがわかる人は、ハウス基準でも見てみて欲しい)1日過ぎてしまったんで、文章過去形にしてあります
  




★山羊座(または山羊座が1ハウスの人)


「頼れるのは自分だけ、と悟ったときに破裂する叫びの果てに」

あなた自身の中に
またはあなたの名前が刻印された建設中の建物の基底部に
爆発寸前の爆弾を見つけたかもしれない
はじめからそれはあったのに見て見ないふりをしていたのかもしれない
それをあなたしか気付いていないのかもしれない
あなたの力でどうにかするしかないかもしれない
頼れるのは自分の力だけだったかもしれない
爆弾もろとも自爆してしまったかもしれない
しかし壊れるのは今まであなたを守っていたあなた自身でありつつ
同時にあなたの深部にある叫びへの到達を妨げていたものだと、気づいてしまったかもしれない
自分自身の奥に隠されていた叫びを聞いてしまった。あなたの顔は破滅的に変形してしまった
痛みを伴いはするが脱皮のきっかけを手繰り寄せたということかもしれない



★射手座(または山羊座が2ハウスの人)


「手に馴染んだ道具をぶっ壊したその後に」

あなたの手に馴染んだ道具や楽器たち
あなたの手となり足となり堅い実績を作り上げてきたそれらのものを
壊れるか壊れないかというところまで酷使せねばならなかったかもしれない
それはあなたの体の延長なのだから、同時にあなた自身の個性的な技能の極限が試されたのかもしれない
または、あなたがまるでお守りのようにその手に抱きしめている、努力の末に手に入れた大事なもの
それが壊れた地面の下に開けた深い穴に吸い込まれていったのかもしれない
救出のためには自らも闇に飲まれねばならないが、帰ってこれる保証はない
しかし、壊れるほど使わねばわからない秘められたポテンシャルもあるだろうし
無くしたことでかき立てられる新たな獲得意欲に突き動かされて始まる何かがあるかもしれない



★蠍座(または山羊座が3ハウスの人)

「闇を解き放つ呪文に呪われてしまったその後に」

広げた本の中に、またはデジタルデバイスの画面や、よく行く場所で聞いた噂話の中に
またはあなたの兄弟との会話の中に
あなたを深い闇へ引きずり込む通路のような言葉を見つけてしまったかもしれない
その言葉の通路はあなたの思考回路を侵食し、あなた自身の放つ言葉も恐怖や苦しみの色を増すのかもしれない
またはあなたがそれを最初に書きつけてしまった側なのかもしれない
それは長い年月をかけて作りあげられてきた信頼すべきものの末期的な状況を知らせる言葉かもしれない
重みを増した言葉だがはじめは誰も聞いてはくれないかもしれない、やめろ、聞きたくないと言われるかもしれない。それだけ深刻で恐ろしいタブーめいたものなのだ
闇を語るための新たな言葉はあなたを呪うのかもしれないが、同時にそれを自ら語り直すための新しい学びをくれただろう




★天秤座(または山羊座が4ハウスの人)

「寝床のそばの殺戮の歴史の噴出の果てに」

お帰りなさいと言ってくれる人々や場所、全ての鎧を脱ぎ捨てて寝転がれるところ
あなたとあなたの家族の暖炉のそばの、深い地下室の扉が開かれるときかもしれない
闇深い地下世界に落ち、あなたは隠されていた歴史の堆積を発見したかもしれない
それはある意味では残酷な殺戮の歴史かもしれない
あなたが立つ土台は、残酷なもので作られていたのかもしれない
または、あなたがそこから芽吹き、帰っていくべき大地のような存在が、故郷のような場が、地盤沈下(精神的・物理的いずれかの面で)のような事態に見舞われたかもしれない
奥から見たくなかったものが噴出したかもしれない
「最も安心できる場にある恐ろしい深み」と向き合うこと、それはあたり前の安心に甘えてしまわぬために、実はこのままではもたなくなっていたあなたの家の古い土台を作り直すために必要なことだったのかもしれない



★乙女座(または山羊座が5ハウスの人)

「破壊に憑かれた爆発的アドリブの果てに」

あなたの創造と遊びの舞台が、闇に飲まれるかもしれない
その闇があなたを呑み込んでしまったかもしれない
あなたは恐ろしい悪魔のようなものを身ごもったかもしれない
破壊衝動に取り憑かれた得体の知れない動物が、あなたの創造行為を通して生まれ出ようとするかもしれない
あなたのソロパートのアドリブの中に、大きな建築物が崩壊してゆくような音を、人は聴くかもしれない
またはあなたの子供の中に、またはあなたと子供との関係の中に、恐ろしい魔物を見出したかもしれない
苦痛と快楽の極致を同時に味わうことこそ最高のロマンなのだとよぎったかもしれない
リミッターを振り切った先に始まる新しい創造の地平を見るかもしれない




★獅子座(または山羊座が6ハウスの人)

「縁の下の限界馬鹿力サービスの果てに」

ここしばらく続けていた、あくせくと他者のニーズに応える行為の中で、あなたの限界が試されるときだったかもしれない
キツい課題が押し付けられたかもしれない、逆らうこともやり抜くことも、どちらも死を意味するものだったのかもしれない
エゴを押し殺しつつ成果を追い求めねばならなかったかもしれない
またはあなた自身やあなたが世話する人の抱える病との戦いが極限的な状況を迎えていたのかもしれない
病と関わることであなた自身も病に陥ることになってしまったのかもしれない
またはあなたのペットや部下の中に、またはその関係性の中に、恐ろしい闇を見出すかもしれない
サービスとケアの極限的な労苦の果てにエゴは浄化されるだろう、その果てに新しく芽吹く何かを見つけるのかもしれない



★蟹座(または山羊座が7ハウスの人)

「窒息するほど抱きしめ合った、血みどろに殴り合った果てに」


あなたの姿の映し鏡となってくれる誰か
あなた一人ではできない仕事を共にしてくれる協力者と呼べる誰か
あなたの力を引き出してくれる挑戦者、またはお客さん
そんな重要な誰かとの新しい出会いの中に、または既にある親密な関係性の中での新しい発見に
あなたとその誰かを恐れおののかせるものがあったかもしれない
その誰かがあなたを深い闇の世界に引きずり込もうとしたかもしれない
誰かの抱える闇の中に、あなた自身の心の中にある闇を発見するのかもしれない
生きるか死ぬかの極限問題をぶちまけあいつつ、窒息しそうなほど抱きしめ合ったか、血みどろに殴り合ったかもしれない
いずれにせよ最も深いものをぶつけ合ったかもしれない
互いの臓腑を引きずり出して食い合う、そこまでしないとわからないことがあったのだろう
そこがお互いにとって新しい出発点なのだろう




★双子座(または山羊座が8ハウスの人)

「命を飲み込むものと飲み込まれるものの共作物に身を捧げた果てに」

命ほども重みのある何かを誰かから受け取ることになるかもしれない
あなたはその誰かがこれまでに人生をかけて築いてきたストーリーを、恭しく重々しく引き継ぐことになったかもしれない
または自分と関係の深い誰かや属する組織の、危機的な状況にまき込まれてしまったかもしれない
その誰かとあなたは、他の誰にも渡せないとても大事なものを共有していたのかもしれない、
いや命そのものを預けあっていたのかもしれない
あなたの命が誰かの一部として、または誰かの命があなたの一部として、飲み込まれてしまっている、という逃れられない宿命を改めて深く深く認識するところから、何かが始まってゆくのかもしれない





★牡牛座(または山羊座が9ハウスの人)

「破滅的神託に恐れ慄いたその後に」

殺しもするし死者を蘇らせもする、そんな古の密儀を知ったかもしれない
それがあなたの世界観を殺してしまったかもしれない、いや死から救ったのかもしれない
あなたの先生、またはあなたが先生として、闇深い天の向こうからの声を人々に伝えたのかもしれない
それは否応無しに人々を丸ごと呑み込んでしまったかもしれない
観念に過ぎないと思っていたものが、命を脅かすものでもあるのだと、気づくことになったかもしれない
遠いものとの交信(外国や夢の世界、神秘的なものも含め)の中に、破滅の予言を聞いたのかもしれない
しかし破滅的な神託を聞くことが、実は再生への道の起点だったことを知ってゆくはずだ




★牡羊座(または山羊座が10ハウスの人)

「ボスとの死闘の果てに」

あなたがボスと呼ぶ誰かが、下下の者をねじ伏せる強権を発揮しなければならないときだったのかもしれない
またはあなたこそが力を行使した恐ろしいボスだったのかもしれない
いやもしかしたら、あなたとあなたのボスとの間に、支配権と指揮権をめぐっての食うか食われるかの命がけの戦いがあったかもしれない
前々からそのポストを狙っていたが、致命傷を与えられるのはそのときだったのかもしれない
あなたのボス、またはボスとしてのあなたは、全てを終わりから救ったのか、または全てを終わらせてしまうのだろうか
その場全体の多くの命がかかっている太い大黒柱に莫大な圧力がかかったことが、これから始まる大きな何かの起点となりえたのかもしれない
その柱は古く、腐りかけていた。強される必要があったのだ




★魚座(または山羊座が11ハウスの人)

「友人たちとの殺戮的な会話の果てに」

顔見知りも見知らぬ人もいるバザールのようなところを散策していたかもしれない
仲間にならないか、こっちにはこれからみんなで作りあげていくすごいものがあるから
といきなり腕を掴まれ、蛇のような目で睨まれ、光の届かないドアの向こうへと連れて行かれてしまったかもしれない(逆にあなたが誰かを誘う側かもしれない)
そこで新しい友人ができるのかもしれない、いや既知の友人の別の顔を覗いてしまうのかもしれない
友人たちの会話の圧力が殺戮的な極論を解き放つのかもしれない
語ることを避けていた恐ろしいことをぶつけ合ったかもしれない
2度とそこへは戻れぬほど抉りあってしまったかもしれない
友人たちの会話の圧力によって、築き上げてきた何かが壊される、しかしそこから新しい何かが始まる。
更地になったところに、また新しいバザールが開ける、今度は自らの手で




★水瓶座(または山羊座が12ハウスの人)

「舞台裏の奈落の幽霊に取り憑り殺された後に」


舞台裏の奈落に落ちて死んだ人がいたことを思い出したかもしれない
そいつが恐ろしい叫びと共に蘇ってきたかもしれない、
それが再び這い上がって来るのをあなたは見てしまったかもしれない
表舞台に立つ人への嫉妬の怨念に駆られたか、見ないふりをされていた間にそこに捨てられ溜め込まれたゴミの重みに耐えきれなくなったか
そいつはもしかしたらあなた自身の一部だったものかもしれない
痛ましい記憶を語られまいと、口封じのためにあなた自身が監禁していたあなた自身かもしれない
背後に追いやられ、ないことにされていたものの蘇り
醜く恐ろしいものかもしれないが、それを再び自分の一部として認めなければならないのかもしれない
隠された痛みを避けずに向き合った新しいあなたに死角はなくなるだろう



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