【1日1文献】地域在住高齢者の認知機能と社会参加との関連性─ 社会活動および社会ネットワークを中心として─#地域在住高齢者#認知機能#社会参加

参考文献:地域在住高齢者の認知機能と社会参加との関連性─ 社会活動および社会ネットワークを中心として─
筆者:小長谷陽子, 渡邉智之, 小長谷正明
発行日:2013年
掲載元:Dementia Japan 27 : 81- 91, 2013
検索方法:Google Scholar

【抄録】
認知機能や認知症の発症に影響する要因は,運動 や栄養などに関する様々な研究があり,社会参加も その 1 つとされている.地域在住高齢者 2,972 人に おいて,仕事やボランティアなどの社会活動や,友 人,家族との付き合いなどの社会ネットワーク等と 認知機能との関連性について,ロジスティック回帰 分析を用いて検討した.その結果,1)社会活動では, 家事,人の世話,学習的活動をする人,2)社会的ネッ トワークでは,周りの人とうまくいく,友人関係に 満足する人,3)経済的余裕があり,趣味を持ち,新聞や本を読む人は,そうでない人に比べ,認知機 能が低下するリスクが低いと考えられた.横断研究 であるが,我が国での大規模な調査の結果であり, 有意義と考える.

参考URL:
https://dementia-japan.org/wp-content/uploads/2023/11/27-1-81-91.pdf


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