【1日1文献】体組成がフレイルに与える影響:システマティックレビュー#フレイル#体組成計#メタボリックシンドローム

参考文献:体組成がフレイルに与える影響:システマティックレビュー
筆者:濱田 和明光武 翼堀 智成岩本 義隆出口 直樹猪村 剛史田中 亮
発行日:2023年
掲載元:第10回 日本予防理学療法学会学術大会
検索方法:Google Scholar

【考察】
本研究の結果から,除脂肪量,特に下肢筋量の低下と腹部肥満は,フレイルの危険因子となる可能性が高いことが示された.フレイルの診断基準に身体活動量が含まれており,下肢筋量と身体活動量には有意な関連があるため,下肢筋量は上肢筋量よりフレイルへの影響が強いことが推察される.また,腹部肥満の概念を含むメタボリックシンドロームはフレイルの構成要素である身体活動量等と有意な関連が示されており,本研究の結果と矛盾は認められなかった.これらの結果は,フレイル予防策の開発に有用であると同時に,個人による質の高い健康管理に貢献できる可能性がある.

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsptpsuppl/2.Suppl.No.1/0/2.Suppl.No.1_178/_pdf/-char/ja


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