【1日1事例】災害時における専門職の役割と連携ー作業療法士の立場から(被災地での支援経験を通して)ー #多職種協働 #被災地支援 #作業療法士

参考文献:災害時における専門職の役割と連携ー作業療法士の立場から(被災地での支援経験を通して)ー
筆者:渡邉 忠義
発行日:2013年
掲載元:精神経誌 115巻 5号
検索方法:インターネット
キーワード:多職種協働、被災地支援、地元拠点期間、活動
要約
目的:穂がし日本大震災後、専門職として協働支援に携わった作業療法士の責務を再考する。
まとめ:
・災害などで生活に支障をきたした被災者についても、障害者への支援同様、リハビリテーションや作業療法の考え方を持って対処することができる
・支援すべき対象の状況を分析し、支援プランの作成と的確なマネジメントにより、生活の再生を目指す
・作業療法士ができる被災者支援は
①作業を通した被災者の心身機能の維持・向上
②被災者の心のケア
③高齢者および障害者の生活環境調整(応急仮設住宅などの生活環境調整を含む)
④高齢者および障害者の日常生活能力の維持・工場
⑤福祉用具の選定と適応
・被災現場では即座に専門的な支援が生かされるとは限らないことも理解しておく必要がある
・アクティビティを媒介に、自らの心を見つめ直し、心と身体の調子を整え、心と心を繋げることに作業療法は有効な手段であり、作業には深い意味がある
・作業療法士は「活動(作業)」を媒介に、被災者の心と身体の活動性を高めることができる。
・「あきらめない」人生づくりの再出発に「活動(作業)」を生かし、生きるための新鮮な風を流し込む支援を継続して行うことが求められる。
・そこに多職種のもつ様々な作業を組み合わせ、織りなすことで被災地に大きなエネルギーを提供できると考える
・これからの被災者、被災地支援にこそ、多職種協働の「活動(作業)」支援の展開が必要である。
調べた単語:「心のケアセンター」
https://www.pref.iwate.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/037/261/r22siryou4.pdf

参考URL:
https://journal.jspn.or.jp/jspn/openpdf/1150050532.pdf


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