【1日1文献】地域在住中高年者に対する活動日記を用いた集団プログラムの効果検証に向けた予備的研究#地域在住高齢者#活動日記#生活満足度 3 wataru 2022年12月1日 08:22 参考文献:地域在住中高年者に対する活動日記を用いた集団プログラムの効果検証に向けた予備的研究筆者:高木 雅之, 其阿弥 成子, ボンジェ ペイター発行日:2020年掲載元:作業療法 39 巻 (2020) 2 号検索方法:インターネットキーワード:地域在住高齢者, (活動日記), (作業の満足度), 生きがい, 生活満足度【抄録】・本研究の目的は,地域在住中高年者に対する活動日記を用いた集団プログラムを試行し,効果を検討すること,および対象者からプログラム評価を得ることである.・地域在住中高年者29名に週1回90分,計4回のセッションを実施し,活動日記を毎日記入することを依頼した.・その結果,作業に対する満足度,生きがい感,生活満足度がプログラム開始時に比べ終了時に有意に向上し,効果量は中程度以上であった.・プログラムの出席率と満足度は高く,プログラム内容は対象者の参加意欲を引き出すものであることがわかった.・本プログラムは,地域在住中高年者が作業の満足感を高め,生きがいを感じられる生活を送ることに貢献することが示唆された.メモ・新しいプログラムでは作業に対する 満足度に焦点を当てた.・作業に対する満足度に焦点を 当てた理由は,作業に対する満足度が地域在住中高年 者の生きがいや生活満足度に関連することが示されて いる9~12) ためである.・例えば,今井9,10) が行った縦断 研究では,日々の作業を満足に行えている状態が,地 域在住中高年者の生きがいに肯定的な影響を及ぼすことが明らかにされている.・これらの知見により,地域在住中高年者の作業に対する満足度を高めるプログラムを実施することで,生きがい感や生活満足度にもポジティブな影響を与えることができるのではないかと考えた.・そして,新たなプログラムでは,日々の生活の中で満足を感じる作業経験を増やし,作業に対する 満足度を向上させることを目的とした.・満足を感じる作業経験には,つながり,承認,貢献,努力,楽しさ, 進展,上出来,獲得,回復がある13).・これらの作業経験は,自分が行っている作業にポジティブな意味を付与し,作業に対する満足度を高めると考えられる14)参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jotr/39/2/39_153/_pdf/-char/ja ダウンロード copy #作業療法士 #文献 #活動日記 #生活満足度 #地域在住中高年者 3 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート