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秋川渓谷デイキャンプツアー‼︎

 10年くらい前から、僕が書いた脚本のお芝居に参加してくれる仲間達を中心に声をかけてBBQやデイキャンプを企画して自然に触れるアウトドアツアーを開催しています。僕の趣味のアウトドアをそっと広めて、誰かがキャンプを始めてくれたら、僕一人きりのソロキャンプで寂しい想いをする回数も減るんじゃないかと目論んでいます😜。
 緊急事態宣言中の写真整理のついでに、今回は昨年(2020年)の秋に行った秋川渓谷の日帰りツアーについてまとめてみました。
 奥多摩と共に都心から気軽に自然に触れるドライブやBBQにお勧めのスポットが沢山あるので、是非皆様の気軽な旅の計画の参考になれば幸いです🙇。

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 今回は11名が都心から2台のレンタカーに別れて移動し、秋川渓谷の入り口にある十里木(じゅうりぎ)駐車場で待ち合わをして、秋川沿いで丸一日遊びました。

 9時にレンタカーを借りて、僕が運転する車に乗るメンバーが揃った時点で、まずは近くにある精米店でキャンプ場で飯盒で炊くためのお米を買いました。全国のおすすめのお米が自動販売機で2合づつ買えてお得でした。今回は佐賀県の七夕こしひかりと富山県の富富富を購入。この日はダッチオーブンで無水カレーを作るのでお米に拘ってみました。

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 お米を持つ照明家の千田さん。年に数回キャンプに一緒に行っています。最近は仕事のミーティングも焚火を囲んでします。メスティンを使った様々な炊き込みご飯が得意技です。

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 林運転車組。乗り降りの度、手の除菌。マスク着用。基本、窓は半開での走行です。
 では出発します!どうか最後までお付き合いください!

1・十里木(じゅうりぎ)駐車場・秋川渓谷

 林運転車が先に待合わせの十里木(じゅうりぎ)駐車場に到着(都心から90分強かな)したので、秋川渓谷の名所の吊り橋へ散策しました。前日は雨だったので川の濁流がものすごい音でした。

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 ↓吊り橋の手前で撮った写真。奥に見える人たちは僕たちのドッペルゲンガーです。吊り橋の中央で出会い、お互いの存在に気づくところから物語が始まります。(妄想です。)

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 橋を渡った向こう側を少し登ると瀬音の湯という温泉宿があり、日帰り温泉やレストランも人気です。

2・一穂のこんにゃく 池谷

 待合わせするもう一台の車が到着して、駐車場から徒歩で5分程度の場所にあるこんにゃくのお店に行きました。細い道を進むとなまこ壁の蔵の様な素敵なお店がありました。味噌田楽やところてんがお店の前でいただけるとのことで軽く腹ごしらえを・・・・・・・・・・・ん?

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 ああっ!「本日はお休みです?」・・・店主っ。

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 お店がやっていたら糸こんにゃくが食べたかったのに・・・。
 気を取り直して、次行きますっ。

3・大岳鍾乳洞

 腹を空かせたまま、大岳鍾乳洞に行きました!
 毎年、なんやかんや奥多摩に仲間たちとBBQに行ってて、午前中に日原鍾乳洞に行くのが恒例になっているけど、秋川渓谷にも大岳鍾乳洞があります。
 僕は大学生の頃にバイクで全国を旅していて、その時に岩手の龍泉洞でドリーミーな景観に感銘を受けてから、鍾乳洞めぐりもこういった旅の中で楽しみの一つです。
 大岳鍾乳洞はキャンプ場も併設されていて、小川沿いにオートサイトが並んでいました。

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 さも、全長300メートルのひんやりとした鍾乳洞の中を探索した後の集合写真の様ですが・・・実は、前日の雨の所為で川の水位が上がり、危険なため鍾乳洞は入場禁止となっていました!

 こんにゃくは食えないわ、鍾乳洞は入れないわ、・・・あ”ぁ”っ!
 何もせずにもうお昼です。 
 さら〜と鍾乳洞の中の様子には触れず先に進んだり、最悪、鍾乳洞見たていで書き進めることも出来たけど、あの日の悔しさがふつふつと想い出され正直に書いてみました・・・・・あ”ぁ”っ!
 この時点で、この1日は何をやってもダメなんじゃないかと想いました。

4・檜原とうふ ちとせ屋

 さっさと鍾乳洞を後にし山道を下り、待合わせした十里木駐車場を通り過ぎて、檜原街道を奥多摩湖方面へ向かい2〜3個のキャンプ場を通り過ぎ、T字路を右折し北秋川沿いに山側に進んですぐに払沢の滝入り口のバス停の前にかわいい店構えのお豆腐屋さんがあります。(時間がないのでこの日は滝を見るのは諦めました)
 駐車場はほぼ満車でお店のまえにはお客さんの列ができていました。

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 うの花ドーナッツととうふミルク味のソフトクリームをみんなで食べました。豆腐の濃厚な味が美味しかったです。
 あと油揚げと厚揚げをBBQ用に買いました(その写真は撮ってないという失態)。
 今更だけど、集合写真の年齢も種類もバラバラの人たちが集う感じ、なんか、なかなかだな。

5・ロッヂ神戸岩

 年に30泊くらい都内近郊を中心にソロキャンプに行く僕だけど、ここら辺のキャンプ場に来たのは始めてでした。トイレや洗い場までがサイトによっては遠くなるので、ちょっと不便はあるけど、山に囲まれた空気の澄んだ良い場所にあるキャンプ場でした。きっと星景写真撮影やバードウォッチングにはむいてるかと想います。
 雨が降ってきたので4m×6mのタープを張って、その下でBBQをしました。

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 一番お大きなダッチオーブンをレンタルして、前日に仕込んだ牛すじとトマトをたくさん入れて無水カレーを作りました。
 炭一箱をダッチオーブンの底とふたの上にも置いたら、ものすごい速さで肉も野菜も溶けてドロドロカレーが出来ました。
 チーズと福神漬けを乗せて食べました。
 二種類のお米はお皿の両端に盛ったけど、どっちが七夕こしひかりで富富富なのかわからなくなってしまいました。
 味はなんていうか「普通に美味しかった」です。

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 デイキャンプのチェクアウト時間まで、わいわいして、キャンプ場から車で5分くらい登った場所にある神域“神戸岩”に行きました。
 神戸岩はこの日一番の目的の場所です。

 キャンプ場を出るとき音楽家の田中さん(静かの基地)がトイレにいって車にくるのが遅かったので、車を走り出してキャンプ場に置い行こうとしたら、走って追いかけてきました。

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 なんか追いかけてくる形相が怖かったので、更にスピードを上げて置き去りにしました。(っていうコントです。)

6・神戸岩(かのといわ)

 神域と言われ、東京都内(ここが都内っていうのは信じがたい)随一のパワースポットと聞いたので、どうしても一度行ってみたいと想っていた場所です。

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 後ろに見える山みたいなのが神戸岩です。集合写真には田中さんもいますね。

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 檜原村の公式キャラクターはひのじゃがくんです。次回カレーを食べる時はじゃがいもはこちらで仕入れるのが良さそうですね。

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 ↓神戸岩の沢歩きの様子です。

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 途中の狭い足場の部分は鎖をつたって歩きます。

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 天候のせいで川の流れが凄くて、迫力満点のアトラクションでした。 
 
 ↓帰りはこのトンネルを通って駐車場まで歩いて帰ります。

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 数百メートルの間、灯りがなく視界がゼロの状態になります。
 身の毛もよだつアトラクションです。よだつってなんだ?

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 トンネルの出口はカッコ良いシュチュエーションだったのでフォトシューティングタイムです。
 ゴシックホラーな感じが漂っています。
 毎回アウトドアツアーを開催するときには、その日一番の景色の中で作品撮りをします。
 大勢を配置して撮影する機会は滅多にないから楽しいです。

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 奥多摩の山には、今も昔もツキノワグマが生息しています。
 僕は北海道出身で、北海道にはもっとでかいヒグマが今も昔も生息しています。
 僕はクマを神様だと想っています。
 WWF のHPには「クマは森なり」と書いてあり、僕の大好きな言葉です。

7・足湯

 この日の最後のイベントは、スタート地点に戻って瀬音の湯の前にある無料の足湯に立ち寄りました。

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 一日沢山歩いたので、少しでも疲れを癒して、心を整えて、都会に戻ってくる心の準備をします。
 足湯でゆっくりしたのは初めてでしたがとても気持ちよかったです。
 
 以上が2020年秋の林灰二プレゼンツ「秋川渓谷デイキャンプツアー」の振り返りでした。
 ちょっと出だし躓きましたけど、それも含めて楽しい一日でした。
 いつものデイキャンプより参加者は少なかったですけど、また皆と行きたいと想えた大切な想い出が出来ました。

 一応地図も載せますね。
 今度はゆっくり泊まりでキャンプに行きたいし、檜原街道を更に登って奥多摩湖に向かう途中にある三頭山荘の山菜料理も食べたいです。

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