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実質

みなさんはパチンカスという種別の人間を知っているだろうか。
読者の方、あるいはその周りの方の中にもいるかもしれませんね。

パチンカスまたはスロッカスといいます。
パチンコ、パチスロにどっぷりハマってしまっている人の事を指しています。

ただ、こういったものを仕事にしているパチプロはカスではなさそうです。やってない人からすればみんな同じかもしれませんが、お節介ながらもそういう世界があるんだぞっていうのを知っていほしいので、説明させていただきますね。

まずパチプロ…
プロの方たちは、その日その週その月の収支をつけたり、自分が行くお店の癖を研究。
台の調子や機種の演出をものすごく勉強します。特にスロットには設定というものがあり、だいたい1〜6段階により設定されています。
1が一番弱く、数字が大きくなるにつれて良台とされています。この設定を見抜くために、勉強をします。低設定そうなら打たないとか、高設定であれば勝負するとか、そういう事です。
ワケもわからず打っていては、いつまで経っても勝てませんからね。
今はいろいろあってお店の特定日(設定入れてますよーという日)は公表されてないのですが、熱そうな日の情報収集も仕事の一貫ですね。
好きな台じゃなくても、生活のために打っている方達がプロなんですね。短い時間で大勝ちする日もあれば、一日中打ってマイナス…トントンなんて日もあります。
これは、プロでもカスでも起こり得えます。

さて、パチンカスについてです。
上記に挙げた、研究や勉強、カスの方でもやってる方はいます。好きな台を打ってる方の方が多いとは思いますがね。
カスの皆さんには、負けるという規定ハードルがかなり低い位置にあります。
例えば
収支5万プラスは大勝ちですね?
収支1000円プラスは勝ちですね?
それでは
収支1000円マイナスは負け…なんですが、だいたいの人はおそらくトントンとか言いますね。
無かったことになってます。
それでは!こちらはどうでしょう?
収支2万マイナス…これは負けですよね?普通は。でもね、カスの皆さんは違いますよ。結果より経過を大事にしてるので。
軍資金10万、9万9千負けからの、マイナス2万だったらどうでしょうか?…いや、負けやんって思うでしょう?違うんですよ。
最後の最後に、あれ引いてここまで1撃で出たわ。まじ諦めんでよかった。軽傷で済んだわ。
てかあんなの引けんしな、いいもん見れたわ。実質勝ちだなコレ。。こうなるんですね。
実質勝ち…これよく耳にするんですよね。カス用語ですよね。
プレミアが見れたり、レアな演出が見れたり、一撃で10万負けを8万取り返して2万負けにできたりすると、実質勝ちに変換されます。
勝ちは勝ち、ちょい負けはトントン、負けたけど納得のいく内容だったら実質勝ち…
ちゃんと仕事したら寛大でいい上司になりそうですね。

かくゆう私も、カスなんですけどね。。

さーて仕事行くかぁ

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