息子の結婚式(天国の新婦のお母様へ)
2023.12.2､息子の結婚式を無事終えました。
籍は既に二人が付き合った記念日に入れておりました。
大学のマンドリン部で出逢い､永い交際期間を経てよき日を迎えました。
親として妻と決めていた事は
①二人の事に口を挟まない
②二人が結ばれたら、最大限祝福する
③金銭援助はしない(お祝いは別)
結婚式が近づくと息子から､結婚式の費用が当初見積もりより高くなったのでお金を貸して欲しいと話がありましたが③を適用。
結果､見積もりを再度見直し自分達で出来る事は自分達でする事により手作り感のあるオリジナルな結婚式になり､二人で力を合わせて予算圧縮して､色々な難題を乗り越え達成感を味わえたようです。
新婦のウエディングドレスは可愛いかった！やっぱり結婚式は新婦に花がありますねー。
新婦は大の阪神タイガースファンの為､ドレスもタイガースカラーのイエローにしたらしいです。
息子のタキシードの蝶ネクタイも黄色でした(笑)
新婦のお母様は2年前に急にお亡くなりになっておられますので､お嬢様のこの姿を世界で一番心待ちにされていたはず､と思うと私自身も式の途中から涙が止まらなくなりました。
天国の新婦のお母様へ
お嬢様は､とても美しくお綺麗で､素敵でしたよ。
必ず幸せになりますよ！
ご安心下さい。
両家代表挨拶があんなに緊張するなんて思っていませんでした。メモは見ずにしっかりとハキハキと大きな声でお話させて頂きましたが、終わった後で妻からは「選挙演説みたいやった！」と酷評を頂きました。
頑張ったんですけどね〜。
台湾から、私の友人でもあり息子のホームステイも受け入れてくれた夫婦にも参列して貰い､式では私より上手な日本語で心こもった「共に白髪になる迄」と中国語を交え乍らスピーチをして頂け会場からは拍手喝采を受けておりました。
息子へ
学生時代からの永い交際期間を経ての結婚おめでとう。この間には色々とあったと思いますが、やはり縁があり結ばれたのだと思います。
大学を卒業して建設会社に就職した際に､「結婚は一級建築士の資格を取得してからにしなさい」と一つだけ親として条件を出していましたが､見事に最短年数で取得した事には､喜びと驚きが交叉つすると共に､もう大丈夫だ立派に成長したなぁと安堵しました。
試験に合格するまでは、会社で仕事を終えたあと夜間や休日の専門学校に通い途中挫折せずに最期迄頑張った努力には頭が下がりました。
(息子)〇〇と(妻)〇〇と私の三人で暮らした二十数年間､私は本当に幸せでした。
生まれてきてくれて､ありがとう。
この先､私は(妻)〇〇と二人の生活に戻り少し寂しい気持ちになりますが、人生を楽しみます。
末永く二人幸せに暮らせますように。
2023．12．吉日
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