ヘアオイルの選び方!タイプ別の違いや使い方も解説
傷んだ髪をケアし、サラサラでつやとまとまりのある髪にしてくれるヘアオイル。「種類が多すぎてどれを選べば良いのかわからない」とお困りではありませんか?
そこで当記事では、上手な選び方と違いや使い方まで徹底的に解説します。髪にお悩みをお持ちの方はぜひチェックしてみて下さい。
自分にぴったりなヘアオイルを見つけ、美しい髪を手に入れましょう!
ヘアオイルとは?
ヘアオイルとは、髪につけることでうるおいを与え、保つ働きをするオイルのことです。美容室でのトリートメントや、ヘアセットをするときのヘアケア剤としても使われています。
ヘアオイルの主な成分は油なため、「ベタベタするのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、使い心地はサラッとしたものが多いため、ベタつきが気になる方でも安心して使用できます。
ヘアオイルで期待できる効果
ヘアオイルで期待できる具体的な効果は、下記に挙げる3点です。
うるおいのあるしなやかな髪になる
髪がまとまりやすくなりスタイリングしやすくなる
香りによるリラックス効果
うるおいのあるしなやかな髪になる
ヘアオイルで髪表面をコーティングすることで乾燥を防ぎ、うるおいのあるしなやかな髪へ導くことができます。
髪がパサつく原因は髪の乾燥です。ドライヤーの熱や紫外線、摩擦などのダメージを受けると、髪表面の細胞が破壊され、水分が流れ出て乾燥してしまいます。
ヘアオイルで髪表面をコーティングすることで、ダメージから守り乾燥を防ぎます。その結果、みずみずしく手触りの良い質感が生まれるでしょう。
髪がまとまりやすくなりスタイリングしやすくなる
ヘアオイルをつけることで、髪がしっとりしてまとまりやすくなり、スタイリングしやすくなります。
髪が広がりやすい雨の日にボリュームをおさえたいとき、自然なウェットヘアスタイルをつくりたいとき、またくせ毛やかたい髪質で髪がまとまりにくいとお悩みの方におすすめです。
ワックスを使用しているけど、いまいちスタイリングがうまくいかないという方も、ぜひヘアオイルをスタイリング剤として使ってみてください。
良い香りでリラックスできる
ヘアオイルは香りが良く、リラックス効果を期待できるのも魅力です。好みの香りで癒されることはもちろん、中には時間が経つにつれて香りが変化するものもあり、楽しみながら使うことができます。
無香料タイプものは、香料タイプのものより香りがやわらかいため、強い香りが苦手な方におすすめです。そのときの気分やシチュエーションで、色々と使い分けてみると良いでしょう。
ヘアオイルの選び方
ヘアオイルを選ぶときは、髪の悩みや目指す仕上がりに合わせて、使いやすいものを選ぶことが大切です。
ポイントは下記の2つです。
オイルの種類で選ぶ
髪質に合わせて選ぶ
オイルの種類で選ぶ
ヘアオイルの種類には、大きく分けて植物性・動物性・鉱物性の3つがあります。
植物性オイル
植物性のヘアオイルは、主なものとして、椿油、ホホバオイル、ひまわりオイル・アルガンオイルなどがあります。ベタつきにくく、サラッとした仕上がりになるのが特徴です。
植物由来のため肌に優しく、補修成分が含まれているので、ダメージ補修をしたい方にもおすすめです。
ただし、酸化しやすいため、保管や取り扱いには注意が必要です。
動物性オイル
動物性のヘアオイルは、馬やサメからとれるオイルです。馬の皮下脂肪からとれる馬油や、深海ザメの肝臓からとれるスクワランがあります。しっとりと重めの仕上がりになるのが特徴です。
肌にもよく浸透するためしっかり潤いやすく、揮発しにくいため、乾燥による髪のパサつきが気になる方に向いています。
ただし、つけすぎるとベタついてしまうため、使用量には注意が必要です。
鉱物性オイル
鉱物性のヘアオイルは、石油やプラスチックを作るときに出る廃油がもとになっているオイルです。廃油と聞くと安全性が心配になってしまいますが、純度の高い油を使用しているため、安心して使うことができます。
タイプとしてはベビーオイルやミネラルオイルなどがあり、サラッと指通りが良く、つやがある仕上がりになるのが特徴です。肌へは浸透せず、髪の表面をコーティングする働きをします。
また、他のタイプに比べて安価なので、コスパ良く髪をダメージから守りたいという方におすすめです。
髪質にあわせて選ぶ
ヘアオイルにはテクスチャーによる違いもあり、自分の髪質にあったものを選ぶことが大切です。
髪が太い・量が多い・くせが強い髪質の方には、ボリュームがおさえられる、トロっとした重めのものがおすすめです。
一方で髪が細い・量が少ない・やわらかい髪質の方は、髪がつぶれてしまわないよう、サラッとした軽めのものを選びましょう。
ヘアオイルの使い方
ヘアオイルの効果を最大限引き出すために、正しい使い方を確認していきましょう。
以下が、ヘアオイルを使用する際の大まかな手順です。
入浴後にタオルドライである程度乾かす
ショートの方は1~2滴、ロングの方は3~4滴を手のひらに取りこすり合わせる
ダメージが多い毛先・中間・根元の順にオイルをもみ込みむ
ドライヤーで乾かす
最後に1滴程度のごく少量を髪全体になじませる
シャンプーやトリートメントに混ぜたり、スタイリングの最後に仕上げとして使うのもおすすめです。いずれの場合でもベタつを防ぐために、量を加減して使うことが大切です。
もしつけすぎてしまった場合は水で洗い流すか、時間がないときは水スプレーでも効果があります。洗い流したあと、タオルドライ・ドライヤーをしてオイルをつけなおしましょう。
まとめ
ヘアオイルには植物性、動物性、鉱物性の3種類があり、テクスチャーも違いがあります。
毛量や髪質に一番効果的なものを選ぶために、それぞれの特徴を知ることが大切です。
最適なヘアオイルを使用し、正しい方法でケアをすることで、美しい髪を手に入れられることでしょう。
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