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2級建築士試験にも出る!公共建築の床面積とゾーニングについて

こんにちは!

ぷもんです。


2級建築士試験対策シリーズ公共建築について書きます。

公共建築とは学校、保育園、図書館などの教育施設や
劇場、博物館、美術館、映画館などの文化施設などがあります。


用途が様々なので問われる内容もバラバラなのですが
「床面積」と「ゾーニング」に関する問題は共通して出ています。

今回はよく出る「床面積」と「ゾーニング」について書きます。


まずは「床面積」からです。
建物の種類によって建築の用途や利用者が異なるので建物の床面積も変わります。

過去の試験で出たのは
図書室観覧室(書架を除く)→1人あたり1.6〜3.0㎡
小、中学校の普通教育→1人あたり1.2〜2.0㎡
保育室→1人あたり1.98㎡〜
映画館→1人当たり0.7㎡(通路あり)、0.5㎡(通路なし)
美術館→展示室30〜50%、収蔵部門5〜15%、
              調査研究部門2〜10%、その他20〜55%
などです。

建物の用途別に覚えるとバラバラで覚えにくいので
固めて一気に覚えるといいと思います。


次は「ゾーニング」についてです。
ゾーニングとは用途別に部屋などを配置していくことです。

過去の試験では
美術館→ミュージアムショップをエントランスホールに面して配置
   (ミュージアムショップの混雑が
    他の活動の邪魔にならないように出入口の近くへ)
   →研究部門と収蔵部門を近接させる
   (研究対象を不必要に移動させなくて済むように)
コミュニティセンター→図書館、会議場と体育館、実習室は離して配置
           (静かな場所、騒がしい場所を分ける)
保育室→昼寝、食事の場を分ける
    (衛生面を考慮する)
などが出ています。

かっこの中に書いた理由を意識すると納得感があって頭に入りやすいです。


この他にも
コンサートホールの会場の形式や日本画の展示の際の照度など
その建物ごとの用途によって問われることが変わるものもありますが
まとめて覚えれるところはまとめて覚える方が捗りますね!


今回は公共建築の床面積とゾーニングについて書きました!
床面積やゾーニングに関する知識は
設計課題でも生かせそうでとても勉強になりました。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

ぷもんでした!

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