2級建築士試験対策シリーズ 屋外気候について
こんにちは!
ぷもんです。
2級建築士試験対策シリーズ
今回は屋外気候についてです。
屋外気候?となるかもしれませんが
気温や風など気候の中でも建築に関係しているものが
2級建築士の試験では屋外気候として出題されています。
今回も試験によく出ている3つの用語について書いて行きます。
・絶対湿度と相対湿度
1つ目は絶対湿度と相対湿度についてです。
絶対湿度とは空気中に含まれる水蒸気の絶対量を表したもので
快晴の日には日中に太陽がのぼると
地表面からの水蒸気蒸発でやや増加するけど
ほとんど変化していません。
これに対して、相対湿度は
飽和水蒸気量と空気中の水蒸気量の比率から求まるもので
日中、太陽がのぼり気温が上がると
空気中の水蒸気量よりも
気温の上昇による法話水蒸気圧の方が飛躍的に上がるので
相対湿度は低くなります。
絶対湿度、相対湿度については
平成24年から30年までの試験で28年以外ずっと出ているので
かなり重要です!
・ヒートアイランド現象
2つ目はヒートアイランド現象についてです。
これは学校の社会の授業で習った方も多いのではないでしょうか?
都市部の気温が郊外よりも島状に高くなることを
島の形からヒートアイランド現象と言います。
原因は郊外より都市部が
・建築物や自動車による排熱が多い
・建築や舗装道路への日射の蓄熱量が多い
・緑地や水面が少ないので蒸発冷却効果が低下する
などがあります。
ヒートアイランドの問題ではこの原因が重要で
二酸化炭素の発生の増加が直接的な原因ではない!
ということが試験で問われます。
・海岸地方の風
3つ目は海岸地方の風
つまり、海岸近くの場所での日中と夜間の風の向きの違いについてです。
海の方が熱しにくく、冷めにくい
陸の方が熱しやすく、冷めやすい
という性質があります。
なので、日中は陸の方が早く暖かくなり
陸の暖かくなった空気が上昇し
そこに海の空気が流れ込むことで海から陸へ風が吹きます。
夜は陸の方が早く気温が下がり
海の暖かい空気が上昇し
そこに陸の空気が流れ込むことで陸から海へ風が吹くという
日中と逆のことが起こります。
これは忘れてしまっても
海の方が熱しにくく、冷めにくい
陸の方が熱しやすく、冷めやすい
という性質と
暖かい空気は上昇し、冷たい空気は沈むという
空気の対流についての知識があれば思い出せると思うので
理由も合わせて理解しておくのがいいと思います。
今回は
・絶対湿度と相対湿度
・ヒートアイランド現象
・海岸地方の風
の3つについて書きました。
そんなに難しくなくて得点のチャンスなので
しっかり覚えます!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ぷもんでした!
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