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(個人)Vtuber(準備中)のためのSNS運用術 前編

 記事を2本仕上げやりきった気持ちになった私は、友人に対して「記事頑張って書いてみた!見てみて!」と大はしゃぎで頼んでみた。褒めてもらえると思ったからだ。
 しかし現実は非常である。いくつかダメ出しをされたが特に致命的と言われた「SNS運用で~って言ってるけど具体的な方法を自分自身で提示していないのが良くない」についてなんとかするためここで記事を書こうと思う。ここで書いておけば以前の記事も今後の記事も、この記事に誘導すればいいからである。
 あと読みづらい、目が滑るって言われたから少しでも読みやすいように気をつけます。


はじめに

 最初に言わなければならないことがあり、私にとってのVtuberが利用するSNSの筆頭で定番といえばX(旧Twitter)であり、以前より今に至るまで台頭してきているTiktokを利用したプロモーションについては殆ど研究していなければそもそも学んでもいない。
 よってSNS運用術と聞いてTiktokなど、X以外の運用方法を見に来てくださったのであれば残念ながら現状お力になることは出来ない。大変申し訳無い。
 もしもXの基本的な運用方法や、私自身の考えるやり方にご興味があればぜひ見ていってくだされば嬉しいです。
 また運用方法は人によって、またそのタイミングによって適切なものが変わり、適切に行ったとしても上手くいかない場合があります。この記事はあくまでネットに転がっている一つの情報としての参考に留め、Xの運用を実行する際はご自身で最適だと思う方法で行ってください。

Vtuber準備中の基本、SNS運用

 VtuberにとってのSNS運用そのものについてどんなものか、ここから先では例としてあなたは一切の後ろ盾など下地がなく、個人で新しくデビューする予定で、新しくSNSアカウント(今後この記事ではSNSと言っている時は基本Xのこととしてお話します。)を開設するVtuberであるとして説明していきたいと思います。
 あなた、と記載があれば基本的にはこの条件の対象の方か、あるいはこの条件の方が進んだ先の事を指すと思ってください。

SNS運用って何のためにするの?

 準備中のVtuberにとってのSNS運用とはSNSを利用し、同じSNSを利用している他のユーザーに対して自身を周知させるのが主なものです。
 するべきことや主目的以外の副次的な目的も多数ありますが、少なくともVtuber準備中の看板を掲げているのであれば最終的な目的は"配信まで足を運んでくれる、あるいは動画を視聴してくれるユーザー"を作るためであり、様々な手段で自身の周知をしたりファンを作っていくものです。

ユーザーって何?ファンと分けてるけどどういうこと?

 私が指すユーザーとはSNSの利用者であり、配信まで来てくれるユーザーというのはSNSを利用している他、配信プラットフォームまで訪れてくれるユーザーということです。ファンとは非なるものであり、ユーザーはその時点ではあなたのファンとは限りません。
 この区分けはあくまで私にとってはであり、配信まで訪れてくれればファンだとする方もいらっしゃいますが、実際のところ殆どの場合において、Vtuberのファンは見た瞬間ファンになるわけではなく見つけたコンテンツの一つとしてそのVtuberが気に入り、ファンになっていくものです。

自分を見てくれるSNSユーザーが増えればいい?

 基本的な考えはそうなります。特にそのうち、あなたのファンになってくれる可能性のある方が増えるのが好ましいのですが、見分けるのはとても難しいです。
 またあなたを見てくれているユーザーがあなたのファンになるまでの期間にはとても大きな個人差があります。
 姿を見たその日にファンになってくれる方も居れば、数日から数週間の交流を経て気づいたらファンになっている方、長いスパンで言えば徐々に生活の中にあなたが浸透してきて数ヶ月単位で気づいたらファンという事もありますし、あまり交流はしていないがあなたの発信を見ているだけで満たされてファンになっているという事もあります。

 つまり短期的にはファンになってくれる様子がなくとも、あらゆる人に将来あなたのファンとなる可能性はあるということです。
 しかしデビューまでに取れる戦略期間は人によって違いますし、一人のファンを獲得するための労力も相手によって変わってきます。どのような対象を視聴者としてのターゲットと見据え、ファンになってもらいに行くかは自身で選ぶ必要があります。

相対的ファン、絶対的ファン

 次にファンじゃなかった方がファンに変わる理由についてや、書いていきたいと思います。
 そもそもファンとは?というお話ですが、これについては明確に"このVtuberがいい"と、思ってくれている人です。
 単推し、複数推しの1人、最推しなどファンにより好きな推しとして複数の形態がありますが、ひとまずこれら全てを包括してファンとします。その上で以下をお読みください。

相対的にファン

 相対的にファンとは、私の考えでは比較対象が二種類に分かれています。
 まず1つ目が、Vtuberというものが好きで、他のVtuberさんと比較して特にあなたがいい、と思ったというものです。これは既存のVtuberさんのファンに多く、他のVtuberさんを多数見てきた、あるいは現在進行系で他の推しがいるが、その上であなたの何かが好きである、という理由でファンになるというものです。

 2つ目は、Vtuberを娯楽やコンテンツの1つであるという捉え方で、比較対象は他のVtuberではなくこの世のあらゆる娯楽となります。その上であなたがその方にとって非常に満足感が高いコンテンツであった結果、あなたのファンになるというものです。

絶対的にファン

 絶対的なファンはあなたを他のVtuberやコンテンツとの比較をすることはありませんが、最初から絶対的ファンであるということは基本的には無いでしょう。
 はじめは相対的な評価によりファンとなり、そのうちにあなた自身の魅力やあなたが発信する内容などにより、他のVtuberや娯楽を探す必要がなくなってくる、あるいは他のコンテンツなどに手を出しても平行してあなたの優先度が下がることがなくなるファンがいます。
 相対的なファンであれば自身より魅力的なVtuberやコンテンツが出れば離れていってしまう事もあるため、相対的なファンよりは絶対的なファンの方が嬉しいものなので、積極的にあなた自身の魅力をアピールして絶対的なファンになってもらうことを目指したいものです。

 ただし重要な事柄として、絶対的なファンになってくれたからといって何もしなくてもあなたのファンで居てくれるわけではなく、あなたが魅力的である限りの絶対的評価であるため、ファンに対して誠実であること、自身が魅力的で居続けることは必要となります。
 最終的にはあなたを推していれば安心、あなたの配信に来れば安心、裏切られることはない。と思ってもらい、その期待を裏切らないように行動をして絶対的ファンでいてもらい続けなければなりません。

それなら絶対的ファンがほしいんだけど、どうやって作るの?

 正直なところ狙って絶対的ファンは作れるものではなく、たくさんファンを作って活動を続けるうちに絶対的なファンが増えていけばいいな、あるいは相対的なファンが絶対的ファンに変わってくれればいいな、というものです。
 それでもあえて言うのであれば独自性や、それに加えて何かしらの特技があれば絶対的ファンは生まれやすいかと思います。

 その他、もともとVtuberのファンではなかった層をファンとして取り込んだ際。つまりそのファンの方にとって人生で初めての推しVtuberとなった際に、そのファンにとってVtuberとしての比較対象が居ないため自動的にVtuberの中では唯一の存在となります。
 この状態では娯楽としての絶対評価ではありませんが、そのファンの方が気に入ったのがVtuberではなくあなた自身であった場合、他のVtuberと比較されることがなく、Vtuberの中では絶対的な存在となります。

 もちろんその上で他の娯楽と戦う必要はありますが、あなたの配信に来れば確実に楽しめる、安心出来る。そう思ってもらえればあなたの配信に来てくれる優先度は自然と上がっていくと思います。

SNS運用って何をしたらいいの?

 まず、基本的な目的は行動順に以下のようなものになります。

  1. 存在を知ってもらう

  2. 自身の魅力を知ってもらう

  3. 自身のファンになってもらう

 以上です。これに加えて別途目的を設定する方や、そのために他の行動を要する方も居るかと思いますが、これが基本中の基本だと思います。
 順を追って説明していきますが、やり方を知らずに失敗する方も多くいるため、悪い例や特異な例を含めて紹介していきます。
 また上の方でお話しておりますが、変わった言い回しなどがない限りSNSといえば主にXであると考えてください。

存在を知ってもらう

 兎にも角にも、まずはあなたという存在をSNSを利用しているユーザーに知ってもらわなければなりません。
 特殊な戦略を取る方も居るかとは思いますが、基本的にはまずはXのアカウントを作成しプロフィールを作成。その後Xにて初ポストを投稿します。この初ポストは当面固定して使いますので内容には特に注意する必要があります。

プロフィールの作成

 まずプロフィールですが、現段階で決まっていることをわかりやすく記載してください。
 重要なことから、まず先んじて主として配信する予定の配信プラットフォームのアカウントも作成し、URL欄にはそれを入れておいてください。あなたのプロフィールを踏んでくれた方が登録してくれる経路を用意しておかない理由はありません。またアイコンについてはすでに姿が存在するのであれば立ち絵、あるいはキービジュアルがあればいずれかのうち最も訴求力のある顔のアップをおすすめします。

 次に、夢の無い話ではありますが、契約上などの理由でクリエーター様のお名前の掲載が必要な場合はきちんと掲載してください。掲載が必須ではない場合は自由ですが、逆にもし非公開を希望されている場合は当然ですが掲載しないでください。
 それ以外のスペースは、使用する予定のタグがすでに決まっているのであれば掲載し、それ以外のスペースは可能な限り自身を魅力的に見せる紹介文を入れてください。

 他何かしらの都合でリンクを添付したい場合はプロフィール欄に入れてください。URL欄に配信プラットフォームのリンクを入れるのは一般的に1番来て欲しいのは配信プラットフォームのチャンネルかと思いますので、そこへ1ステップで飛べるようにするためです。
 一番来てほしい場所までの経路は可能な限り複雑にしないほうが良いという理由ですが、何かしらの理由で最も飛んで欲しいのが別の外部サイトであればそちらをURL欄に入れても構いません。

初ポストの作成

 まず、自身の活動する姿の画像について、特に理由がなければ添付したほうが良いです。この場合の理由で想定出来るものは"姿がまだ仕上がっていない"、"シルエット公開チャレンジをしたい"あたりでしょうか。その他にも思い浮かびますが基本的にはこのあたりだと思います。
 自身の姿が仕上がっていないのであれば、将来Vtuberになることを魅力の担保として純粋なSNS運用力で戦う事になります。絶対に無しとは言いませんがこの後の難易度は上がります。
 シルエット公開チャレンジについては、賛否ありますが後述する戦略の一つが使いやすくなるため、無しではないかと思います。また一部の界隈では積極的に行われています。

 内容については、初ポストからVtuberさんを発掘する熱心なVtuberファンの方に届けるために推奨する開始の語句が"はじめまして"あるいは"初めまして"です。"初ポスト"も有力候補ですが、固定にすることを考えるとこちらについては実際の初ポストの後、あるいは翌日に"初ポスト"から始まるポストを行ったほうが固定ポストが綺麗になります。
 次にタグですが、これに関しても賛否ありますが、私は最低限付けたほうが良いと思っています。これに関しては同業者の方や新規Vtuberの発掘をしようとする方に見つけてもらうために"#Vtuber""#Vtuber準備中""#新人Vtuber"あたりの中から1~3つほど入れたほうが良いと思います。

 アルゴリズムが~おすすめに~と言われたりしますが、そもそも下地がない新規アカウントのツイートがおすすめに乗ることは基本的にないため安心してください。乗るような時はすでにバズってます。
 その他の内容はあなたのキャラクター性により、自身の魅力を最大限伝える文章を作成してください。急ぎでなければ一度寝かして翌日もう一度見て修正するなど、時間をかけてでも最高のポストを作成してください。

認知してもらうために

 初ポストを投稿したら次はあなたを周知してもらうために本格的にSNS運用と呼ばれるものを始めていきます。
 まず知っておいてほしいことが、初投稿が勝手に伸びるということは極めて稀で、伸びる例は今まで存在しなかった革新的な要素などでバズっているか、超有名イラストレーター様の紹介による絵柄のファン、あるいはすでにインフルエンサーである方の紹介など、他者の周知あってのものです。
 もしそのような事情が無い限りはあなた自身がSNSを利用して運用していく事になります。(運用代行等のサービスを利用しない限り。)
 あなたが他者と関わる事によって徐々におすすめなどに出やすくなったり、あなたが関わった相手がさらにあなたに興味を持つことにより、あなたを徐々に世界に認知させて行くのです。

営業活動-対同業者編

 まず、具体的な営業方法として、最もかける労力に対しリターンの比率が大きいのが同業者への挨拶周りです。
 これは特定の売り方(具体的にはガチ恋売りや異性遮断売り)をしていくと取りづらい、あるいは対象の限られる方法ですが、非常に大きなメリットがあります。具体的に取る行動は以下のものです。 

  • 同業者の固定ポストへのいいね周り

  • 同業者を先んじてフォローし、返ってきたらお礼のリプライをする

  • 同業者のポストへリプライをする

あたりになります。もちろん他にもありますが今回はこの3点について解説します。


 同業者への固定ポストへのいいね周りとは、読んで字の通り他のVtuberさんの固定ポストにいいねをして回る行動です。
 対象は準備中から新人、ベテランの方まであらゆるVtuberさんになりますが、最も効果が期待できるのは準備中、中でもシルエット公開チャレンジを行っている方となります。相手にとってもメリットですし、全員が全員ではありませんがいいね返しやそれ以上も期待できますし、もしこちらもシルエット公開チャレンジをしているのであればリアクションによる進行も期待出来ます。
 いいねだけでなく、それ以外の事もしてもらった時の返報はあなたの自由ですが、戦略上行わない、行いたく無い等の理由がある事以外は返したほうが他人の目に留まる可能性が上がり、それによりあなたと交流したいという方に認知されれば更にメリットとなります。


 次に同業者のフォローですが、これも確実に返ってくるものではなく、返ってくる事を期待して行うものになります。
 フォローを返さなかった結果解除をする事を嫌うユーザーやVtuberも居るため、全方向から絶対に嫌われたくない場合は行わない、あるいは確実にフォロバしてくれそうな相手にのみ行うなどの必要性が出てきます。

 FF比率が~アルゴリズムが~と言われたりしますが、少なくとも過去公開されていたソースコードを見る限りXのスコアはフォロー2500人までは影響しません。(現状変わっておりましたら申し訳ありません。)またFF比が高いほうが魅力的なアカウントに見えるという話も聞いたことがありますが、私が過去個人的に行ったVtuberのファンへの調査で、推すのにTwitter(現X)のFF比率は気にしないという方が9割超でした。(取った場やタイミングにより変わることを否定はしないため、今現在違っていたら申し訳ありません。

 話を戻しますが、この行動はフォローが返ってきたことをきっかけに交流を出来る事が基本的なメリットとなります。
 他副次的なメリットとして、Vtuberのフォロー欄から別のVtuberを探すという層も一定層おり、アイコンが気に入られればプロフィールを開いてもらえる可能性が生まれます。


 最後の同業者へのポストへのリプライをするについては上記二つと比べると汎用性が低く、リプライを求めている立ち絵公開チャレンジに対して主に行うものになります。
 これについては相手にとっても大きな利であるため、お相手の戦略上あなたに対してリプ返を行わない方針である、あるいは逆にSNS運用や戦略を特に考えていないというものがない限りはお相手からのリプ返が期待でき、認知の向上に繋がるものとなります。

 他にはバズっているツイートに対して自分の触れられる話題であればリプライを送るなどです。こちらインプレゾンビと言われるものと同様の行為あり、現在の実情全く関係のない第三者からとても嫌われますので基本的におすすめできませんが、あなたの活動にマッチするものを見かけてどうしても乗りたい場合はやってもいいと思います。
 もし身近な人がバズっていれば自然に乗れますので、そういった面でもフォローを増やすなど交流を増やしておくのは有効です。


 以上が先程あげた、主に同業者に対する営業です。
 同業者に対する営業で間違えては行けないのは、同業者その人を自身のファンにするのではなく、同業者との交流により自身をの認知を広げていくものになります。

 なおデメリットとして営業をかけられても気にしない方もいれば交流する気の無い営業は嫌だなという方、そもそも営業をかけられるのが大嫌いという方まで居ます。
 ただしこれはこのあとお話する潜在的ファンを探して行う営業でも同様であり、それを恐れて何も行わなければなにかが起きない限りは本当にファンの獲得が難しいどころか、あなたを知る人もなかなか増えません。
 もし恐れるのであれば、嫌われる確率は0には出来ずとも、嫌われづらい丁寧な営業を行いましょう。

営業活動-対潜在的リスナー編

 次に将来的にリスナーになってくれそうな人に対して直接営業をかける方法です。
 こちらは少々複雑になってくるのですが、こちらは存在を知ってもらう編のため、まずは認知をしてもらうための行動を紹介します。具体的な手順として、

(1) 自身を知り、自身がどう活動していくか、どう売り込むか決める
(2) 自身を見てくれそうなユーザー、見て欲しいユーザーを捉える
(3) (2)で定めたユーザーに対し、直接アクションをかける

以上の3点となります。順に説明をします。


 (1)ですが、ここまで来た時点で方針はすでに決めていると思います。例えばガチ恋営業を行う、ゲーマー売りをする、イラストレーター系として活動していく、などです。特にそれ以上はありません。


 (2)では(1)で行う活動方針を元に自身を見てくれそう、見て欲しいユーザーをXの検索機能などを用いて探します。
 ただし非常に重要な大前提として既存のVtuberを単推ししている気配のある方、Vtuberという存在を嫌っている方に対してはアクションをかけないように極力気をつける必要があります。

 理由としては前者はあなたを見に来てくれる可能性が低く、営業を行うコストに対してリターンがある可能性が極めて低いです。後者はミュートやブロックをされるなどが積み重なりスパムアカウント認定されてしまうと今後の営業の通知が当面飛ばなくなるなど非常に大きなデメリットが存在します。
 前者についてはプロフィールやポストの内容を少し見れば見抜ける可能性は高いですが、後者については見抜くのが難しいです。リスクを少しでも減らすためにも攻撃的な内容のポストをしていたり、過激なポストをリポストしているユーザーは避けるのが無難です。

 対象はゲーマー売りをするのであれば主にプレイする予定のゲームの感想やスクショをポストしている方のうち可能であればタグ付きポストをしている方、イラストレーター系であればイラストレーター界隈で使われるタグでツイートしている方や、あなたが興味のあるジャンルの界隈のタグ付きポストあたりです。
 ガチ恋売りは対象となる方を探すのが難しいです。Xのいいね欄封鎖でより難しくなったと思います。基本的にはあなたのポストにいいねをくれた方に対して再度いいねをしに行く、リプライを送るなどで積極的に絡みに行くのが近道だとは思います。その他あなたが話せるジャンル、例えばアニメやゲーム等の感想ポストにいいねをしに行くなども有効です。
 他の売り込み方でも同様に、自身の活動に対して興味を持ってくれそうなユーザーを探していってください。

 そして対象となる方を見つけたらリストを非公開で作成し、反応を得られたら反応が良かった人、反応が芳しくなかった人などと分けて、あなたに好意的な方と積極的に交流をしましょう。一方反応が芳しくなかった方には追加でアクションをかけ、反応が変わらなければあなたの戦略に応じて諦めるか続けるか選択してください。
 またリストについて非公開で確認する以外にも、公開リストを作成し入りたい人を集うのも効果的です。直接的にあなたに関わって欲しいユーザーとなるので、あなたも興味を持って積極的に見ていきましょう。


 (3)については(2)の中で若干説明してしまいましたが、最終的に作成したリスト内のユーザーに対して継続的にアクションをかけます。
 もちろんリストに居ないユーザーからアクションがくればリアクションをし、リストに入ってもらいます。

 また(2)の最後では公開リストのみの話のようにしてしまいましたが、あなたに対して行動してくれる人はすでにファンか、ファンの候補筆頭です。
 自身に興味を持ってもらうために、あなたも相手に対してファンを持つことが大事です。お名前やリプをくれる頻度はもちろん、可能であれば趣味や過去に出た話題なども覚えましょう。
 もし覚えられないというのであればメモ書きしたりエクセルでリストを作って管理してでもすぐに引き出せるようにしてください。大事な大事なあなたの初期ファンになってくれる可能性のある方々です。必ず興味を持ってください。
 大げさな、と思うかもしれません。労力もかかります。それでも、対応相手の母数が本当に対応出来ないなどの状況にならない限り、あなたに積極的にアクションをしてくれる方については興味を持ち対応し続けてください。

営業活動-企画応募編

 その他、企画系ツイートに対して応募するのも認知の拡大に有効です。
 特に応募しやすく効果も高くリターンまである企画で言えば、Vtuberさんお絵描きさせてくださいや、ロゴ作り練習させてくださいのような企画です。(後者についてはロゴを持っていれば応募を控えたほうが無難です。)

 例えばお絵描き企画はリプライで立ち絵を送ってくださいという事が多く、この形式であれば

  • リプライ欄をで応募リプライ見た人に自身の姿付きで宣伝が出来る

  • 描く対象に選ばれた場合企画者さんのツイートで更に宣伝される

  • 描いてもらったイラストを活動で使用できる事がある(要条件確認)

 一本の応募で自身の姿を興味を持って開いた人に宣伝が出来て、更にもし選ばれた場合は追加で大きなメリットを受けられるため基本的には応募し得です。

 稀にSNSの意見で企画への応募を多数行っているVtuberに対する苦言のようなものを見かけますが、企画への応募は応募者にとって得なだけでなく企画者にとっても宣伝効果が高いため気にしなくて構わないと思います。
 もちろん、自身の戦略などでブランド力を最重要視する場合は応募する企画は検討したほうが良いかと思いますが、メリットが大きいのも事実です。

おわりに

 実をいうと今回一本の記事にするつもりだったんですがすでに字数が1万字に近づいてきたため急遽分ける事にしました。そこで前編はここで終わりにし後編で残りの二つである、
 2.自身の魅力を知ってもらう
 3.自身のファンになってもらう
 について書いていきたいと思います。
 流石に後編で終わらせるつもりですが万が一魅力を知ってもらう編が長くなりすぎたら中編になるかもしれません。想定する長さであれば大丈夫だと思いますが念のため。

 そして、毎回お決まりですがこの手法が全てではなく、この通り行ったから上手くいくものを保証するものでもありません。実際に実行する際はネットに転がってる情報の一つとして参考にする程度にしてください。

 以上です。次回の記事も読んでくれると嬉しいです。
 またスキやフォローしてもらえると私が嬉しくなるためぜひお願いします。



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