精神科に行こう⑧「ぶいえす、しゅじい」

どうも、躁王です。え、躁王って何かですか?

躁の、王です。

という訳で目下、一時もじっとしていられない最中の状態となっております。この記事を書き始めた時間、こちら4月25日(日)の23時ちょうどとなっております。自分の今の状態を知るためにタイムアタックに挑戦してみようと思います。はい、よーいスタート。

先日あまりに暖かいのと快調なので、ふと海が見たくなった。ただ海を見てたんじゃ躁王の名折れだ。そうだ。食べ物を採取しよう。

ということで本日、広島県某所まで潮干狩りに行ってきました。春の大潮なので当然のこと、狙いはタダで掘れるアサリだ。貝はいい。採るのも一つのアトラクション。食べて美味しい。僕たち山の民が最も海を楽しむ方法の一つだろう。

僕のいつもの急な思いつきにも付き合ってくれる地元の同級生たちに緊急召集をかけた結果、2家族が同行してくれた。いつもありがとう。日本一やお前ら!

数日前から今日の潮干狩りが楽しみ過ぎて準備にも気合いが入った。主にホームセンターと100均で道具を揃えたら五千円ぐらいかかってしまった。漁師が採るぐらい頑張らないと赤字だ。オナシャス!センセンシャル!

ファッ!?アサリはどこ…?ここ…?

最初の頃こそ熊手を振るっては乱獲ギリギリの小さなアサリを狙っていたが、うちの嫁さんが手で砂地を漁っていたら捕まった原初のマテ貝(アダムと名付けよう)が捕獲されたら空気が変わった。

みんなマテ貝掘りに夢中になってしまってアサリが二の次になってしまった。こういうハプニング、大好き。

大人も子どももお姉さんも、みんなマテ貝ハンターとなってしまって、最終的な釣果?はご覧の通りとなった。いや~、疲れたけど楽しかったッス。前回マテ貝狙いで他所に行った時より全然爆釣?しました。

マテ貝は味だけで言ったらアサリに負ける。しかし採るときの楽しさは他では味わえない。何故か理由を知りたい人は僕が次にマテ貝掘りに行くときまでにご連絡ください。マテ貝掘りの神髄、教えちゃうよ!

という感じでそのままの勢いで先ほどまで今日の獲物を味わうための呑み会でした。大きな声では言いづらい。そんな世の中だから言いたい。やはり…三密くんを…、最高やな…!

躁王なので呑み会後の台所の片付けも余裕でした。今はウイニング風呂をキメながらこれを書いてます。


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新しい主治医となったKの病院の御曹司、O医師からは通院の度に僕の日課となっていた晩酌について叱られた。

「うちで処方している薬はアルコールとの食い合わせが悪いから効きが悪くなりますよ。お酒、やめましょう?」

「待ってください。僕は今とてもベストなコンディションじゃないけど、毎日を終えた後の一杯があるから何とかやれてるんです。」

「福品さん…、それは、アル中といいます…。」

こんな調子で全く両者とも譲らない。ちょっと待って!その基準でいったら地元の親交のある人ほぼ全員アル中なんですけど!

このようなやり取りを何度も繰り返しながら通院は続いていた。いつからだろう。僕が通院する度に嫁さんと母がそれぞれの立場から見た僕の様子をお手紙にして、O医師に渡すようになっていった。僕はポリシーとしてそれらの手紙の中身は見ない。僕に宛てられたものではないからだ。

だいたいにして医師という職種の方は頭の回転が早い。手紙も速読だ。僕も読書好きな方だから分かるが、普通の人から見たらあまりに早い様に見える手紙の黙読もきちんと読んでくれているのが見ていて分かった。

僕が失踪してから精神科に通院し始めた2017年の年はそうして過ぎていく。


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ここまで書いてジャスト30分。まずまずの調子みたいだ。

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