こぼれエッセイ「オリジナリティ」
まず、大前提として。
私はnoteでは基本的に、youtube動画や相手さまの合意があった上でのコラボを除いて、自分が1からつくったオリジナル作品しか投稿しない方針である。
だから、既存の漫画作品のキャラクターのイラストやマンガを発表することは、その方針に反する行為となる。
しかし今回、ゴールデンウィーク限定で、自分の過去の同人誌や、過去にブログに載せていた2次創作マンガやイラストを投稿した。
これは、ただ単純に、アニメ掲示板が盛り上がっているからお祭りに乗った、ということもあるが、それだけではない。
少し手前味噌のようになってしまって申し訳ないが、仮になんの説明もなくあれらの2次創作物をアップしたとしても、ふだん自分の投稿を見てくれている人なら、まぎれもなく自分が描いたものだとわかってくださると思う。
だって、あれらの「ギャグの入れ方」や「絵柄」や「見せ方」は、自分でつくったものだから。既存のキャラクターや設定を用いているとはいえ、単なる丸写しではない。
あえて、上から目線だと思われそうな言い方をして述べてしまうと………2次創作と言い張るなら、丸写しじゃないのは当然じゃないの?ということ。それを主張したかった。
Twitterやpixivやブログなら、あるいは、「模倣」をひとつの手法として極めるなら(noteにいらっしゃる方でいえば、田中圭一さんのような)良いと思う。そうでないのなら。
仮にも……(大袈裟な言い方だが)創作者を自称するなら(note内で「つくる側」を自称することは、それと同じと思う。アマチュアであっても)、「既存の○○に似てる」なんて、褒め言葉でもなんでもない。むしろそれは蔑称じゃね?とすら思う。
それに……………noteは、金銭が発生する。その支払い先は、その人にしか書けないもの、描けないもの、出せない雰囲気、だと思う。
あくまで、自分が他の人の有料noteやマガジンを購入する場合………その人でないとできないこと、に魅力を感じて、購入する。その人のオリジナリティ。
最近、新しく色々なnoterさんをフォローした。書道家さんを見つけた。素敵だ。
そもそもnoteには書道/手書きをアップする人口が少ないのだ。その、少ない人口の中で、(少なくとも私がフォローさせていただいている範囲内では)誰ひとり、同じアプローチではない。個性がある。だから、noteはおもしろい。
みんな、オリジナルのやりかたがあるから。
そもそも、noteはオリジナルを発表する場である。少なくとも自分はそう思っている。それを表明するために、グレーゾーンのものを、あえて投稿した。
今後、私がnoteで2次創作物を投稿することは(note内でのイベントやコラボを除いて)、無いだろう。
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