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5拍子とか7拍子とかでリズム的に自由に歌いたい人のためのTIPS整理してみた

どうも、ぴゅら子です!
こんな悩みはありませんか?

5拍子や7拍子の曲のメロディーを作ったっりソロを演奏するときに???

  • 「リズム的な引き出しが少ない」

  • 「いつも3-2のリズムに縛られている」

この記事ではそういった悩みから解き放たれるかもしれないアイデアを紹介します。

まずは、基本からいきましょう
5拍子とか7拍子って一口に言ってもいろんなパターンが考えられるということを整理しましょう。

5拍子について考えてみよう

5拍子ってさ5/4拍子もあれば、5/8拍子もあるけど
この記事ではその違いの定義とかは一旦どうでもよくて
いろんな5拍子があるってことをまずおさらいしたいです

「そんじゃまず、なんでもいいから5拍子で手を叩いてみてー」
これをみてドキってした人は、多分まだ5拍子を歌えてないと思うんですね

5拍子の曲を歌うってのと、5拍子を歌うってのは明確に違うものだと思います

ぴゅら子メモ

例えば
「5拍子の曲何か歌ってみて〜とか」
「この曲に合わせて手拍子叩いてみてー」

するとどうでしょう
歌えたり、叩けたりしますよね。

ここを、音楽の力を借りずに表現できるということが
一番最初の壁だと思っています
この壁を越えていきましょう!

5拍子を感じるための考え方

よく聞いてみて欲しいんですけど2つとも同じリズム的なモチーフが使用されています

付点4分音符二つと、4分音符二つで
たー たー たんたん
というリズムの繰り返し、これがこれらの曲における5拍子の感じ方のコア的なリズムです

もっと注目すると前半の付点4分音符二つの
たー たー
部分は4分音符3つ分の長さで
後半は4分音符2つ分
足して5拍子だという感じ
仕組みがわかったので歌う練習しましょうか

基本的な5拍子のパターンを歌う練習

まずは
12345と均等に手拍子をしてください
その中で
たー たー たん たん
歌ってみましょう

これは、できる人も多いと思います

これを手拍子と、カウントを逆にしてみてください
声で12345と均等にカウントしながら
手拍子で
たー たー たん たん

これができるとこのパターンの中で歌えるようになっていきます
そしてこの練習は5拍子だけでなくいろんなリズムトレーニングに有用です
そもそもリズム音痴ってなんだということを考えてみましょうか
音痴という言葉は今歌ってる音がわかんなくなっちゃうという状態です
方向音痴も今いる場所が分からなかったり、目的地が分からなくなったりすること
じゃあリズム音痴はというと、今自分が何拍目にいるののか感じられない状態です
これをボイスカウントすることで地図を見ながら進んでいくそんな感じになるわけですね

前半部分が6/8拍子的なアプローチで、後半に2拍くっついてきているということ
これが感覚に染みつけば、それに準じたフレーズを作ったり、ソロをすることもできるようになると思います。が、、、この記事の本題はここから先です。

じゃあこのいわゆる3-2 とかのリズムパターンから
どうやって抜け出すのかという話をしたいと思います

自由に歌うためのアプローチを考えよう

アクセントを変えよう!

3-2のリズムを8分音符にすると
タカタカタカ タカタカ
こんな感じになりますよね

これを
タカタカタ タカタカタ
とか
タカ タカタカタカタカ
みたいにアクセントの位置を変えます

さらに、複数の小節に跨いで演奏すると
タカタカ タカタカ タカタカ タカタカ タカタカ
これだったら、4拍子のようなフレーズが5つ使えそうだな
例えばターゲットがCだとして、完全4度上の音から
FGAC EF#GB EbFGBb DEF#A DbEbFAb と来て次の小節の頭でCに到着するとか
そんなフレーズが思いつきそうですね

タカ タカタカ タカタカタカ タカタカタカタカ
これなら、タカが1つづつ増えるなとかね
ドレ ドレミファ ドレミファソラ ドレミファソラシド
みたいにスケールをだんだん広げていくようなアイデアとか湧いてきそうですよね
インターバルをもっと広げていくと面白いアプローチもできそうです

こんな風にいろんなパターンを考えて練習しておくとそこそこ自由に弾けそうな気がしませんか?
あとはもうわかりますね?これをさっき紹介したやつです
ボイスカウントを取りながら手拍子して遊んでみてください!

さらに発展的なアプローチ

上記にアプローチは8分音符にアクセントを変える方法
つまり、音価の相対的な価値観は、元の5拍子に対して変わっていません
(なんかいい日本語で表現できてるか自信ないです)

さらに変形させる方法があります。
例を一つ挙げますと
5拍子を2つに割るという考え方です
つまり5拍子を2拍子のように捉える練習をしましょう
2.5+2.5という考え方です

この「2.5+2.5」を感じたまま、2.5拍をさらに半分に割ると5:4になります
あるいは3つに割ると5:6になります
そして、元の5拍子に戻る
そんな練習をやってみるといいと思います!この発想は、元の8分音符を主とした発想から大きく抜け出すことができるアイデアです

やってることは、3拍子を1.5拍で捉えて、さらに半分に割って4拍子に変えるやつと全く同じような考え方です
もっというと2拍3連符をトリガーにして両者の拍子を行き来するようなプレイの5拍子バージョンというだけです(簡単だね!)

特別にもう一個だけ例を挙げると
5拍子を1.5拍と 3.5拍に割ってそれぞれを2つに割ると???
このようなことをやれば、かなりたくさんの組み合わせを作ることができるとわかるでしょう!

ここまで読んでもらえたら
7拍子も4+3のバリエーションだし11拍子6+5のバリエーション
結局どんなに複雑になっても、やってることは同じことだとわかりますよね?
逆にいうと、4とか3が常に基礎としてついて回っていることにも気がつくでしょう

それではまた次回の記事でお会いしましょう
ばいばい

え?音源が欲しい?
この記事を読んでやってみたいと思ったらぜひDAWなどに向かって打ち込んでみるといいと思います!
今はいい時代です。機械を使って答え合わせが簡単にできる時代ですからね!


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