見出し画像

パラグアイと日本の子育て環境の違いについて



私の息子は2〜3歳はパラグアイの幼稚園、3歳〜現在は日本の保育園に通っています。

パラグアイと日本の違い


パラグアイでの子育ては、2歳では私立の幼稚園に通わすしか選択肢はありませんでした。(現在では公立も多少ある)
※4歳から公立の保育園に通わすことができます。
首都アスンシオン市中心部にある幼稚園を選びましたが、費用は驚くほど高額でした。富裕層だけが利用できる感じです。私の収入では半日分がやっとでした。

また、幼稚園が終わった午後からはどこに遊びに連れて行けば良いのか本当に困りました。パラグアイの暑さ、直射日光の強さ、治安などを考慮するとアスンシオンにある3つのショッピングモールに連れて行くだけとなっていました。曇りの日だけルケ市ある大型の公園連れて行きましたが、たくさんの人が集まるので非常に混雑の状態です。

日本での子育ては、児童手当、児童会館、子育て支援センター、保育料・給食が無償、子供の医療費が無料、綺麗で安全な公園、遊園地、ショッピングモール内の子供の遊びなど、比べ物にならない程のメリットがあります。残念ながら、パラグアイにはそのような子育て支援や遊び場はほとんどありません。
パラグアイは公立病院の医療費は無料ですが、非常に混雑しており朝一から順番待ちをしてナンバーカードを貰い、さらに順番が来るまで待つ必要があります。(病院によって電話の場合もあり。しかしながら受付時間と同時に何回も掛け直してやっと繋がる)その間に子供の体調が悪化するかもしれないので、ほぼ利用することはなかったです。

初めて見る虹

子供にはパラグアイでのんびりと成長してほしいと考えていましたが、現実は非常に厳しく、まだ小さい間は日本で暮らす事にしました。子供も日本の保育園の方が気に入っているので、しばらくは日本にとどまる予定でいます。

パラグアイでの子育てにかかった費用や内容を簡単にまとめました。興味のある方は購入をお願い致します。

ここから先は

926字 / 2画像

¥ 100

有益な情報を発信できるように全力を尽くします。