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旦那飯は韓国料理90 タットリタンと、韓国風レトルトと本場料理の違いのはなし

今日はヨガの日だから、晩御飯は旦那におまかせ。

 飾りシイタケに、今日も
気づかなかった(笑)

タットリタンはいつもアッという間になくなる!それだけ美味しいということだ。

チーズと韓国海苔で最強❗️

だからシメのピラフは、お腹いっぱいなのに食べてしまう。
とくに、とろけるチーズと、韓国海苔を混ぜ混ぜして食べるのが最高❗️やめられまへん❗️
今夜も満腹de感謝。ご馳走さまでした。

●韓国風という食べ物

旦那が本場の韓国料理を作ってくれるまでは、いわゆる「韓国風」の韓国料理を食べたり、レトルトものや、もどきなもので満足していた。

キムチ鍋やスンドゥブも、レトルトものを使っていた。便利だし、簡単に韓国料理を楽しめるのだから、一石二鳥だ。

しかし、本場の味を知ってしまうと「韓国風レトルト」に違和感を感じて食べられなくなってしまった。味がちがうのだ。

だからといって「韓国風」を否定するつもりはない。
それのほうが美味しいと感じるひともいるだろうし、好みの問題だ。

ただ私はホンモノを知ってしまっただけだ。
簡単なキムチチゲはタレをいれて、野菜、豚肉、キムチをいれたらOK!ではない。
キムチも浅漬けではだめだ。古漬けで酸っぱいくらいのものが最高!ものすごく深みがでるのだ。
でもこの古漬けキムチは日本で一般的に売られてるものでは再現できない。

特にキムチは、日本で作られたものは甘いというのか、深みがなくて、味が薄いからだ。

本場韓国でもキムチは家や店で味が違う。
当然美味しくないのもある。
旦那の友達から聞いた話では、料理が下手なお母さんだとやっぱりキムチもダメらしく、上手いお母さんはキムチ工場をたちあげた人もいるそうだ。

だいたい市場や食堂のものは、全体的に味が濃いめだ。
でも家庭の味は全体的にもう少し薄味だ。
韓国では日本より早く「웰빙」ウェルビーイング(well-being)が定着しているから、健康志向がすごい。
お店もヘルシー志向なところが多くなったし、味が濃いと健康にも悪そうだし、毎日の食事にはキツイからかなとも思う。

我が家では塩も韓国のものを使っているが、調味料も日本と微妙に味が違うし、韓国では野菜や果物も味がしっかりしているし、大きくかつ大量に売られていたりする。葉物野菜ももっと種類が多い。
違いがあるなかで本場の味を再現するのは、味を知っていないとできない。

日本のレトルトものは頑張っているけれど、やっぱり
どこか日本人向けな気がする。
まぁ、そうでないと万人に受けないし、売れないもんね。

だけど、いくらおいしいレトルトでも、出せないものがある。

「おいしいものを食べさせてあげたい」という気持ちが、つくる手から伝わる「ソンマ」がレトルトにはないからだ。

手間ひまかけてつくる韓国の料理にかかせない、最高のスパイス。
それが「ソンマ=手の味」だ。

韓国では「食」をとても大切にしている。
だから、挨拶も友達や親しい人とは「アンニョン」よりも
「パプモゴッソ?」ご飯食べた?と挨拶する。
韓国人の友達に聞いた話で、本当か嘘かはわからないけれど、
「韓国は昔貧しい国だったから、いつご飯が腹一杯食べられるかわからなかった。だから、食べられるときに食べておかないと生きていけなかった。そこから皆が「ご飯たべた?」と挨拶する習慣ができた。」
と言ってた。まぁ、今は飲んだり食べたりしながらコミュニケーションを深めるのが好きな韓国人だからこその挨拶になっているのだろうけれど…。
それを聞いてとても納得したのを覚えている。

そのとき「日本は勝ち組だからわからないでしょう」とも言われたのも印象深かった。
でも今の日本は負けている。下手したらいつご飯が食べられなくなるかわからない人も沢山いる。
とても不安定な政権で、国民のことを考えていなかったから、どんどん後進国になってきている。
そのうち日本でも「こんにちは」ではなく「ご飯食べた?」という挨拶のかわるのだろうか。。。








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