飛車を切る
角換わり4五桂急戦で横歩を取って飛車取りに角を打たれた局面。もちろん34の歩をかすめた時点で覚悟の上。
これで狙い通りなのだから有段者向けなんだろう。
あとは優勢から負けて凹むのも仕方ない人向け。
ここで飛車を切ると何が起こるのかを考える。
デメリットは飛車が相手の持ち駒になる。2九飛車とか隙があるので反動はまじきつい。
ではそれを上回るメリットがあるという事だ。
1.手番を取る
大駒を切り飛ばすと基本相手は手抜けない。同何とかと応じる必要がある。
そして局面図のように手番を使って角を打ったのにその後に飛車切りに同玉や同歩と応じさせる事で手番を奪う事ができる。
局面図では銀を奪うと同歩が桂当たりなので完全ではないが。
2.駒を空振らせる(遊ばせる)
また飛車を取るために駒を打たせると(この場合は角)目標が消えるため打った駒の価値が下る。
飛車を取るという目標は達成できたが、その後角が働くまでは時間がかかる。むしろ狙われる事すらある。
3.守りを崩す
金銀どちらを奪っても5三の効きが減るのだ。金を奪うと同玉と移動して効きが無くなり、銀を奪うと同歩で銀の効きが無くなる。
守りのカナ駒が減ると攻めるポイントが増える。
あとは相手が歩切れなどのスパイス合わせて▲1五角と打てば玉が金が離れれば飛車成りなので△3一玉に▲4四飛△同歩▲5三桂成や不成、または▲3二飛成△同玉▲4ニ金などで攻めていける。
さぁ飛車を切って殴ろう!
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