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【実体験】ライター(フリーランス)が報酬不払いに遭いやすいパターンと実際に解決した方法【クラウドソーシングと直接取引別】

ライターなどのフリーランス業をしていると、報酬を支払ってもらえないトラブルがたびたび発生するものです。
ライターだけではなくメディアディレクター、カメラマン、デザイナーやプログラマー、SEO対策業などでも同じでしょう。

私も経験上、クラウドソーシングでも直接取引でも「報酬未払いが発生しやすいパターン」があります。

今回は報酬が未払いになりやすいパターンと現実に私が解決してきた対処方法について解説していきます。
実際に私が体験した報酬未払い案件にもとづいてお話しするので、リアリティをもってお読み頂けると思います。元弁護士による債権回収のノウハウがどのようなものか関心を持って頂ける方は、是非一度お読み下さい。

1.報酬未払いが発生しやすいパターン


経験上、報酬未払いが発生しやすいのは以下のようなパターンです。クラウドソーシングのケースと直接取引のケースに分けて紹介します。

1-1.クラウドソーシング編
クラウドソーシングの場合、事前に仮入金してもらえるので報酬未払いは発生しないと思うかも知れませんが、以下のような場合には不払いが発生する可能性が高くなります。


後で計画変更する約束

当初は適当な金額で仮払いを行っておき、後から計画変更(条件変更)で金額を加算して報酬を確定する約束をするパターンです。納品後に相手の気が変わったり納品物にケチをつけられたりすると、計画変更してもらえないリスクが発生します。

相手がログインしないパターン
相手がクラウドソーシングに頻繁にログインしないので、こちらが納品しても放置されるパターンがあります。

後から相手がごね出すパターン
納品した後、相手が「こんな物では納得できない」とごね出すパターンです。もちろんライターに責任があればやむを得ませんが、ときにはモンスタークライアントも存在します。
こちらに責任がなくても「検収はできない。依頼をキャンセルしてほしい」などと言ってくるケースもあります。

1-2.直接取引編
直接取引では普通に未払いが発生しやすいです。最近気づいたことですが、以下の場合、さらにリスクが高まります。

間に広告会社が入っている
意外と「間に広告会社が挟まっているとき」に支払い漏れが発生しやすく要注意です。間に広告会社が入っていても、支払は本人同士で、というパターンです(広告会社が払うならあまり問題は発生しません)。

広告会社がきちんと相手に伝えていないのかどういう事情かわからないですが、何故か入金日になっても支払われないケースが多々あります。
こちらから相手に直接連絡することもできないので大変困ってしまいます。

2.未払いに遭った場合の対処方法


では未払いに遭ったらどのように対処すれば良いのでしょうか?すべて私の実体験にもとづいて実際に解決してきた実践的な方法をお話しします。

以下では上記で挙げたすべてのケースについて、実際に成功した解決方法を紹介していきます。ノウハウとして役立ててみてください。

2-1.計画変更してもらえないパターン
まず、クラウドソーシングで納品後、相手が計画変更してくれないパターンです。
この場合、

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17歳で重度の拒食症(摂食障害) 25年間苦しみ続けてきました。 必死で勉強して弁護士になりましたが病気が悪化して廃業 その後、在宅ライターになりましたが命の危機もあって入院中です 毎日入院日記を投稿中 よかったら闘病生活のサポート、お願いいたしますm(_ _)m