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【2021年版お笑い芸人の大型ルーキー10選!】デビュー・結成2年未満の新人芸人

おはようございます。ぷかおです。

M-1グランプリは錦鯉の優勝で幕を閉じ、いよいよ今年も終わりますね。

今年の賞レースは、波乱が多かった印象です。
そんな中、頭角を現した新星かがやく芸人が数多くいました。

今回紹介するのは、結成・デビュー2年目以内にしぼります。
つまり、2020年 or 2021年結成。
令和デビューの新世代から生まれる抜群のセンスは、斬新なユーモアを秘めています。

個人的に、最も注目株だと感じさせる10組を厳選しました。
古参になるなら今がチャンス!次世代のお笑い芸人を先取りしておきましょう!


ニゲルべ(吉本興業)

ニゲルべ

 2021年結成。清友(写真右)は、しばらくピン芸人として活動していた。そのネタ作り中に「コンビでもコントをやりたい」と感じたことがきっかけで、元ブービーバービーのつーこ(写真左)とコンビ活動を開始。
 メインはコントだが、漫才も得意としており、M-1グランプリでは初挑戦ながら準々決勝まで進出。常識からちょっとずれた設定から、起承転結の美しいネタを展開する。
 同期は、コロコロチキチキペッパーズやニッポンの社長。今回の10組の中だと結構先輩。現在はマンゲキの極に所属。


ケビンス(吉本興業)

ケビンス

 仁木恭平(写真左)は、北海道から上京後、ひみつスナイパー健などのコンビを経て、2021年にケビンスを結成。相方の山口コンボイ(写真右)は、身体能力が非常に高く、子どもの頃から短距離走やバスケで代表選手に選ばれてきた。漫才では、仁木がツッコミ、コンボイがボケを担当する。
 Ⅿ‐12021の3回戦と準々決勝のネタをスナップした「安定して高い跳躍力」の写真がTwitterでバズりまくり、23万いいね。コンボイの若干の暑苦しさに対して、仁木のクールさがよいコンビネーションを作り上げており、4年以内に売れっ子になると思わせるような華があるコンビである。

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オドるキネマ(吉本興業)

オドる

 神保町よしもとの看板。ネタパレニュースターパレード優勝、jimbochoグランプリ総合1位など、結成2年目にして実力が爆発したコンビ。
 特に胸キュンコントが大人気。鈴木バイダン(写真左)が乙女な大人女子「鈴子」を、南(写真右)が思考の読めない男を演じる。南の思わせぶりな態度に翻弄されてしまう鈴子さんが可愛く見えてしまう。キュンキュンと笑いを織り交ぜた世界観が、超チャーミング。

オドるキネマ2

 ビジュアルにキレがあって、平場のトーク力もあるので、めちゃくちゃTV向きの天才コンビであることは間違いない。


ヨネダ2000(吉本興業)

ヨネダ2000

 2020年結成。神保町よしもとに所属。今年は、The_W2021決勝進出、M-1グランプリ2021準決勝25組に残るなど、面目躍如の結果を残した女性コンビ。
 ボケとツッコミではなく、リズム役とコント役という従来になかったネオ漫才。まるでBGMを流しながらダンスをしているかのような、一たびハマればクセになるネタが話題に。愛(写真右)が同じフレーズを繰り返し、清水亜真音(写真左)がそのリズムをコミカルな1人コントに取り入れる。斬新すぎて表現力が追いつかない。しかも、ネタ以外で見かけると、そもそも存在自体が面白く感じてしまうような、不思議な雰囲気がある。
 2022年からオールナイトニッポン0(ZERO)でラジオ冠が既に決定。2022年ブレイク芸人第1位に予想する人も少なくない。


10億円(吉本興業)

10億円

 2021年結成。こちらも神保町よしもとに所属。大阪吉本卒の永見諒太(写真右)がツッコミ、東京吉本卒の山内仁平(写真左)がボケ。結成1年目にして、つかみや伏線回収などを盛り込んだテクニカルな漫才。2人ともトーンが淡々としているが、ボケ1粒1粒が強く、ツッコミも心地よい。
 金属バットの大ファンであり、永見に関しては芸人を志すきっかけが金属バットの漫才。ちなみに、「10億円」の由来は、元同期にいた「3億円」というコンビ名を気に入ったため。


茶々(吉本興業)

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 ここで、ピン芸人も紹介。芸歴2年目。The_W2021ファイナリスト。ミュージカル女優として9年キャリアを積んで、吉本へ。度肝をぬくほどの演技派で、どんな役でもお手の物。おべっかに見えて、恐ろしい怪演をこなすのは流石。何も話さない「無言の圧」から生み出される笑いが、これほどに強く迫りくるものかと思い知らされる。将来、ゆりやん、友近らを脅かす存在になるやも。


ゼンモンキー(ワタナベエンターテインメント)

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 2020年結成のトリオ。2021年のワタナベNo.1決定戦の優勝から、度々話題にあがるコント師。見た目も全く異なる個性、しかしコントで魅せる絶妙な調和。ヤザキ(写真左)とむらまつ(写真右)の熱血的なむさくるしさの中に、荻野将太朗(写真中央)の静けさが迷い込んできたかのような不自然さが、その世界観へ一層引き込まれるポイント。
 ゼンモンキーの醍醐味は、ネタのありえないような状況設定。類を見ないつかみからグッと心を掴まれる。さらに、勢いのある演技力と、オチまで綺麗な構成力。面白くないわけがない。来年は、キングオブコント決勝を目指せる実力がある。


人間横丁(人力舎)

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 結成1年目の男女コンビ。ゆるふわ感がたまらない漫才が特徴。内田紅多(写真右)がボケ、山田蒼士朗(写真左)がツッコミの立ち回り。山田はツッコミというよりは、幼稚園の先生のよう。相方を全く否定せず、何でも「そうだね~」といって許してくれるような母性(?)がある。雰囲気の新しさと裏腹に、5秒後の展開も予想つかないほど、ネタのセンスは高度。今後の「第8世代」の筆頭格となりそうな予感。
 ちなみに、内田はエッセイスト内山春菊の長女。長男の在波(あるは)、長女の紅多(べーた)、次女の紅甘(ぐあま)、次男の出誕(でるた)というハイセンスネームブラザーズ。


軍艦(NSC)

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 M-1グランプリ2021にて、吉本の養成所NSC在学生として唯一準々決勝へ進出。芸歴がまだ0年のためか、M-1は(アマチュア)の枠でエントリー。梅野(写真左)と仁(写真右)からなるコンビ。お金がなく、髪型にも衣装にもまだこだわりがないため、長髪に黒Tという風貌。
 互いにダウナーな空気が漂う稀有な雰囲気。今は仁がブログに書いていたネタを読み上げる形で、漫才に仕上げているらしい。まだ素人っぽさはあるものの、若手特有の必死さが表立って見えず、底が知れない。芸風がまだ定まらない彼らにこそ、無限大の可能性が詰まっている。これからどのような変化を遂げるのか気になってやまない。


ダウ90000(YOU GO sign)

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 日本大学芸術学部出身の現在8名で構成されるコントユニット。2020年に旗揚げ。主宰は蓮見翔(写真下段の右から2番目)。短時間のコントでも、大勢のメンバー全員を活かしきる、桁外れの演出家である。また吉原怜那(写真上段左から2番目)はコントユニットConvaのメンバーとしても活動。
 蓮見と女性4人でM-1グランプリ2021にエントリー。わかりやすく楽しめる5人漫才が大うけして、見事準々決勝まで進出し、話題集めに成功。
 メインのコントで、賞レースを勝ち取り、近年見なかったコントユニット時代の到来を招いてほしい。



以上、大型ルーキー10選でした!

気になったお笑い芸人はいましたか?
最近は、お笑い芸人のネット上の露出も増えてきています。気になった芸人はYouTubeやTwitterでチェックしてみてください!

どれにしても、これからどんな活躍があるか楽しみですね!

他にも、読者の皆さんが思う注目株の芸人がいれば、コメントお願いします。

これからも大好きなお笑いについて書いていくので、よろしくお願いします。

⬇この記事、結構当たりました😂


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