見出し画像

【正月オススメ読書vol2】年始に読むとハートに火がついて高まっちゃう本

年末年始にオセロで完敗させたはずの小1の甥っ子に好かれすぎて別れの際に泣かせた男・pujisiです。

さて正月とはもはやいえない時期にさしかかってまいりましたが、ベトナム旧正月を意識して本日も「やり抜く人の9つの習慣」に引き続き、年始に読むとやる気高まっちゃう本のアウトプットです。

やる気が上がる8つのスイッチ。原題は「THE 8 MOTIVATIONAL CHALLENGES A SHORT GUIDE TO LIGHTNING A FIRE UNDER ANYONE」。
先日noteに「やり抜く人の9つの習慣」という本についてnoteしました。

これと同じ著者の本で、これまた双璧をなしセットで読むと効果性の増す名著です!

どんな内容かといいますと。

❶マインドセット(証明 or 成長)
❷フォーカス(獲得 or 回避)
❸自信(ある or ない)

以上❶❷❸の3つの要素の、それぞれ相反した視点軸で、人間を8タイプに分類し、それぞれのタイプに対して処方箋を提示してくれるような本です!

軽く要素についてメモります。

❶「証明する」のか「成長する」のか。2つのマインドセット

マインドセットとは考え方の癖、あるいは思考傾向のことです。証明するのか成長するのか。これは「やり抜く人の9つの習慣」でも2つのタイプのゴール、すなわち証明ゴールと成長ゴールという考え方があり、自分がどちらにフォーカスするかは行動の結果もメンタル的にもとても重要!

「証明」マインドセットとは?

自分の能力の証明に焦点を当てエネルギーを注いでいる思考の癖

是即ち、自分の能力を人に見せつけて、認めさせようとしているということ。何かを行動した時に、結果が証明できなかった時が苦痛でしかないので、なかなか行動が制限されてしまいがち♪になりそうですね。。
証明する、ということは常に誰か = 他者が存在していて、無意識にも人と自分を比較してしまっています。

「成長」マインドセットとは?

自分が向上することに焦点を当てている思考の癖

自分の能力を高める・新しいことを学ぶ・そして時間とともに向上していくことにフォーカスしているタイプの人。比較するのは昨日の自分と今日の自分。1日1日、昨日の自分より今日の自分が成長できれば、複利で効いていきそうですね。

証明マインドセットを持つ人はすごい人だと思われたい。逆に、成長マインドセットを持つ人はすごい人になりたい。
考えてみれば、証明されたかどうかは他人が評価することで自分ではコントロール不可能。成長は自分自身がコントロールが可能ですね。よくいう、他人は変えられないけど自分は変えられる。っていうのに近いで感じですかね。こればっかりは成長マインドセットでいたいですね。

❷「獲得したい」のか「回避したい」のか。2つのフォーカス

仕事を通して何かを獲得したいのか・回避したいのか。どちらが悪いというわけでもないけど、概ね人間はこの2タイプに分類できるようです。

獲得フォーカス
高いレベルの仕事とは達成であり獲得。と考える人。
このタイプの人は他者からの賞賛を得ることに動機づけられ、やる気とは情熱であり、何かに向かって突き進むものであると考えています。起業家などはこの手が多く、仕事できるイメージがあります。

ただ、多くのことに手を出しがち♪にしたり、仕事を先延ばしにしがち♪
というマイナス点も持つことが多いそうで。スピードを重視する、短距離走者的な感じ。

回避フォーカス
高いレベルの仕事とは安定感であり信頼性である。と定義する人。
他者からの批判を避けることに動機付けられ、やる気とは自衛的なものになるが、そのせいでやり始めたことは最後までやろうとする強みがある。
また最初から時間を多めに見積もり期限までに仕事を完了できるようにするという視野の広さやプロセス面への視点も几帳面で失敗を最小化してくれる存在。正確さを重要視していて、過度なリスクを追わず長距離走者的な感じ。

これらのフォーカスはどちらが良い・悪いということではなく、どちらのフォーカスも健康的で充実感のある人生のためには必要です。最も大切なのは、自分や相手がフォーカスを理解して、相互に最高の力を発揮できるようにしていくという視点を持つことです。名著:7つの習慣でいうところの、相互依存して公的成功をというところになりますかね。

❸自信があるかないか。自己効力感は必須要素。

自信は目標を達成するためにはマストで必要な要素だそうです。自信を言い換えると自己効力感。自己効力感とは、望む結果を得るために必要とされる能力が自分にはある!という確信のことです。

その自己効力感とは、社会心理学社アルバート・バンデューラ氏によると次の4つの要素から成り立ってると述べてます。

❶自分が達成した成功の体験
❷他者の体験から学ぶ
❸他者からの保証や警告
❹その時々の私たちの気分

ただ、自信を持つことは必須ですが、ネガティブになってしまってはいけない、ということでもない。逆に、現実を放置してポジティブになるよりは、現実の不安から目をそらさずに対策を考えるという、一見ネガティブともとれる楽観主義となることが大切です。これは「やり抜く人の9つの習慣」でも、現実的な楽観主義者になるという言葉で語られています。

ポジティブに目標達成したシーンばかりを想像して、そのための準備をせずにいる人よりも、ネガティブにでも目標達成するために乗り越えるべき障害を考え、自分にはそれを乗り越える力があると信じて対応策を検討する人の方が成功する可能性はかなり高くなると。確かに。以下の格言は忘れないよう胸に刻みました。

決して忘れないでください。自信は、困難から目をそむけることでは得られません。

❶マインドセット×❷フォーカス×❸自信の軸

本の後半は、この3つの軸を組み合わせて人間を8つのタイプに分類して、それぞれの定義診断がなされています。例えば、

タイプの定義:うざいやつ
❶証明マインドセット
❷獲得フォーカス
❸自信はある
診断結果 = 問題あり!

とか。うざいやつって笑。割と辛辣で笑えます。

さらにそれぞれのタイプに起きがちな症状と治療法がセットで書かれています。人をマネージメントする上でも有効そうな、面白い分析視点になると思います。

やる気のスイッチを入れたいという人はぜひ読んでみてください!かしこ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?