2。男子が怖い
こんばんは。今日は今まで恥ずかしすぎて笑い話としても人に話せなかった事を綴ります。
題名にも書きましたが私は男性が怖いです。
きっかけは小学校の頃から受けていたイジメが原因。
発端は同じ地域に住む同学年の女子が、自分が独り占めしたい女の子と仲良くしている私が気に入らない事から私の事を菌扱いしてきました。
何も知らずクラスに入った途端私は名字+菌、○○菌と呼ばれ私が触れる物、居る空間全てが汚物扱いをされる状況になり、その私の姿を見て首謀者の女子が楽しそうに笑っていたあの日の事は今でも忘れません。
男女関係なく菌扱いをされ始めた幼い私の心は数日にして折れ教室で大泣き。そんな姿を見て首謀者以外の女の子達からの菌扱いは謝罪と共に収束を迎えましたが、男子はその真逆に進みました。
私の事を菌扱いする楽しさがあったのかその話は同学年全男子に広まり、1回も話した事がない男子からも○○菌だ、うわっ触ったのを触っちまったと言われる日々が続き、それは中学校卒業まで完全には消えませんでした。
正直、本当に、大人になった今思い返しても悪夢な期間。
小学校4年生のクリスマス前の時期、登校したくないと玄関前で泣き叫びこの時初めて母親に死にたいと訴えました。
私は学校で○○菌と呼ばれていて知らいない人にもそう呼ばれる。
だから学校行きたくない、辛くて死にたい!と。
その時の事は今でもはっきり覚えていて、ランドセルを背負い玄関でうずくまる私を母は後ろから泣きながら抱きしめてくれ、その後一緒に小さなクリスマスツリーを買いに行き金平糖の様な小さくて淡い色の星が連なるオーナメントで飾り付けをして過ごしました。
今思うと自分の子供がだった10歳で死にたいと訴えるなんて母も相当ショックだったと思います。
泣いてしまうと思うので母には直接話していませんが
あの暖かい部屋で2人ツリーを作ったあの時間は宝物で、その時間があったから私は今でもこうして生きていると思っています。
母が味方でいてくれて、母がお母さんで良かった事が今でも自慢です。
菌扱いに関しては学校側も動いてくれましたが、子供ゆえ教師の説法がイジメる事への面白さに勝つことはありませんでした。
そして私は高校進学を機にその人達から逃げる事を選びました。
男子が怖いから女子校へ、そして私が人ではなく菌扱いされている事を知っている人がいない学校に逃げる選択をしました。
ここまで書いてふと思うのですが、今の時代なら顔写真付きでSNSに投稿し拡散されていたかもしれませんね。ただ、一時の面白いという感情・悪ふざけで人を殺せる時代は今も昔も変わらない。悲しい事です。
長々綴ってしまいましたが、1人の女児の悪ふざけにより男子から何年も何年も菌扱いをされた結果今の男性が苦手な私が出来上がりました。
そして今は恋愛感情を失っている。
時々有名人とご結婚された方は「前世でどんな得を積んだんだ」と羨ましがられるが、私の場合は前世でどんな罪を犯したんだと自問自答をするハメになるとは。
今回の人生を独りで耐え抜けば来世は順調ウハウハな人生が歩めるのでしょうか?
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