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音信不通の大好きな君へ

私は一般的な大学生です。
年齢帯はそれで察してください。
この短い人生で関係を断絶された人が3人います。

その1人が最近のことです。
その人とは付き合っていました。
同い年の女の子です。

控えめに言って、今も大大大好きです。
いや、大大大嫌いです。
いや、分かりません。
感情がぐるぐると渦巻いています。

今回はそんな彼女へ気持ちを長々と綴っています。

この年齢で奥さんに逃げられた先行き見えない中年男性の気持ちを味わっているようです。
(※多分、それよりは軽傷だけれども)
きっともう二度と逢えないのでしょう。
一度の大失態がこんな結果を招いてしまうなんて悔やんでも悔やみきれませんね。
いや、きっと常日頃から思うところはあったのだろうけれども…。

もう二度とこんな思いはしたくないと心に決めました。
また、次に滅多にない恋の機会があるなら、その人は大切に大切にしてあげねば…。
そして、まだ少しばかりはある人生に望みをかけるのです。
この年齢であることは逃げられたおっちゃんよりはまだ救いある点ですね。

しかも、まだあの子が生きているだけマシですね。
私の隣には本当にもう二度と大切な人に逢えなくなってしまった青年がいるのですから…。
彼は独身を誓ったのだろうか…?
そんな話聞きづらいからしないけれども。

とりあえずは、恋愛の方はしばらくいいかな…。
(※しようと思ってもできないだけ)
もう少し彼女のことを待ってみようかなとも思う。
え?待ってるだけじゃダメだって?
だって、連絡手段全てブロックされたら、もう仕方ないじゃん(T ^ T)
それって、ストーカーだし?
こんななら、いっそ出会わなければ良かったね。
もう一度、初めて出会った所からやり直そうか。
次、逢うことがあれば、知らない人の程で話すからよろしくー。
きっと、このノリに付き合ってくれるんだろうな。あのお馬鹿さんは…。
いっぱい勉強して、待ってるからねー。
…。
この気持ちを抑えられていない感じ。
こうやって、日記にしちゃう感じ。
そう。子どもすぎると彼女は私を置いていったのです。

もう変なことはしなくていいよ。
君が望むことは全部しよう。全力でしよう。
私は君が側に居てくれるだけでいいから。
ただ部屋とかそこらのベンチとかで、テレビや道ゆく人を眺めて、話をしてるだけでいいわ。
でも、ちょっとは楽しいことしないと飽きちゃうよなー。
と色々考えるけど、彼女はもうここにはいない。
でも、ずっとずっと考えている。
そう。重すぎると彼女は私を置いていったのです。

自分勝手で、自分本意でごめんなさい。
でも、また逢いたい。

〜本編終了〜
ここからは彼女の生態を綴っていきます。

人生のほとんどを賭ける覚悟でいた。
だから、周りの仲間達にも醜態を晒した。
でも、それが逆効果だったみたい。
周りに迷惑をかけるなと彼女は私を心の中で叱責した。
彼女は優しいから。実際に叱責などしない。静かに私の目の前から姿を消したのです。
猫が飼い主の目の前から姿を消すように…。
(※彼女と猫-飼い主の関係だったということではありません。)

人生の選択肢・分岐は多くあったけれど、ここまで一気に間違えるとはいかがなものかと自分でも呆れます。
このようなお気持ち長文を彼女は嫌だと私に伝えてきました。
別れた後も、私が「君は私が嫌いなのか。」と聞くといつも否定しました。
優しさなのか、自分が加害者になりたくないのか、思わせ野郎なのか。は分かりません。
ただ、これを聞く男もやべぇ奴だと自覚したのは少し後の話です。
一番、最悪の事態を想定する私は、彼女が私を嫌っているのだと決め付けました。
彼女は思い込みの激しい私をまた心の中で叱責します。
嫌いではないけど、静かに私の目の前から姿を消したのです。

最近は神社にお祈りをする度に、彼女ともう一度一緒にいられますようにとお願いしています。
毎日お願いすれば、絶対に叶うんだと彼女は言っていました。

血液型占いとか性格診断が大好きな彼女でした。
彼女は典型的なB型で超マイペースでした。
デートに遅刻してくるとんでもない野郎でした。
の割に、遅刻しそうだからと新幹線を使って15分前に到着することもあるから呆れたもんです。
駅に迎えに行ったら、すれ違って独りで先に目的地に向かうもんですから呆れたもんです。
マイペースの世界選抜に選ばれても驚きはしないとんでもない野郎です。
いや、目的地集合が良かったんよね。
今度はそうするからさ…。

授業もろくに受けないとんでもない野郎でした。
独りが苦手なんだよね。対面授業(最近はグループワークも多いから)が嫌だったらしい。
これからどうやって生きていくねん(笑)
知り合いと一緒にいないと授業は受けられないらしい。
人間関係・駆け引きが大嫌いで、言葉をそのまま受け取るから、皮肉など効かないとんでもない野郎でした。

パーティーをしたい友達がいれば、人数集めから会場・食材の用意、各種連絡まで全て担っていました(自分のことでは計画性や現実性がない癖に)。
出世欲がなく、自分は下働きの人間なんだと雑用のような仕事も引き受けてアルバイトをしていました。
予定はアルバイトでぱんぱんでした。
(予定を埋めたがる人はよくいるよね。)
冒険や旅行など新しいことが大好きでその為にアルバイト代は消えていきました。
家族へのプレゼント(何もない日に。ある日はもちろん。)でも消えていきました。
また、パーティーの人数集めに、同い年に奢るから来てくれとアルバイト代は消えます(※周りは優しいので実際は奢らない)。
常人じゃ考えつかない捨て身のとんでも野郎でした。

熱しやすく冷めやすい。
大好きなものには惜しげもなく愛を注ぎます。その癖に気に入らない人間や事物にはめっぽう冷たくて、その豹変ぶりは第三者の視点でも第二者(?)の視点でもサイコパスにしか見えません。
常人じゃ考えつかない捨て身のとんでも野郎ですね。

彼女は彼女をこういう風に綴ると嫌な顔をします。誰でも変わってると言われて良い気はしませんよね。彼女にとってはこれが生き方なのです。私は理解している「つもり」でした。でも、私からはこう見えていて、彼女からは違って見えていたのかもしれません。
ついでに言うと、多少の虚言癖があって、無駄に口が固いという特性も追加しておきます。
私の幸せを願うなんて、良い方向にいくこと願ってるわなんて思ってもみないことを言うんじゃない。左に目線が逸れてることバレバレじゃい。

でも、そんな彼女のことが大好きな私は彼女以上に常軌を逸しています。
これだけで2000字以上も文章を書けるのですから、常軌を逸しています。

この想いをどうかここに葬らせてください。

R.I.P ぷっきゅー

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