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音信不通の親愛なる君に

私はもう彼女のことが好きではないかもしれない。
でも、忘れられない。戻ってきてほしい。
できれば、君にそばにいて欲しい。
でも、これが本音なのか。そうでないのか分からない。

ただ一つ分かることは、私のような人間はきっと不幸になるべきで、不幸になるんだろう。
自分でない自分のような人間がいたら、絶対に不幸になって欲しいと私は思う。
皆さんは何を思うだろうか。

上の記述は後を読めば、その理由が分かります。
どうしようもないクズ男のノンフィクションを読む勇気がある人だけ付き合ってください🤲

私には音信不通の大好きな人がいる。
きっと彼女はもう私のことは赤の他人と思っている。どころか、もう意識の中にも居ないだろう。
そう考えている。
久しぶりに遠目に彼女をみた。
目が合って、お互いに認識した。
久しぶりの再会だったが、その反応に絶望した。
かつて、私を見た時の、会った時の目つき、顔つきではなかった。
見たこともないような、別人のような顔でこちらを見ていた。
もはや、あれは彼女に似た別人であってほしいし、そういわれても疑いないほどに違った。

今の彼女の生活を知りたいと思った。
それはあの顔つきの本当を知ることと同じだと思う。
私を消し去った後の生活は、前よりも楽しくて幸せなのだろうか?
単に私と付き合っていた頃の生活と今の生活を比較しているわけではない。
私と彼女が付き合う前に友人だった頃の生活とも比較する。
親友だった…。
周りの仲間からも先輩からも私と彼女の仲の良さは評判だった。
付き合っていたと知った時、知らせた時にあまり驚くような顔はしなかったし、しないだろう。
3つの世界線の大学生活の選択を彼女に迫ることは私にはできない。
その理由は、音信不通であることは言うまでもないが、その選択の回答が明らかに明白でそれを知ってしまった時、これまでのほとんどの思い出が無に帰す時、私はこれまでにない絶望に苦しむことになるだろうからだ。
私はこの短い人生に関係を断たれた人間が3人いる。
その中でも彼女は最も付き合いが深かったから、そうなった自分が全く想像できない。
でも、どう考えても私はそれを受け入れられない。
それ以上の悲しみの経験が私にはまだない。

あまり勿体ながらずに本題に移ろう。

大大大好きな君へ

私は新しい恋を始めてみます。

天然でマイペースだけど、人懐っこくて明るい君は凄くモテてるからもうそんなこととっくの昔に始めているかな。

新しい恋の相手はどんな人かはまだ分かりません。
君の時と違って、親友から恋人になろうとしてるわけではないから。
赤の他人から恋人になろうとしてるから。

突然、声をかけられた。
他学部の授業で知り合いは居ないし、他学部の講義棟見知らぬ場所だから挙動不審になった。
同じ授業に男仲間が一人いるけど、華奢で優しく肩を叩くから明らかにそいつじゃなかった。
かわいい女の子が立っていた。
男の割に身長の低い私にもちょうどいい身長差で、身なりも大学生には相応しい。

かわいいと思った。

元々、遠目から私のことが気になっていたのだろう。
その子の友達が授業で私と同じグループになり聞き出したのか、私の趣味に興味があると言ってきた。名前も知っていた。
LINEを交換した。
手が震えていた。相当な勇気を出したんだろう。
自分はそんな人間ではないのに…。

とりあえず、デートに行くことになった。
でも、今、凄く苦労している点がある。
君の時と違って、LINEのペースや口調、ノリが全く分からない。(合わないのかもしれない。)
自分は芯のある人間ではない。
このご時世で区別すべきではないが、通常は男性に主導権があって、女性が側に寄り添って歩調を合わせていくんだと思う。
でも、私もどちらかというと歩調を合わせることしかできないから、お互いに不安定なペースや口調、ノリのLINEが続いている。
私はもう少し一緒に居たいと思うけど、きっともうそろ見切られて連絡が途絶えるだろうと踏んでいる。そんな心構えでLINEするから、それが伝わるのかもしれない。

その半端な気持ちの裏には君の存在があると考えている。

LINEを返信する時に気を使う。君とのLINEではそんなことはなかった。男女の関係って大変なんだと感じる。君とは友達でなんの気兼ねもなく自由に連絡して、そのまま付き合ったからそんなことで苦労したことはなかった。

あぁ、君だったらな。

君と比較してしまう。
そんなのは相手にも失礼だし、自分がクズなことは重々承知のことです。
今は、その子に真剣に向き合いたい。
ただ、あぁ、また失敗するなと落胆する。
次の人は大切に、大切にせねばと思っていた。
でも、どうしてあげたらいいのか。
私には分からない。

私はそんなに価値のある人間ではない。
ここまででご存じの通り、ガチキモメンヘラストーカー予備軍だ。
きっと嫌われるだろう。

でも、どこかで願っている。
今回こそは上手くいったらなと。
君を想っていながら、
狡猾で強欲な自分。これが本性なのかな。
不幸になれと思う。
きっと上手くはいかないだろう。
頑張るけど。(矛盾で満ち溢れている。)

自分の気持ちが分からない。
でも、きっとこういうやつは結局、何も手に入らない。
それだけはなんとなく分かる。
私はどうなってしまうのだろうか。
幸せになれるのだろうか。
また、自分のことばかり考えている。
君はこんな私の前から姿を消したのだろう。
大正解。

人生、何が起こるか分かりませんね。

私はどうなってしまうのでしょうか。

興味のある人はまた立ち寄ってくださいな。

楽にしてください。安定した生活を。

R.I.P ぷっきゅー

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