ワニの話からの自分語り

それ自体を詳しくは語らないけれど、ワニの映画が世間を騒がせていた頃(勿論性格上Twitterでは触れなかったのだけれど)、個人的にはとても居心地の悪い気持ちを抱えていた。

結局はちゃんとその作品性が再評価され、モノ自体は悪くないという風に収束していったように見えて、勝手に胸を撫で下ろしている。
どんなビジネスの中にあろうとも、どんな思惑の中にあろうとも、創る人間は目の前の仕事にまっすぐ向き合っている。その気持ちが多少でも報われたのなら嬉しい。

そんな感じでなんで勝手にシンパシーを感じていたかというと、それは自分の置かれていた環境に重ねてしまう部分があったからだ。

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