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『シークレット・ヴォイス』とタロットカード

うさちゃんと解説を!』とは、映画のレビューをタロットでするというコーナーです🤗
インスタで二回ほどあげていたんですが、今後はnoteでしてみよう!!となりました🔮🙌👰

毎回とってもごきげんさんで、クスッとさせてくれる日向いまさんのBUNNY TAROTにて、映画の起承転結をだしていこうという趣旨です。
大好きな占い師さんのあやめ桂さんがTwitterで教えてくれて、やってみたらほんとにドンピシャで、タロットの奥の深さに更なるLOVE😍😍

BUNNYTAROT
ただいま品切れです
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あやめ桂「まじゅつし転生ブログ」
とってもキュートで優しくて、うさちゃんみたいな占い師さんです
https://www.ayamekei.work/entry/2019/05/05/181145

映画の解説なので、ネタバレ🤪🤪含みます
タロット1枚での解説なので、主にタロットがどこを説明しているのかを書いていこうとは思っていますが、ピンポイントでネタをばらしてくることもありますので、これから見ようという方は要注意です⚠️⚠️
ネタバレ部分には🚫のマークを配置しますね🤔

まずは『シークレット・ヴォイス』とは。

2019年スペインのミステリ映画。
『マジカルガール』で私の心を鷲掴みにしたカルロスベルムト監督の第2作です。

広い砂浜。
倒れている女性。
人気絶頂の中、表舞台から姿を消した歌姫リラ・カッセンです。
彼女は海辺で倒れたことにより、自分が何者かを忘れていました。
始まりは「女教皇」。
海の前に静かに存在する女。
女性の教皇というのは実在しません
そこが、記憶をなくしたリラそのものですね。

リラは有名人なので、海が見渡せる大きな家に住んでいます。
超お金持ちです。
この「ペンタクル10」。
優雅に生活を送る人々と、これには家族の意味もあります。
映画を見ていると、2組の母娘の話が絡まりあっているのが分かってきます。

リラは10年ぶりのコンサート前という状況で記憶を失ったのですが、動画でたまたま見かけた自信の物真似をするヴィオレタにダンスのレッスンを申し込みます。記憶喪失の事はマネージャーとヴィオレタしか知りません。
ヴィオレタはシングルマザーで素行不良気味の娘と暮らしています。

バイトをがんばるうさちゃんとも見える「ソード7」。
これは、人の所有物をこっそり盗む泥棒カードなのですがヴィオレタがリラにレッスンをしていることを知ってしまった娘は、ヴィオレタをけしかけます。
「記憶喪失をネタにお金をゆすろうよ!」


ペンタクル8」。
職人カードが出たとき、意味が分からなかったんです。
こつこつと何をしているのか。
そもそも、映画の結末もいまいち分からなかった私🙄
ネタバレで解説を求めました🤫🤫
そこに書かれていたことがばっちりこのカードと結びついたのです!

リラが10年休業していた理由をヴィオレタに語ります。

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唯一無二の歌姫と言われたリラですが、実は母親が歌を作っていたのです。しかしその母親は、歌手として大成できず薬に走った。ある時の母親の誕生日にリラは大量の薬を送る

そして、それが10年前。休業を選んだというより休業せざるを得なかったのだと。

大好きな歌姫を完コピしたヴィオレタと、母の作る歌を自分の歌として完コピしていたリラ。

まさしく職人カードの意味するところはコレだったんですね!

さらには。
転のソード7のところでは書かなかったのですが、ヴィオレタにリラを脅そうと提案したのに無視された娘は激昂して「死んでやる!」といつものように母も脅します。そんな娘にヴィオレタは「しょうがないわね」と言い、次にその部屋が映った時には、壁に激しく血がついていたので、娘を見殺しにしたことが分かります。

母を殺した娘と、娘を殺した母

同じような人生をなぞる二人。
そして、リラのドレスを着て海に入って行くヴィオレタで終わります。

最初の場面をなぞって終了。

いくつもの同じペンタクルの模様をなぞるうさちゃん、その通りですね。

バックカードには「カップ3」です。

華やかなショーステージにいる女性3人
これは、リラとヴィオレタと娘でしょうか。
リラと母とヴィオレタでしょうか。
長年付き添ってきたマネージャーも女性で、リラとマネージャーとヴィオレタで話し合うシーンとも重なります。

このカードは楽しそうにしていますが、この映画を見た後に出されると、母と娘の裏側を感じさせられ、笑顔が若干怖く見えました。

そんなわけで、今回もうさちゃん、おつかれさまです。
シークレット・ヴォイスよりマジカル・ガールを私は見て欲しいよ、という感想です🤫🤪

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