【 B 】 ballet : おばあちゃんになっても続けたい趣味。
Bの回は絶対バレエについて書こうっていうのは、A to Zを始める前から決まっていたことのうちのひとつ。それくらい、自分を語る上で欠かすことのできない大切な要素。
全く記憶にないけど、バレエを始めたのは3歳の時。母親が子どもの頃にやりたかった習い事のひとつがバレエだったらしく、女の子が生まれたら一度はチャレンジさせたかったみたい。そんなキッカケで私も妹もなんとなく始めたけれど、今では妹はバレエで食べていくっていう目標を持って海外に留学に行っているし、自分も二度の受験を挟んで趣味として楽しく続けている。他にも水泳や英会話、ピアノや公文を習った経験があるけど、まさかバレエをこんなに長く続けることになるとは思いもしなかったな。
高校までは正直ただただ楽しくて熱中していたけれど、最近は趣味としていろんな思いが浮かんでる。これも考えるきっかけになったのは、コロナ禍で外出できなくなったことがきっかけだったなぁ。
もともと大学に入ってからは、長期休みの時間があるときだけ行くっていうゆるい感じ。だから遊びやバイトが優先で、あんまり真面目にやってなかったっていうのはあるかも。でも自粛期間ずっと家に籠る生活をするようになってからやっと、自分が高校の時とは違う精神状態、それもあんまりよくない状態で過ごしていたことに気づいた。友達と遊んだりバイトをする中で他人と向き合うことは頑張っていたけど、自分の心としっかり向き合うことは意外と無かったんだよね。だから大学生活に何か物足りなさを感じていたのかもしれない。
自分の心が落ち着いてる時っていつだろう。
ゆっくり考えて出た答えが、「日記を書いているとき」、それから「バレエを踊っているとき」だった。
これに気づけてからは、今まで一回ずつ払っていたレッスン代を月謝で払うようにした。月単位でそこそこのお金を払っているから、たとえ気分が乗らない日でも無理やり自分を動機付けする理由になるんだよね(笑)でもこれが意外とうまくいった。レッスンに週2回通うようになってからは身体も引き締まって落ちてた筋肉が戻ってきたり、しっかり踊った後の心地いい疲労感とか、毎回先生に指摘される課題を少しでも改善できたなっていう実感が持てたときの嬉しさも、全部、自分の自信に繋がってきたから。
自分の根底にあるちょっとした完璧主義が邪魔して、「昔みたいに週4でしっかり踊れないならバレエやる意味ないんじゃないか…?」と思っていた半年前。でも今は、自分にとって最善のかたちで向き合うことができてる実感がある。これって実は、かなり幸せなことなのかもしれないな。
だからこの先も人生色んなイベントがあるけど、バレエだけはずっと続けていきたいし、自分のために続けると思う。おばあちゃんになっても、へんてこりんな踊り方しかできなくなっても!(笑)
こんな感じで長々と書いてしまったけど、少しでもバレエに対する今の気持ちを文字にしたいと思ってこのテーマを選んでみました。
さて、今日は何を顔晴ろうかな☀