見出し画像

初投稿はかまいたち単独ライブについて。

初投稿は最近ハマってしまった、かまいたちの単独ライブについて書こうと思います。
と言っても、お笑いに関してはまったくの初心者で、この歳になるまで単独ライブなんてもちろん、劇場にも行った事はないし、テレビのお笑い番組もスルーの状態でした。そんな私がなぜか、かまいたちにとっぷりハマってしまい、先日単独ライブの配信を購入しまいした。

お笑い初心者なので、もちろんネタに関してどーこー言いたいという訳ではなく、今回の単独ライブは初心者の私から見ても、普通のお笑いライブでは無かったという事です。

まず、今人気絶頂の芸人さんなのに、劇場の客席数は75名!!コロナ禍という事もありますが、それにしても少ない。TwitterにUPされていた写真をみると、かなり小さめのキャパ。しかもパイプ椅子を平置きしてる!こんな売れてる芸人さんがこんな小さなところでパイプ椅子に座ったお客さんに向けてネタをやるって、エモすぎる!

画像1

この人数には理由があるようで、その一つがスワイプカメラというシステムを導入するために、このスタジオが持つ最新設備が必要だったようです。スワイプビデオは配信を見ている人が自由にアングルを変えられるという技術でした。
職業柄、リアルに勝るものはない。配信なんて所詮画面越しだし。と思ってしまう方なので、アングルが前になろうが横になろうがあんまり変わらないだろうと、正直なところ思っていました。

しかし、配信がはじまってみると、まず圧倒的にかっこいいオープニング!RADWIMPSなどの映像演出も行なっている山田健人さんが手がけられたようです。
一本のセンターマイクから始まり、スタートから徐々に加速していく感じ、そして二人が突然現れる演出。これは、お笑いホントにライブなのか???と思わせるほどのッカッコ良さで鳥肌ものでした。からの、「はいどーも」っと古典的な漫才の始まり方でライブは始まり、最高なオープニングでした。おそらく、劇場で見ている人と配信をみている人では少し違う見え方をしていて、配信を意識した映像になっていたと思います。


そして、一番よかったのは、舞台上を映しているカメラ以外にまったく別の場所を映しているカメラがあったことです。
まず、二人が演目の合間に着替えを行う楽屋が見られるカメラ、それ以外に舞台袖で操作している人が見えるカメラ、舞台監督さんの胸に付けられた舞監さん目線カメラ、そして、お笑い芸人のライス関町さんが別室で、ただただモニターに映るライブ配信を私たちと同じように見ているのを映しているカメラ(通称:関町カメラ)です。

舞台上を上下左右アングルを変えて見られる配信はイメージしていましたが、まったく別の場所を映しているという事で、違った体験をすることができました。
スタジオの中を浮遊しながら、二人を追っているような感覚で、舞台の周りで動いている人や、そのさらに周りで配信ライブを見ている人など、自分の中で想像めぐらす範囲が格段に広がり、画面越しでありながら、立体的な感覚でライブを楽しむことができました。個人的に、会場前の通りをただただ映している、みたいなカメラがあっても面白いだろうなと思いました。

さらに、アーカイブ配信があることで、見直すことができ「この時はこっちでこんな事が起こっていたのか!」と何度見ても新たな発見があり、2倍3倍も楽しむことができました。この手法はお笑いライブだけでなく、演劇や映画の配信などにも取り入れたら、ますます面白いことができるのではないかと感じてしまいました。コロナ禍でさまざまな技術が生み出されているなか、新しいエンターテーメントのカタチを見せらた気がします。

おそらく、とても多忙なお二人だと思いますが、そんな中こんな斬新であたらしい事に取り組んでいるそのモチベーションにやられました。やるなら面白い事やりたい!という熱意が溢れまくっていて、面白くて真面目なかまいたちがますます好きになってしまいました。。。。配信はかなり好評だったのに、今後単独ライブの配信はやらないと思う。と言っているところも最高です。

やっぱり、ライブは劇場でみたい!次の単独は劇場で見られることを祈ります。

#かまいたち #かまいたち単独 #スワイプビデオ #SwipeVideo #初投稿

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?