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交通事故で入院中の病室日記 その4

寝不足な日々

病室にいるといつでも寝られて寝不足なんて関係ないと思いがち。しかし、そんなことはない。まあ、あるある話。
夜の方が寝られない。
頭の中を色々なことがぐるぐる回る。

足の痛みのこと。
見つからない大事なアップルウオッチのこと。
小説の続きが浮かばないこと。
クラブハウスで発言ができなくてジリジリしていること。
隣の人は寝てるなあ。
向かいの人は痛そうだ。
どこかで叫んでるおじいさんがいる。
まあ書き出してしまえばキリがない。

昼間は、やれリハビリだ、誰かがオペだ、回診の先生が来た、などなど色々忙しい。何より明るいから、読書も漫画もし放題だ。
窓から外を見ても雲が流れたり、車が通ったり、飽きることなく眺めていられる。

でも、夜は違う。どこまでも自分と向き合わなくてはいけない。眠るまで自分の面倒を自分で見るのがなかなか辛い。

入院前は、目が疲れる何か(ゲームとか、YouTubeとか)をやっているうちに疲れて眠くなった。昼間結構な距離を歩いたりしているのもいい運動になっていた。寝るのにこんなに苦しまなくて済んだ。

じゃあ、昼間寝てればいいじゃない。簡単には言えない。
昼間寝てしまうと、入院時のお楽しみが何にもできなくなって、入院時の苦しみだけが残ることになる。寝られない。寝られないぞ!

と思っているうちに寝不足の日々がやってくるのだ(笑)

でもね、寝ないと文章が打てないの。だから、ちょっぴりお昼寝してから書き始めました。ああ、今日も夜の格闘が待っているのかなぁ。

植皮オペ後の話

水曜日に最後のオペだよ、って言われた植皮オペが終わって、足の傷はすっかり植皮で覆われた。
頭を坊主にして、頭から薄く皮を取って植皮したと説明された。で、とられた頭の方は、一部を除いてそんなには痛くない。でもこの一部が難点。
髪の毛を抜く時も、頭のてっぺん近くは大して痛くないけど、生え際だったり、こめかみのそばだったりが引っ張られると飛び上がるほど痛い。
その辺の傷が痛いのだ。包帯交換は地獄だった(笑)
悲鳴はあげるわ涙は出るわ、散々だった。

それでも、痛みはお腹の傷より全然マシ。お腹の方は、翌日まで起き上がることもできなくて悶絶していたから。

そんなお腹の傷もガーゼが外れて、ホチキスは針が並んでいる傷跡が見えるようになった。先生の言った通り「プチダイエット」ですよ!するっとすっきり。でも、もちろん足の傷用に皮をとているから、なんだか残っているお腹の皮の形が歪(笑)。お臍の下にもう一つ出臍ができたみたいな山が!!
「先生!これってどうなるんですか?このままだと夏場に汗疹ができます!!」
訴えたら。傷が良くなれば形も治ってくるとのこと。でも、ぴょこんと出ているところが治らないようなら、局所麻酔して「くるっとしましょう」って?!
先生!くるっとってなんですかぁ〜〜

この後どうなるんですか

10日後、来週の土曜日に、現在左足に巻いている色々なもの全部外すそうです。
そこから、本格的にリハビリですね。
早く歩く練習をしたいのですが、植皮オペが大掛かりだったから忘れがちなんだけど、踵を骨折していてボルトで固定したんですよ初日に。
骨折が完治しないと左足ついての歩く練習はできないので、まずは松葉杖からスタートかな。

私はせっかちだから、ついつい「いつから歩けるようになれるんですかって聞きたくなるんだけど、まあ歩けるのはまだ先だから、まずは次のリハビリではどこまでやってもいいんですかかな。
来週は、左足曲げ伸ばしが再開されるでしょう。ちゃんと曲がらないと自転車乗れないからね。まずはそこから。まだまだ頑張ることいっぱいだぁ!

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