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カプ厨はかく語りき ~とおまの編~

 最近公式のとおまの供給エグない?

 皆さんこんにちは、とおまの大好き人間の公介と申します。早速ですが、皆さんはとおまのというシャニマスのカップリングをご存知でしょうか。そうです、櫻木真乃と浅倉透の2人による越境カプとなっております。
 この2人は(基本ユニット単位で動くシャニの特性も相まって)本編ではたくさん絡みがあるとは言えない組み合わせですが、それでも根強い人気があるカップリングです。
 また下のアプデ画像等にある謎の匂わせ(と勝手に思っている)や、その後のFILAとのコラボ、更には上記のような6th横浜ライブのチェキでの透からのコメントやシャニソンのハーフアニバーサリーでの組み合わせなど、「公式内部にとおまの強火勢がいる」など言われるくらいには継続して見ることができます。


とおまのでお泊まりしろ!
分かりづらいけど右上
1度目偶然 2度奇跡 3度目必然 4運命(因みにもう4枚くらい該当画像ありました)

一体、どうして我々はこの2人にここまで狂うのでしょうか(クソデカ主語とか言わないでください)。この記事ではとおまのの魅力について、2つの観点から考察していこうと思います。よろしくお願いします。
※「とおまの編」とありますが、特に他カプに触れる予定は現在ありません。是非「このカップリングこそ至高」というのがあれば是非書いてみて下さい(ちょこいとnoteは読んだことがあります)。  



ビジュアル面から考える

 まずはビジュアル面から見ましょう。サラッと行きます。

執筆者の趣味です。

 もう既に良くね……?
 真乃の可愛らしさと、透の中性的なビジュアルの良さが合わさって、それぞれの魅力が際立って、何かこう……、良いよね!!!(こういう時に具体的な分析というか褒め方が分かりません、すみません)

因みに私はこのコラボグッズを持っていません、過去に戻って自分を殴りたい。

 改めて見ると、なんだこれは。
 お互いの表情ヤバくないですか?真乃、そんな表情見たことねえよ……。透は真乃の後ろ髪に指絡ませてる(結んでるんですかね)しよお……。後これも既に気づいている方、知っている方いらっしゃると思うんですが、お互いのカラーのネイルをしてるんですよ……。マジでどういうことなんだよ、こいつら付き合ってるだろ。こんなんもうシャニマス運営内部かFILAのどっちかにとおまの、いやまのとお過激派がいるとしか思えない。

ちょっとした補足(今回のシャニソン限定衣装について)


 元々お互いのメンバーカラー入ってるのヤバいし、アナザーとか互いの色交換してんだけど……。え、よ……。これ考えた奴、マジで何やっても良いと思ってやがる……。 


会話やコミュから考える

 このようにビジュアル面の組み合わせはもう最高としか言えないことを説明できたと思います。しかしそれだけではカップリングの良さというものは語れません。2人のコミュや会話、そこからの相性も見るべきではないでしょうか。この2人の直接のコミュは2つ(一応ホーム会話を含めると3つ)と少ないので、全部振り返りたいと思います。それでは見ていきましょう。

アジェンダ283

(恐らくガラスの)ゴミの色をノクチルのメンバーカラーにするという、改めて凄いイラスト

 最初に見るのは越境イベコミュ、「アジェンダ283」です。このコミュでは河原周辺のゴミ拾いを通じて、当時の全ユニットがどのようなことを考えているかを見ていく、というゲームのシナリオでは恐らく珍しいものとなっております(「ゴミ」というモチーフにどのような意味を込めるのか、それぞれのユニットで考え方が違っていて面白い内容となっています、未読の方は是非)。
 このコミュで、真乃はゴミ拾いの発起人であり、他のメンバーに対し自分の都合に突き合わせてしまったのではないかと最初引け目を感じています。しかし灯織やめぐる、シャニP、他ユニットのメンバーとの交流の中でその気持ちに変化が生じていきます。こうした流れの中で、終盤真乃はノクチル4人と交流します。
 ここで他ユニットとノクチルの違う点として、この時点ではノクチルは明らかに283の中で浮いているということです。幼馴染4人で組んでいるということもあって基本ノクチル内で閉じており、他ユニットと交流がほぼない事が伺えます(コミカライズのコヒーレントライトでも触れられていましたね)。イベント内ではノクチルは公園を担当していましたが、結局ノクチル内で缶蹴りをしていました。
 それを確認しに来た真乃に見られたのですが、真乃はあくまで「今回は各々が楽しんでほしい」というスタンスであったので、誘いに乗り円香、雛菜、小糸達と一緒に缶蹴りをすることに。

雛菜もこの反応。この後の円香や小糸とのやり取りも良いです。

 そうしている中で、休憩と称し1人動画を見ていた透を見つけ、話すことになるのですが……。こっから(とおまの的にも)超良いんですよ!!!
 
まず真乃が、先程述べた懸念について透に話します。

因みに直接これを伝えたのは、描かれている中だとイルミネ、シャニP以外では初めて

 これに対し透は

と伝え、さらに

と寧ろ普段内輪で固まっていることに謝罪し、

と重ねて伝えてきます。「透は実はインプットはしっかりしているし意外と周りを見ている」というのは天塵などで分かっていたのですが、「いつも内輪で固まっていることに対して良く思っていない」というのは初見時衝撃でした(因みに執筆時点で、この話をしているのは描かれている中ではここの真乃に対してのみ)。
 さらに2人は、お互いにお互いが自分達とは違うタイプの人間であると認識していた、結局は同じ部分もあるということを話し合います(透も、「イルミネが買い食いするのは意外だった」と伝えます)。そして

という流れで、コミュ中の2人の会話は締められます(ここではシャニPと真乃の会話もあり、最近のコミュ『絆光記』とも関連する部分があるので繰り返しになりますが見ていただきたいです)。
 この一連の流れ、個人的にとても清々しく好きです。元は異なる集団に属していた2人が、お互いに胸中を明かし、相互理解をする、シンプルに素晴らしいシーンになっているのではないでしょうか。
 ここで考えてみたいのは、「何故透も自分の考えを打ち明けたか」です。その答えの1つとして、「真乃が透自身を見ようとしたことが伝わったから」があると思います。透のWINGやホーム会話でも分かる通り、彼女はその並外れたビジュアルや纏っている独特の雰囲気によって注目されたり持ち上げられたりすることが多いです。

初対面の業界人に挨拶されてこの発言

しかし彼女自身はそれを良く感じていないことも他のコミュから察せられます。それに対し、真乃は出来る限りその人自身を見て行動しようとする人物です。そんな彼女は透にとって非常に好ましく感じたのではないでしょうか。

Star n dew by me の繋がりを感じる。 

もしそうなら、真乃の成長が透(というかノクチルなのかもしれん)に響いたということで1イルミネPとして非常に嬉しいです。

ホーム会話

 続いては、アジェンダ283の後に追加された真乃と透によるホーム会話を見ていきます。シャニマスのホーム会話は日常会話ということで短いですが、実装までにあったコミュの流れを汲むことが多く、かつその組み合わせの空気感を窺うことができます。では、どのようなものになっているでしょうか。

何、この…何?

 正直、日常会話であり大した内容はないのですが、アジェンダ283を過ぎ、知り合いではなく同じ事務所の仲間となった2人のゆったりした空気感が伝わって来ます。後、普段それぞれのユニットメンバー達といる時とはまたちょっと違う雰囲気が漂っていて……、何かこう……、良いよね!!!特に真乃ちゃん→透ちゃんのホーム会話は、是非自分で試して聞いてみてほしいです。お互いにリラックスしている雰囲気が伝わるのではないでしょうか(え、考えすぎ?そんなはずはねえ……。

裏声であいつら(羽が落ちてて)、及び透GRAD

ここのあさあさコンビの会話結構好き

 最後に、S-SSR「裏声であいつら」を考えようと思います。が、自分は最初読んで正直「何か良かったけど、つまりどういうことだったんだ?」と感じ、その後見つけて個人的に納得できたnoteがあるのでこれを参考に書いていきます(というか滅茶苦茶影響を受けています)。後あらすじ含めこちらを先に読んでいただくと嬉しいです。自力で纏めなくてすみません。

 裏声であいつらの1話目のタイトル「透明心臓」から透のGRADの関連が察せられます。GRADでは透は、文字通り走り、努力し、そうやって能動的にに繋がりの中に入り込み、生きている実感を得ようとします。裏声であいつらでは、また別のやり方で生の実感を、おそらく無意識で探しています(ここでの透とあさひのやり取りは必見)。
 そして2話目ではどうなったか。その前に1つ共有したいことがあります。それは「人間である以上、『息してるだけ』の時間も絶対に必要である」ということです。

月並みな表現ですが人は一人では生きていけません。他の命に支えられたり、他の命を食らったりして生きている訳です。透自身もそんな生命の繋がりに興味があり、繋がりの中で生きたいと思っています。

【裏声であいつら】浅倉透 感想【シャニマス】

今回透(ミジンコ)は真乃(鳥)の優しさを受け取ることによって、GRADとはまた違った、息してるだけでも良い、受動的な生の実感を得られ満足できたのかもしれません。そして真乃の優しさを無意識に感じたことからタイトルが「羽が落ちてて」になったと考えられます。
 またこのタイトルについて、自分は別の解釈も考えています。実は先程考えたアジェンダ283において、こんなシーンがあります。

 河原において、甜花が助けた魚が、鳥(推定サギ)に食べられるシーン。透GRADを踏まえると、これが事実以外の別の意味を持つように思います。シャニマスに於いて魚といえばノクチルの比喩として使われます。また鳥といえば、やはり283プロでしょう。アジェンダ283の真乃と透の会話や透GRADを踏まえると、このシーンは「魚が鳥に食べられる=食物連鎖の繋がりの中で鳥の一部になる」、つまり「ノクチルが283プロに受け入れられる/受け入れられていく」という示唆だったのではないでしょうか。また更に裏声であいつらの内容を合わせると、「ミジンコが鳥に食べられ(透が真乃の優しさを受け取る)一部となる」から「透が283プロのアイドルの一員になっている」とも考えれます。もしかしたら、「羽が落ちてて」の羽とは、透自身の翼の羽なのかもしれません。

※ミジンコが鳥に食べられる、のところで「あれ、じゃあとおまのじゃなくてまのとおなのか?公式、そういうことなのか?」とかしょーもないことを考えてました。


結び

 いかかでしたでしょうか。
 自分は記事を見返してみて、「何かふわっとしてんなあ」という感じです。最初は「とおまのの良さを具体的に説明してやるぜ!」なんて息巻いていたのですが、正直自分の好きという感覚を説明するのは難しかったです。なんならコミュのところとか、どっちかというとそのコミュそのものの話になっていたような……。後やっぱ透周りのことを考えまとめるのが難しかった……。まあ自分の力不足なのでしゃーなし。
 取り敢えず、今回の記事で言いたかったのは「真乃と透の組合せは、見た目も勿論だが、描写が少ないながらもお互いのやり取りや相性の良さを窺えるから良いよね」ということです。それが伝えられたら嬉しいです。
 また少し謝辞を。引用させて頂いたl94sk様。本当に素晴らしいnoteでした、ありがとうございます。
 そしてここまで読んでいただいた皆様、1カプ厨のnoteに目を通していただきありがとうございました。もっと分かりやすい記事を書けるよう精進したいと思います。
 それでは最後に。

「とおまの 最高 とおまの! 最高! とおまの! 最高!」

「とおまの 最高 とおまの 最高 イェイイェイ」

「オマエもとおまの最高と叫びなさい!!」
 
 
さよなら~。


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