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Healthtech/SUM 2020 ピッチファイナルへ向けて


我々がこのサービスを検討し始めたのが1年半ほど前になります。
まだ、COVID-19が中国で検出される前でした。
我々のアイディアが産み出された時と、COVID-19が世の中に出てくるのとは同時期だったのかもしれません。
COVID-19が世界を変えたように、我々も世界を変えたいと思います。
我々の思想のコアにあるのは『Change the practice』です。
これまでの世界観や価値観がすべて一旦破壊され再度創造されています。
我々が行おうとしていたことが、
否応なしにCOVID-19によりすべての人に突き付けられたのです。
我々はこのインパクトを『創造的破壊』と考えています。
『Pubcare』はいよいよ今月ローンチされます。今はbefore『Pubcare』です。
『Pubcare』が産まれるのには絶好のチャンスだと思っています。
我々のサービスは『革新的』であると同時に『根源的』、『普遍的』なものです。
サービスは4つの機能からなります。
『ヘルスケア管理』
『ライフログ』として取り扱うPLR(Personal Life Repository)
『マイカルテ』と呼ぶPHR(Personal health record)
そして『コミュニケーション』(SNS)
です。
これらは4つの別々のサービスやアプリとして提供されるべきではありません。
1つのアプリケーションとして統括して提供されるべきです。
しかも、アプリケーションではなくプラットフォームとしてです。
日本には高血圧の人が4300万人、糖尿病の人は1000万人います。
生活習慣病は、
遺伝的背景に、塩分過多や、肥満、様々な生活習慣がトリガーになって発症します。
この中に、高血圧や糖尿病、もしくはがんになった方はどのくらいいるでしょうか?
どのくらいの方が毎日薬を飲んでいるでしょうか?
先ほどお話しをしていたように、
生活習慣病は生活習慣に問題があって発症します。
どれだけ素晴らしい薬ができても、Lifestyle managementには敵いません。
しかし、『問題のある生活』を客観的かつ定量的に把握できる方法は未だにありません。
いくら患者さんに生活状況を確認しようとしても、
そこにはバイアスのある患者さんの自己申告しかありません。
科学的なアプローチで患者さんへ生活指導が出来ないのです。
この前時代的なアプローチをPLRでリープフロッグします。
『Pubcare』は患者さんの不適切な生活習慣を『reveal』(炙りだ)します。
ここが1つ目の『Pubcare』の『革新的』な機能です。
将来的には『AI』が個々人に好ましい生活習慣の提案を行うでしょう。
どのような生活習慣が最も好ましい生活であるかのデータも蓄積されるでしょう。
我々はしてはだめなことを生活指導の中で伝えるではなく、
あとこのくらいまで食べてまで大丈夫ですよというアプリをつくりたいのです。
さらに言うならば、健康診断で黄色信号が出ているときから、
生活習慣に喚起をさせ、lifestyle managementで病気を防ぐところまで行いたい。
2人に1人が『がん』になり、3人に1人は『がん』で亡くなります。
多くのひとは『がん』を克服します。
『がん』が疑われたときから『患者は』様々な医療機関を渡り歩きます。
沢山の正確な情報が必要になります。
ですからまず先に『Pubcare』のPHRを使う必要に迫られます。
『正確な医療情報』を常に持ち運び共有するためです。
しかし、あなたが『がん』になって、
治療を望むことができなくなり亡くなっていくとき、
『Pubcare』を通したつながりが、
あなたと、あなたの家族に安らぎを与えるでしょう。
そこには広告は表示されません。
あなたは自分の過去を振り返り、
家族を想い、家族へメッセージを残すでしょう。
あなたが亡くなっても、『Pubcare』にはあなたの軌跡が残ります。
あなたの生活や治療や闘病の結果がリアルワールドのデータとして残り、
ビックデータを構築し、新たな知見が人類に新たな叡智を与えます。
(『Pubcare』が変える世界観、イノベーションについて)
『ICT』の本質的な利活用は情報の共有です。『Pubcare』はスーパーシティの『プラットフォーム』を構築する『Hub』になります。将来的には『API』連携などで、『AI』や『クラウドコンピューティング』が『connexion』することで、これまでになかったビジネスモデルを構築し、次世代のサービスを産み出し、我々の世界をより豊かで素晴らしい世界に変えていく事になるでしょう。
そして、この『プラットフォーム』は国や自治体、あるいはある業種の一企業ではなく、
中立的な立場で運営できるほうが望ましいと考えます。
正確な情報が必要な人に届く、公益性の高いSNS、これは国や政府、行政とは独立している必要があります。
『社会保障制度』はどの国においても国家の最重要課題です。
日本の医療保障制度は『国民皆保険』を維持し、『介護保険制度』を有するなど、比較的高福祉を比較的低負担で実現しています。
社会保障制度は『アクセス』、『クオリティー』、『コスト』が重要になります。
今後の社会保障制度改革では『病院完結型医療』から、地域全体で治し、支える『地域完結型医療』へ転換していく方針です。『地域完結型医療』では『連携』が何より大事で、リアルタイムで情報のやり取りをしなくてはいけない状況ですが、現在では困難な状況です。医療だけでも『外来』、『入院』、『在宅』、『遠隔』の4形態からなります。これらのシームレスな連携にはこれまでにない発想が必要です。『Pubcare』はこれを『PHR』を用いて解決していきます。『仕様の相違』、『ベンダーロックイン』、『個人情報保護』などの問題から特に『アクセサビリティ』において、様々な障壁から『フリー』にしていきたいと思っています。医療や介護の現場の情報の収集や生産性を一気に向上させ、医療機関、医療保険や生命保険会社、マネージドケア事業との高い親和性をもち、学会の協力や製薬会社と協業し、リアルワールドのデータから学術的知見を得て人類の叡智の源泉とし、様々な企業が『Pubcare』を介して『connexion』し、各々の企業がその強みを発揮して世界にそれぞれの地域に適したサービスとして展開していく。『AI』がデータをもとに個々の疾病リスクや予後予測することで、適切な保険の提案や、健康増進、資産管理、マネージドケア事業、世界の医療のセンター化、医療や健康保険事業への価値提案や新しい医療の形など、より発展的にさせていく可能性を有する。今後、東アジアから始まり、南西アジアへと、経済は拡大し、少子高齢化が進み、医療や社会保障のニーズは爆発的に拡大します。現状では個人の大事な医療データが永続性の担保されない形で存在している。『Pubcare』は情報管理を自己所有として『PHR』と『PLR』の持続的包括的管理と蓄積を行っていく、それが『Pubcare』のいう『創造的破壊』です。『ヘルスケア』という、さらに成長する途方もなく大きな産業が『Pubcare』を『ドライバ』として動き出す。それがafter『Pubcare』の世界です。

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『connexion by Pubcare』

CEO PhD. MD. SOICHI MURAOKA

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