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夏の準備

脇腹からうまく放熱して夏の準備を!

夏に向かって、暑さに適応して身体の放熱機能が高まる必要があります。この時季はとくに汗をかきやすい身体へシフトして行こうとします。冬は風呂に入っても汗をかきにくいが、夏は同じ温度のお湯でも汗をかきやすくなるわけです。
この汗をかきやすいという身体のモードは、腎臓の気の流れが良いということと連動しています。
夏の間は身体からの放熱を良くするために、とくに体幹部の両サイドが放熱しやすくなっていきます。
これからの6月はまず脇腹、7月になると上腹部・胸下部の脇、8月は胸の両脇が涼しくなりやすくなることで、暑さに適応する機能が高まっていきます。
この時季は、脇腹からの発散がスムーズに行かないと、腎臓に熱がこもった状態になり、脇腹の筋肉の力が抜けて身体がだるい感じがしたり、脚がむくみっぽく重く感じたりします。
腎臓のある腰の上のほうに手でふれてみると、熱く感じます。そのままじっとふれていると汗ばんできてお腹の中が温かくなり、ひざやひじの周りは涼しくなり、肩の上も涼しくなってきます。

ひじ、ひざが冷えて硬くなると腎臓の流れがつかえます。肘はは寝ている間に冷えやすく、冷えると目も疲れやすくなります。目を酷使すると肘は冷えやすくなります。

腎臓に熱がこもるとお腹がポッコリでっぱった感じになります。

腰の側では、腰椎3番に柔軟性があるほど腎臓の気の流れは良い状態になります。

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