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心理学を専攻して良かったこと5選

こんにちは、京都の会社でデザイナーをしています、ウブカタです。
麦茶がおいしい季節になってきましたね!
ちょうど昨日から麦茶を作り始め、がぶがぶ飲んでいるところです。

今回は、心理学を専攻して良かったな~と思うことを5つご紹介したいと思います。
私は大学で認知心理学を専攻していたのですが、学生時代も、そして社会人になった今も、「うお!役立ってるかも!?」と思う場面がいくつかありました。

あくまで個人的な意見にはなりますが、心理学に興味がある学生の方などの参考になったら嬉しいです。


心理学を選んだきっかけ

良かったこと5選の前に、そもそも「なぜ心理学を専攻しようと思ったのか?」について、ざっくりお話できたらと思います。

私はもともと心理学に全く興味がなく、大学では日本文学か考古学を専攻するつもりでした。

しかし。大学1年の後半の専攻選択の時期ーーー
専攻を決めるにあたって、各学科の講義をお試し受講できる機会がありました。
そこで、何となく受けた犯罪心理学の講義が「面白すぎた」ーーーー!!

具体的に何が面白かったのかは正直あまり覚えていませんが、事例紹介の中の「この人がなぜ犯罪をしてしまったのか」という解説にめちゃくちゃ説得力があって、「す…すごい….人の心ってこんな風に読み解けるんだ….」と思った記憶だけあります。
こうして心理学に魅了され、迷わず専攻することを決めました。

(結局その後、かくかくしかじかあって犯罪心理学ではなく認知心理学を専攻することになったのですが、それはまたベつの話….)

心理学を専攻して良かったこと

観点とかごちゃごちゃではありますが、どうかお許しください。

(1) 話のネタになる

あんまり純粋なことではないと思いつつ、正直これ、一番大きいかもしれないです。

世の中的に心理学がトレンドだからなのかもしれませんが、「心理学専攻してました!」と言うと、わりと良い反応をもらえます
(「心理学ってことは、心とか…読めるんですか…?」は累計50回くらい言われました(笑))

特に、UI/UXデザイナーの方って、仕事柄ユーザーやクライアントの心理を考える場面がよくあるからか、心理学に興味がある方が多い気がします。
会社の勉強会とかで「ネタがな~~~い!」となった時には、とりあえず心理学の話をしています。センキュー心理学。

(2) 統計をかじれた

心理学を専攻する中で、避けて通れないのが統計です。
実験のデータを統計分析しなければならないんですよね。
数学イヤイヤ文学部生の私はだいぶ苦労しました。

ただ、データ社会(?)の今、統計ってきっとわかるに越したことはないと思うんです。
ゼーハー言いながら統計をざっくり学んだ結果、ニュースサイトのグラフとか見て、「フゥン….」といっちょ前に分かった気にはなれています。

とはいえ、やはり文学部だからか、数学あんまりできない前提で講義が進むので、個人的には非常にありがたかったです。

今の仕事で、統計が直接役立ってるなと思うことはほとんどありませんが、今後ユーザー分析とかする場面では、きっと役に立つはず…!

(3) 論理の組み立て方が分かった

これもだいぶ大きいです。
心理学の論文を書く上では、「筋が通っているか」がかなり厳しく見られます(心理学に限らずどんな分野でも共通かもですが!)。
そのため、論理を組み立てられるようになるためのトレーニングみたいなのが、授業で行われていました。
文章の中から「根拠」と「論拠」をひたすら抽出したり、接続詞について改めて学んだり….(「文学部だ!」って思いました)

私は相当のパッションタイプの人間で、基本的に論理性が足りていないのですが、心理学専攻に付随する論理力トレーニングのおかげで、ちょっとは成長できたのではないかと思っています….!

論理に苦手意識がある人こそ、逆に飛び込んでみるといいのかも!?

(4) メンタル維持の方法を学べた

これこそ「心理学といえば!」って感じのことかもしれません。

カウンセリングとかを専攻していたわけではないのですが、断片的にある程度の知識は得られました。
知っているだけで何となく心が軽くなるような感じもします。

社会人になった今でも、たまに思い出して実践しています。
例えば、何か大事なイベントの前などに「自分はできる!」と言い聞かせると、成功率が上がるという研究結果があります。
私は結構なあがり症ですが、ミーティングの前に「できるぞ~~~」と言い聞かせて、どうにかプレゼンを乗り越えてたりしています。

(5) 視野が広がった

心理学には、「なんでも研究テーマにできる」という強みがあります。
人間や動物が関わっているあらゆることが心理学の対象範囲のため、基本的に私たちが興味を持つようなことはすべて研究テーマにできるのです。
したがって、多種多様な研究が行われます。
先輩や同級生の色んな実験に参加する中で、今まで自分とは無縁だったことも経験でき、興味が広がったり、新しい発見がたくさんありました。
(印象に残っているのは、実験で突然タップダンスを覚えさせられたことです。)
そういった意味では、いろんなことに興味がある人に心理学はオススメかもしれません。

また、心理学を学ぶ中で、「人はそれぞれ全然違う」ということを改めて実感しました。
同じ条件で実験をしても被験者によって結果が全然違いますし、また、同一人物でも環境によって全く違う行動を取ったりします。
そういった事実を目の当たりにすることで、視野が広がった気がします。

おわりに

今回は、心理学を専攻して良かったこと5選をご紹介しました。
執筆するにあたって当時のことを色々思い出し、改めて面白い学問だな~と感じました。
思えば、心理学を専攻したことを後悔したことは一度もありません!!

かなりざっくりではありましたが、何か少しでも参考になったら嬉しいです。

以上!

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