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まだ楽しめるんだ私

50も過ぎて早4年。
体力も気力も衰え現在の職場では最年長。

若いスタッフ達の謎の感覚に同じ人間でもここまで思考が違うのかと疲れが抜けない自分が、もはや場違いにそこに存在しているようで辛い。

若い頃は成功者という言葉に憧れときめき、夢や希望に満ちていたけれど成功なんて全くご縁のない現実に最近では、もうこのまま終わるんだな私の人生なんて惰性で生きているような毎日だった。

そんな時、もう何年前だろう?
昔勤めていた会社の元同僚から皆んなでランチしない?と連絡がきて、すでに定年退職した上司ともうそれぞれ違う場所で働いている元同僚と私の4人で再会。

元上司はそれはそれは厳しい人で私なんて何回泣かされたかわからないし何度反発したかわからない。でもお互い本気で向き合っていたからこその今があって、もー皆んなおしゃべりしながらゲラゲラお腹を抱えて大笑いだった。

そして気付く。
私こんなに笑ったのいつぶりだろう

職場では最年長の私がこの4人の中では最年少。
皆んなそれぞれに今を生きている。
なーに言ってんの。これからこれから〜。」
と新しい事に挑戦している事をワクワクしながら話してくれたり、それぞれの近況報告や思い出話なんてしていると「もうこのまま終わるんだ私」なんて思っていた私はそこにはいない。

「何言ってんの。楽しまなきゃ」って言ってくれる。

あ〜。
普段、若い世代の中にひとり孤独になっていたんだな私。
でもひとりじゃなかった。
会えば大笑いしたり感心したり自分にとってプラスになる仲間がちゃんといる。

このまま終わるんだなんてネガティブな感情を振り払ってくれる友達がちゃんといる。

お花見したいね〜、旅行もしようね〜って言い合いながらお開き。

私の人生このまま終わらない。終わりたく無い。
まだまだこれから楽しい事がいっぱいあるんだ。

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