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フィリピンPTとの楽しいオンライン英会話⑧

本日は足関節捻挫の症例。捻挫後翌日のPTセッションということもあって、問診や身体検査もそこまでたくさん行うことなく、最終的にRICE処置の話をして終わった。今ではより一般的なのはRICE?PRICE?POLICE?と話を投げかけると、「PRICEMEM」という答えが返ってきた。恥ずかしながら私はこのacronymを知らなかったので、調べてみた。

PRICEMEM stands for
Protect, Rest, Ice, Compress, Elevate, Manual Therapy, Early Motion, Medication.

以下のページより。
https://www.soccernation.com/how-to-manage-acute-inflammation/

なるほど、徒手療法と早期運動、薬物療法が含まれるのね。
徒手療法と早期運動は納得できるけど、薬物療法には注意が必要かも。

より最近では、と言うか2020年はPEACE & LOVEですよねと言うと食い気味で「それな!」とのリアクションが。(日本語でいう「それな!」に相当する表現でなかったのは確かだけど勢いとしてはそれに近かった)
オンライン英会話では珍しい食い気味の返答は、待ってましたよその言葉!スポーツ理学療法に関わるならみたよねあれと言う気持ちの表れなんじゃないかと。憶測だけども。

PEACE & LOVE stands for
Protect, Elevate, Avoid anti-inflammatory modalities, Compress, Educate,
Load, Optimism, Vascularisation, Exercise

PEACE & LOVEに関しては以下の論文というか総説?を参照。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31377722/

あとはYouTubeの動画も。
https://www.youtube.com/watch?v=HGTabgG7GIU


英会話では、急性期は患部を保護するけど、必要以上に保護する必要はなく、できる範囲で動かして(もちろん底屈内反方向は避け)、可能な限り活動的でいましょうという旨の話をした。

私が苦しんだのは以下の質問に対する回答。
「アイシングって1日何回するの?ずっとしてていいの?行けないの?なんで?」
「包帯は巻きっぱなしでいいの?どうやって巻くの?」

こう言ったこれまでに英語で話したことない状況に置かれると、途端に言葉に詰まる。。
だからこうやってオンライン英会話に挑戦してるし、これからも少しずつ表現を覚えていかなきゃと思うんだけど。

終わりには、「英語の抑揚はよくできてると思うよ。英語のドラマとかみてる?」という話に。
最近だとグレイズアナトミーですかね、と返事すると、「みたことあるよ〜!シーズン1、シーズン2はまぁまぁ良かったけど、だんだん恋愛ドラマになっていって…」やっぱりみんな思うことは一緒なんだなーと。

他にオススメされたのは、
・Sherlock Holmes (Robert Downey Jr.) 
シャーロックのドラマはイギリス英語だし速すぎるし私には英語字幕では無理でしたと伝えたところ、これはアメリカ英語の映画だからと。
・Concussion
・DR. HOUSE

英語対応の患者さんのスピードについていけるようになってきたと感じるのは、NETFLIXでドラマを英語字幕でみていることが大きく貢献してくれていると信じているので、紹介された映画、ドラマはみる。シャドーイングもする。でもほとんどの時間はただ動画をみて楽しんでるだけになるだろう。それでも続ける。

ふと、なんでこんなノート書いてるんだろうと思うことがある。
この時間があれば、他にやるべき仕事を終わらせられるかもしれないし、英語表現を1つでも覚える時間に当てられるかもしれない。
でもそんなに厳しくできないマイペースな自分であることは知ってる。
こうやってノートを書くことの意味は、書くことで少しでも英語に触れる機会になったり、モチベーションを保つことにつながったり、もしかしたら同じく英語を話せるようになりたいと思う人とつながったり、既に英語を使いこなしている人に導いてくれたり、可能性を拡げてくれることにあると信じて。もう少し続けてみようと思う。


本日学んだ表現
以下のページとオンラインレッスンを参考に。
https://geekymedics.com/ankle-and-foot-examination/
https://blogs.bmj.com/bjsm/2019/04/26/soft-tissue-injuries-simply-need-peace-love/

Movement assessments

Ankles up (DF)

Ankles down (PF)

Ankles in (inversion)

Ankles out (eversion)

Ankle DF:
Extend your feet backwards, like you’re trying to point them up towards your head.

Ankle PF:
Push your feet downwards, like you are pressing a car pedal.

Toe flexion:
Curl up your toes as tight as you can.

Toe extension:
Extend your toes backwards, like you’re trying to point them towards your head.


Soft tissue injuries simply need PEACE & LOVE

“P” means Protecttion. Unload or restrict movement for 1 to 3 days to minimise bleeding and reduce risk of aggravating the injury. Rest is recommended for 1 to 3 days after an injury, but should be minimised as prolonged rest can compromise tissue strength and quality.
“E” means Elevation. Elevate the limb higher than the heart to reduce swelling.
“A” stands for Avoiding anti-inflammatory modalities. Anti-inflammatory medications may potentially be detrimental for long-term tissue healing.
“C” stands for Compression. The purpose of compression is to reduce swelling.
“E” stands for Education. Therapists should educate patients on the benefits of an active approach to recovery.

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