7日目午前の部には日本からの出場者続々登場~ショパンコンクール予備予選
猛暑の日曜日のショパンコンクール。予備予選は6日目まで終了して折り返し地点を過ぎました。今日から後半、7日目、7/18(日)午前の部のセッションがまもなく日本時間17時からスタートします。
昨日は日本からの出場者が1人もいない日でしたが、今日の午前の部は打って変わって日本祭り。応援しがいのある1日になりそうです。
◆7/18(日)午前の部 ※日本時間で表記しています
17:00 三好朝香さん(2016特級銅賞)
17:30 水谷桃子さん(2008特級準金賞)
18:00 Arsenii Mun (ロシア)
18:30 中川真耶加さん(2014特級銀賞)
休憩
19:30 中村優似さん(2013G級銀賞)
20:00 Viet Trung Nguyen (ベトナム/ポーランド)
20:30 野上真梨子さん
配信はこちらから
前半は、ロシアのArsenii Munさんを挟んで、ピティナ特級入賞者が続きます。過去の演奏をご紹介しながら、健闘を祈ります。
三好朝香さん
ショパン:幻想ポロネーズ 変イ長調 Op.61 (2016特級セミファイナル)
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 第3楽章 (すばるホール壮行演奏会から)
水谷桃子さん
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 第1楽章 (すばるホール壮行演奏会から)
ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ(2009年3月ピティナ入賞者コンサート)
当時高2で特級準金賞に輝く快挙を成し遂げました
中川真耶加さん
前回2015年、第2次予選に進出して以来のワルシャワでのステージです。
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op.60 (2015年大会 1次予選より)
ショパン:エチュード 嬰ト短調 Op.25-6 (2015年大会 1次予選より)
午前の部後半にも、日本からのコンテスントが出演します。
中村優似さんも、2013年G級銀賞など、大変実力のあるピアニストです。特に、2018年に初めて開かれた第1回ピリオド楽器のためのショパン国際ピアノコンクールに参加されたことは記憶に新しく、彼女らしい純粋な演奏で魅了してくれました。
ショパン:2つのポロネーズ Op.26 (2018年ピリオド楽器のためのショパンコンクール2次予選より)※エラールによる演奏
J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻 第13番(2018年ピリオド楽器のためのショパンコンクール1次予選より)※プレイエルによる演奏
野上真梨子さんも、2010年と15年のショパンコンクール出場経験者で、今回は3回目の挑戦。ショパンの演奏に定評のあるピアニストです。第5回野島稔・よこすかピアノコンクールで第1位を受賞するなど国内外の実績も数多く、日本におけるショパン研究・演奏の第一人者、下田幸二先生・高橋多佳子先生の指導を長年受けたのち、今はベルリン芸術大学に学んでいます。
2015年ショパンコンクール 第1次予選の演奏
ベートーヴェン:ピアノソナタ第28番 (ご自身のYouTubeチャンネルから)
これだけ日本のコンテスタントが続くと、ドキドキが止まりませんが、ワルシャワのステージに素敵な音楽を響かせてくれることを願って応援します。
タイトル部サムネイル写真:(c) Darek Golik (NIFC)
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