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1次予選初日、18名の演奏が終了~2021ショパンコンクール

第18回ショパン国際ピアノコンクール、1次予選の5日間のうちの最初の1日が終了しました。5年に一度のピアノの祭典、しかも1年の延期もあって、「待ちに待った」という雰囲気が会場にもオンライン聴衆のチャット欄などにも満ちていました。

ライブ配信映像が、そのままアーカイブされ、「概要」欄で各演奏者・各曲ごとに頭出しのタイムが表示されていますので、気になる演奏者の好きな作品からお楽しみいただけるようになっています。

◆10/3(日)1次予選1日目 昼の部のアーカイブ

◆10/3(日)1次予選1日目 夜の部のアーカイブ

夜の部の後半に登場した日本の沢田蒼梧さんは、緊張もありながら、沢田さんらしい溌溂とした演奏で盛り上げました。


予備予選を免除されたピアニストたちや前回大会を経験している出場者も、それぞれに説得力のあるショパン像を響かせ、初日からそのレベルの高さに大きな拍手を浴びていました。

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ショパンコンクール公式サイトの発表によると、今回のコンクールでは、スタインウェイ2台(それぞれ300と479と呼称)、ヤマハ、カワイ、ファツィオリと、4社、計5台のピアノが持ち込まれており、事前のピアノ選び(各演奏者15分)を経ての選択数は以下の通りだそうです。

スタインウェイ 64名(2台の内訳は不明)
ヤマハ  9名
ファツィオリ  8名
カワイ  6名


日本時間ではすでに本日となった2日目、10/4(月)「昼の部」(日本時間17時から)のセッションには、進藤実優さん・反田恭平さん・角野隼斗さん・竹田理琴乃さんと、続々と日本からのコンテスタントも出演します。ますます眠れない夜が続きそうです。

◆日本人コンテスタントの出演スケジュール






写真:©Wojciech Grzedzinski/ Darek Golik (NIFC)

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