飯田有抄のショパコン日記56〜オペラ座での入賞者ガラコンサート
55の日記に書きましたとおり、にわかに固めた「黒くしときゃ大丈夫」コーデでお出かけしたポーランド国立オペラ劇場(ワルシャワ大劇場)と入賞者ガラコンサートの1日目。それはそれは華やかなことでございました。
表彰式やコンサートの模様はYouTubeの配信からも、その雰囲気が伝わったことと思いますが、ここでは会場の内部を少しお写真でも。外はこの通り、宮殿のような劇場入口がライトアップされてドーン!
テレビ局の中継車などもピタッとついておりました。
さて、内部です。チケットとワクチン接種証明書をもって入りますと、セキュリティーチェックがありました。ヨーロッパだと美術館とかにもありますね。カバンがベルトコンベアーで運ばれ、ボディチェックもありました。なぜかカメラを起動してシャッターを押してみろ、とも言われました。(カメラじゃないカメラもあるのか?)
そこを過ぎれば、赤絨毯の先に夢の世界が!
階段の上には、毎日のように配布されていたコンクールの冊子をもったお姉さんが。お姉さんもドレスアップよ! 可愛かったので「撮らせて」と言ったら、けっこう嬉しそうでした。ジンクイェ♪(←唯一覚えたポーランド後)
劇場内のオブジェも素敵。
だんだんと人が集まってきました。ロングドレスの女性も多かったけど、セクシー系の人もいました。どうやら、「ドレスコード:ロングドレス」とあっても長さは関係ないらしい。
わいわい がやがや ここはオトナの社交の場。
と、そこへマルタさんからメッセンジャーが。
「バーの階にいます」
おお。バー。
マルタさんが待っていたところには、かなり巨大(すぎる)なフォトスペースも。すごいな。こういうの作るんですね。
せっかくなので、前に撮っていた若い女性に、私たちも撮ってもらいました。
「わー待って待って、今だけマスク取ろうか」
「ハイ、お願いしまーす」
わかりますか?
「HOP N20」って。これ、全体は「CHOPIN 2021」。
全部入れるとしたら、広角すぎやしませんか!人物ちっさーってなります。そんなフォトスポットなのでございます。
まだ時間があります。
「シャンパンでも飲む?」とマルタさん。
おお。いいですね。もうここはお祝いの場所ですし、ちょっといただいてしまいましょう。
美しいシャンパン。
連日緊迫しながら取材してきた私たちも、ようやく少しリラックス。
マルタさんは美しいベルベットのブラックロングドレスです。すっごく場に馴染んでました。Suitable & Beautiful! 今後のお手本にしよう。
(TikTokのカエルくんも来てました)
いよいよ場内へ。わっ と思ったのが、この天井。大丈夫ですか?この写真・・・ブツブツはちょっと・・・という方はすぐにスクロールしましょう。
客席はこのような感じ。
開演し、前半は配信でもご覧いただいたとおりの表彰式。大統領も挨拶をするなど、国家としての大イベントだったことがわかります。
司会のお二人の写真を後で見て、「輝く!日本レコード大賞」を思い出してしまったことはここだけの秘密にしてください。
前回は、いろいろな挨拶が2時間くらいも続いて、とてもこの前半が長〜かったそうです。今年はその反省(?)を生かしたのか、わりとスッキリおわりました。
審査員団。
それにしても晴々しいことよ。入賞者の皆様、本当におめでとうございます!
こちらが当日配られたプログラムです。
1位のリウさんの協奏曲で締め括られました。
感動をありがとうございます!!
(写真:飯田有抄/ピティナ)
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