見出し画像

入賞者ガラ第二夜、そして特別賞の発表~2021ショパンコンクール

(ヘッダ画像は浜松市長賞を代理授与する駐ポーランド日本大使宮島昭夫氏)

現地10/22(金)の晩には、入賞者ガラコンサートの第二夜。昨日のナショナル・オペラから、ふたたびワルシャワ・フィルハーモニーに会場を移しました。設営などの関係で、昨日の第一夜では、優勝者が選択したファツィオリのピアノをすべてのピアニストが演奏しましたが、第二夜ではそれぞれのピアノを演奏したようです。

コンサートの模様は、YouTubeでも配信されました。

プログラムは、第一夜と同様だったようです。そうなると、今晩行われる第三夜のプログラムが注目ですね。最後の日は、ちょっと違う趣向になることもあります。2005年には、優勝者ラファウ・ブレハッチが、最後の最後のアンコールで、ドビュッシー「月の光」を感動的に演奏してコンクールの幕を閉じました。

さて、当日と授賞式で発表された以外の特別賞が、この日の第二夜に発表されましたので、ご紹介します。

◆最年少ファイナリスト賞
J J Jun Li Bui ジェイ・ジェイ・ジュン・リ・ブイ(カナダ)

◆最優秀ポーランド人セミファイナリスト賞
Piort Alexewicz ピオトル・アレクセヴィチ(ポーランド)

◆最優秀演奏賞(ポーランド・ベラルーシ・イスラエル・リトアニア・ウクライナ・ロシアの演奏者の中から)
Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)

◆浜松市長賞(最優秀賞=第1位受賞者に)
Bruce (Xiaoyu) Liu ブルース・シャオユー・リウ(カナダ)

◆ポーランド出場者最優秀賞(この基準の特別賞が3つ出ています)
Jakub Kuszlik ヤクブ・クシュリック(ポーランド)

◆最年少の女性ファイナリストへの特別賞
Eva Gevorgyan エヴァ・ゲヴォルギヤン(ロシア/アルメニア)


最年少ファイナリストのJJ(みんなそう呼んでるんで・・)

JJ最年少

惜しくもファイナル進出はならなかったアレクセヴィチさんだったが、確かに三次予選の24の前奏曲は大きくて温かなものが広がって感動的だった

アレクセヴィチ

素晴らしい才能を見せてくれたエヴァさん

エヴァ


写真:©Wojciech Grzedzinski/ Darek Golik (NIFC)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?