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予備予選いよいよ最終日。日本の沢田蒼梧さんは18時半頃から~ショパンコンクール予備予選

12日間にわたった予備予選も、いよいよ最終日です。午前の部に7名、夜の部に4名が参加し、その後、いよいよショパンコンクール本大会(10月)への進出者が発表されます。

結果発表はいつ?進出数は?


最終日のコンテスタントと配信URLです。

◆7/23(木)午前の部 ※日本時間で表記
17:00 J J Jun Li Bui (カナダ)
17:30 Michelle Candotti (イタリア)
18:00 Xuehong Chen (中国)
18:30 沢田蒼梧(2019特級入選)
休憩
19:30 Andrey Zenin (ロシア)
20:00 Cristian Sandrin (ルーマニア)
20:30 Se-Hyeong Yoo (韓国)

午前の部配信URLはこちら


◆7/23(金)夜の部 ※日本時間で表記
24:00 Kaiwen Zhao (中国)
24:30 Yilan Zhao (中国)
25:00 Ziji Zoe Zhao (中国)
25:30 Tianyu Zhou (カナダ)

夜の部配信URLはこちら


日本人31名の最後を飾るコンテスタントは、2019年の特級ファイナリストでもある沢田蒼梧さん。名古屋大学医学部に学びながら、ピアノも高いレベルで研鑽を積んでいます。

彼がすごいのは、単なる「二足の草鞋」ではなく、どちらもスペシャリスト、プロフェッショナルとして、プライドを持って究めようとしていること。ショパンコンクール入賞者でもある関本昌平先生の指導の下、ショパンは長年愛奏してきたレパートリー。期待を込めて応援したいと思います。

ショパン:スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31 (2019年特級二次予選)

ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23 (2015年G級全国大会金賞受賞時)


日本以外のコンテスタントも、最後まで高いレベルの競演が続きます。


J J Jun Li Bui (カナダ)は、ジュニア時代から、すでに多くのピアノコンクールに優勝・入賞してきたピアニストです。今回、再三出てきているダン・タイ・ソンの指導を受けている生徒の一人でもあります。

クライバーンジュニア国際ピアノコンクール セミファイナル(2019年)

ジーナ・バッカウアー・ヤングアーティスト国際ピアノコンクール第2ラウンド(2021年)

Xuehong Chen (中国)も、若い頃から注目され、2015年の予備予選にも参加しています。モスクワ(2014年)北京(2016年)など各地の若いピアニストのためのショパンコンクールでも入賞していました。年を重ね、どのように成長を重ねているでしょうか。

ショパン:バラード第1番 ト短調 Op.23 (パデレフスキ国際ピアノコンクール、2019年より)


153人が熱演を重ねてきたショパンコンクール予備予選は、演奏終了後、いよいよワルシャワ時間の7/23(金)夜遅く(日本時間の7/24(土)早朝)に10月の本大会進出者が発表され、予備予選の幕を閉じます。

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