見出し画像

【AI LAB】 Ptmindが取り組むAI活用法を初公開!

みなさん、こんにちは!日頃よりPtJournalをご覧いただきありがとうございます。

今回は、これまでPtmindおよびPtengine上のチャネル上ではまだ公開したことのない、いわば本邦初公開!な情報をお届けします。

それはまさしく、AIに対する取り組みに関してです。

AIが基本装備の世界に

AIの導入が、現在の、そして今後のビジネスにおいて重要な要素となっているのは疑いようのない事実だと思います。

マーケティングやサイト上のユーザー体験においても、AIによる迅速かつ正確なデータ分析・改善提案などにニーズが集まっているのを感じます。

実は、Ptengineを自社開発・提供するPtmindでも、AIの急速な進化と市場拡大の前線を切り拓くべく、独自のAI技術を活用したプロダクト開発を進めています。

本noteでは、そんなPtmindのAIに対する取り組みのうち、代表的なものをご紹介します。

1. 顧問をAI化!「デジタルツイン」ならぬ「AIツイン」

いきなり何?と思われたかもしれません。かく言う筆者もこの話を聞いた時は、いったい何事かと思いました。笑

しかし、百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、実際に開発途中の「AI化された顧問」を見せてもらった時に、なるほどこういうことか!と一気に理解が進みました。

それがこちら👇

Ptmindの首席顧問である花井健氏のAI(通称: Hanai AI)です!

テキスト、もしくはご本人に話しかけるように音声で内容をインプットすると、Hanai AIがその回答をしてくれます。

もちろん返答時の声もご本人の声を学習させているため、花井氏の声そのままです。

この取り組みはまだ実験的な段階にありますが、ねらいの1つは、顧問の考え方そのものを社内により浸透させることです。(遊びではありません!笑)

また、近い将来的にPtengineを Ptmindの理念により沿った形へとトランスフォーメーションさせていくためのステップでもあります。

つまり、Ptmindは、人と機械、それぞれのユニークな強みのシナジーから生まれる価値を信じ、それらによってブランドと消費者や、企業と企業などの間のWin-Winを生み出すことをミッションとしています。

AIにおいても、単なる効率化や自動化を超えて、人間の感情や意図を理解し、共感や柔軟性を備えた存在として、お客様に寄り添えるレベルへの開発に取り組んでいます。

2. 社内向け業務効率化の心強い味方 Pt AI Agent

Pt AI Agentは、現状では社内向けに開発されているChromeのプラグイン機能です。

いわゆる「作業」になりがちなタスクをより効率的に行い、業務全体の効率化を図るためのものです。ChatGPTのように内容を入力すると、それを解釈して適切な内容を返答する自然言語処理がベースになっています。

Pt AI Agentには、現時点で複数の機能があり、それぞれがエージェント(キャラクター)としてメンバーの日々の仕事にさりげなく、しかし力強く寄り添ってくれています。

エージェントたちのご紹介

ここからは具体的に6つのエージェントを簡単にご紹介します。

1.General (一般)

◼︎キャラクター: Webサイトのデータ分析のスペシャリスト。特にPtengineやGA4に関する知識が豊富で、データ分析やLP制作の質問に答えてくれる頼れる存在です。

◼︎使い方: 質問を投げかけると、的確なアドバイスやヒントを教えてくれます。

2.Localization (ローカライズ)

◼︎キャラクター: 翻訳やローカライゼーションのプロ。日本語から英語、中国語から日本語など、コンテンツの言語が異なる場合は、最初に翻訳を行い、その後ネイティブらしい自然な表現に仕上げてくれます。

◼︎使い方: 翻訳や文章のブラッシュアップを行いたい時に、入力内容に応じて適切に対応してくれます。

3.Mail (メール)

◼︎キャラクター: ビジネスメールのエキスパート。ビジネスメールの作成やリライトをサポートしてくれる頼もしいエージェントです。ある程度はパターン化されつつも、送付相手によって細かなニュアンスの調整に配慮する必要があるタスクを助けてくれます。

◼︎使い方: メールの内容を入力すると、適切な形式で仕上げてくれます。

4.Research (リサーチ)

◼︎キャラクター: リサーチの得意なアシスタントです。たとえば、WebサイトのURLを入力すると、それに基づいて企業情報やその企業のキーパーソンについて調査し、必要な情報をまとめてくれます。

◼︎使い方: 調べたい企業名やURLを入力すれば、Web上の情報やPtengineのデータをもとに整理してくれます。

5.Summary(サマリー)

◼︎キャラクター: 会議や議事録のまとめ役です。重要なポイントを整理し、ToDoリスト形式でわかりやすくまとめてくれます。画像をインプットしても可能です。

◼︎使い方: テーマやキーポイントを指定すれば、情報をきちんと整理してくれます。

6.Point Extraction(ポイント抽出)

◼︎キャラクター: 長文をすっきり整理するのが得意なエージェントです。内容を渡すと、要点ごとにきれいに整理してくれます。

◼︎使い方: 要約が必要な文章を入力すれば、自動でわかりやすくまとめてくれます。

カスタムエージェントの提案

Pt AI Agentも日々改良を重ねながら利用しており、社内では「こんなエージェントがあったらいいな」という要望も募集されている段階です。

たとえば、現在提案されているエージェントの例として、以下のものがあります。

  • CSSエージェント: CSSのコードを書いたり、修正を手伝ってくれるもの

  • JavaScriptエージェント: JavaScriptやCSSをはじめ、Webサイト構築に関するコード作成やバグ修正などを幅広くサポートするもの

  • セキュリティチェックシートエージェント: Ptengineのセキュリティ情報を照らし合わせて、お客様のセキュリティチェックシートへのご回答を手伝ってくれるもの

また、上記以外にも、正規表現の確認を行う「正規表現エージェント」はメンバーの声から生まれ、すでに実装されました。


Ptengine AIも絶賛開発中

もちろん、社内向けの業務効率化ツールのみならず、Ptengine上に実装し、お客様にご利用いただけるAI機能も、まさに取り組みの真っ只中にあります。

「データの民主化」をコアに、誰にでもデータをよりわかりやすく、使いやすく提供することに努めるPtengineが目指すのは、お客様の、そして社会の経済活動における「デジタルインフラ」であり、この理念の具現化にAIの活用は不可欠だと考えています。

自信を持ってお届けできるものへと日々着々と進化していますので、みなさんにお披露目する日が非常に楽しみです。

今後もPtengineおよびPtmindのAIに関する取り組みはシリーズのような形でPtJournalでも取り上げてまいりますので、ぜひお楽しみに!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?