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引越し後の執務環境(電動スタンディングデスクの破壊力)

人は自由を欲するが、ひとたびそれを得てしまうと、ある種の不自由を懐古的また積極的に求めることがある。

そこに、人間の矛盾があり、そこにこそ、人間らしさと言うべきものの片鱗がある。

さて、

西暦2020年5月、数年にわたるホテル暮らしやシェアハウス暮らしという放浪生活にも飽き、ついに賃貸物件への引っ越しを完了させた王子であったが、ここに来て、執務環境を充実させたいという、過去に置き去りにしてきた情熱が、彼の中で再燃していた。

ここに、その一部を語ろう。

🥳🥳🥳

とりあえずやったことは、

既にあるものを流用しつつ
執務そのものが捗る環境づくり。

これを一撃でかなえてくれたのが、
フェザーン、もとい、カナダで開発された新技術
【電動スタンディングデスク】である。

「ノマドワーカー」とか「リモートワーク」とか、そんな言葉が生まれる前からそうだった私にとって、やっと時代が追いついてくれてありがたい。

コード類や本など、まだゴチャゴチャしてるのはご容赦願おう。

あまりに美しくないので公開をためらったが、写真もなしに何が伝わるというのか?と、思い直した次第だ。

🥳

ちな、

ただのスタンディングデスクは、押入れを活用して、かつてもやっていたことがある。

立って作業することの効用は、いまさら言うまでもなかろう。

足腰の運動不足を減らせるだけでなく、なにより「座りすぎ」の弊害を避けられる。

以前は、気づいた時には脚の筋肉が増えていた、という事実に気づいたものだ。

下半身の血行不良とも無縁である。

🥳

が、今回
スタンディングデスクを再開するにあたり、

自作も含めて
検討に検討を重ねたのだが、

最終的解決策として
専用の「電動」スタンディングデスクを導入する事にした。

これにより、

執務から食事まで、
これだけで完結するようになったのである。

🥳

メモリー機能つきで
いつも決まった高さにワンプッシュ調整。

これが便利極まりない!

ファイエル!と言うだけで
艦隊戦が終結する快感に似たものがある。

で、
高さ最低まで下げるとこんな具合。

食事などはこの位置でしている。
(立って食べることも、ある。)

奇しくも
右隣の折りたたみデスクと同じくらいだ。

ここまで下げられるのは
最新モデルだけなので要注意。

椅子も一見奇妙だが、

人間工学系のもので、
イヤでも背筋が伸びるブツ。

だんだん慣れてきたが、
最初は背筋に疲れを感じた笑

座り位置にも慣れが必要で、
ちゃんと座らないと
おしりにムダに体重がかかってるのがわかる。

いろんな意味で鍛えられる椅子だw

1時間とか座ってると
もう飽きてくるので、
自然と立ち上がることになる。

座り心地が悪いわけではなく、
ADDなだけである。

計算外の利点は、
電動スタンディングデスクの最低位置でも
下にスッポリ入ること。

部屋がスッキリしてよろしい。

🥳

パソコン周りは
いまのところシンプルで、

全部盛りの
13インチ MacBook Pro Early 2015 に、
Apple Thunderbolt Display.

そして iPad で OmniFocus 参照という
セカンドディスプレイ的な使い方。

第一段階は、
これで完成である。

さて、

これでも十分なのだが、
我が想像の翼は、その羽ばたきをやめる事はなかった。

第二段階は、
ディスプレイのアップグレードである。

そもそも、
位置が悪い。

ディスプレイそのものの高さが、
目線より低いのである。

これは、肩こりの元凶となる。

🥳

なので、
VESA マウントできるディスプレイで
高さをいい具合にしたい。

製品自体は、
何にしようか決めかねているところ。

4K以上のモニタで Retina 表示は当然だが、サイズは、UltraWide なやつも悪くないと。

ビデオ編集もするので、横長でタイムラインが一望できるのは、とても魅力的である。

加えて、FHD 1枚をサブモニタとしてつけてもいい。

なんなら合計3枚にしてもいい。

もちろんすべて
VESA マウントである。

目線の高さに合わせるためだ。

🥳

なお、いまの Mac は
Mac Mini 2020 に置き換えるつもりなのだが、

どのみち
パワー不足なので、

eGPU(外付けグラフィックボード)をつけることになる。

かつて自作PCをしていた身としては、かなりwktk

そして、RAID ストレージも用意するのだろう。

さらに、ラズパイサーバーで smart home 化までいけば、男の都会一人暮らしとしては、頂上ここに極まると言えよう。

「すごいですね。
今度遊びに行かせてくださいね。」

妄想も捗るというもの。

🥳

というわけで、

何年もの間
文字通りノマドだったわけだが、

ついに Permanent Base (恒久的基地)を再興している訳である。

家とはかくも便利なものなり。

🥳🥳🥳

征服の後、定住を選んだバイキング達も
似たような気持ちだったのだろうか?と、

遠い歴史に想いを馳せながら、
自らの行く先を見据える王子であった。

Ende

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