★「叱らない子育て」はウケのいい投影的理想像に過ぎない件
以前ブームだったそうで、
その結果は既に明らかになっている。
面白いのが
保育士や幼稚園スタッフの体験談。
叱れない親が増えてる、
こっちがイライラすると。
ワガママの芽は園で摘み取ります、
という書き込みを見て、
すごい仕事だなと思った。
中には他人の子までも叱る
毅然とした母親も、ちゃんといるそうで。
ブームに流されない人だというわけだ。
「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。」
- ビスマルク
🥳
私がたまたま出くわして
ウザかった父親がいる。
プールか温泉の更衣室に
親子が入ってきた。
子供は3歳かそこらと思われるサイズ。
で、
いっぱいいっぱいな感じで
父親がわめき続ける。
「●●くんはやくこっちおいで!どこ!?
もうなにやってんの〜
迷惑だから〜はやくして!(ぴえん)」
これが終始続く。
うるさいだけでなく、
キモくて敵わない。
「おい!●●!
いい加減にしろお前!
言うこと聞かんなら置いてくからな。
自分でやれよ!」
🥳
それくらい言えよ、男だろ。
コイツ絶対マザコンと思ったものだ。
たぶん奥さんは鬼嫁で
尊敬されてない。
奥さんにわめかれるのが嫌で、
この言動を生んでるのと違うか?
身体付きは普通体型だったが、
甘ったれボーイが出ちゃってた。
ほんとうに、いろいろ
いっぱいいっぱいなんだろう。
そこは同情する。
だがな?
店でもどこでも、
一番迷惑なのはたいてい、
うるさくわめく親のほうだ。
🥳
私としては、
人の子供が多少走り回ろうが、
多少ワイワイしようが、
「元気だなあ〜すくすく育てよ!」
くらいに思うだけで、
それが耐えられないなら、
そもそも、
回転寿司だのモールだの、
そういう空間に行くべきじゃないと思ってる。
落ち着いたカフェに行け。
うるさいのは、
叱るつもりで叱れてない、
実際には本人がテンパってるだけの
母親か父親である。
デカい子供化しちゃってる。
こっちのほうが迷惑なのだ。
キンキンうるさい。
迷惑だからとキンキンわめいて
10分とか止まらないソレが、
まさに迷惑。
そこに気付いてほしい…
🥳
しつけなってないの分かってて、
それが人様から評価されるのが怖いんかなと思う。
赤の他人からの評価なんて
どーでもいいじゃん。
私はそう思う。
実際子供が
勝手に人様のテーブルいったりしたら、
謝ればいいじゃん。
元気な子供をかわいく見れないようなヤツは、
社会の害悪だから、ほっとけばいい。
立派なお爺さまとかから
そこで親として叱られるなら、
勉強になるからええやん。
空想上の道徳警察が怖いだけで、
叱られるのが怖いのは、親のほうではないのか?
私はそう思う。
私は
13歳年の離れた妹がいるので、
ここまで言語化はできてなかったが、
私は20歳前に
この悟りに到達していた。
🥳
以上すべての
親による迷惑行為の根本は、
「叱らない子育て」にあるのだ。
むかしから、
信賞必罰は
人を伸ばす基本である。
聖書にはこうある。
«子を懲らすことを、さし控えてはならない、 むちで彼を打っても死ぬことはない。もし、むちで彼を打つならば、 その命を陰府から救うことができる。»
箴言 23:13-14 口語訳
とても有名な箇所。
これが書かれたのは
2500年くらい前だが、
時代的に、
悪事にはムチうつというのは普通。
そこまでしろとは言わないが、
尻くらい叩けよ。
そこ我慢してイライラするから
頭叩いちゃうわけよ。
それ、逆効果やん。
すべての局面で優しく諭すだけとか
大人相手でも通用しないから!
🥳
子供ってのは、
自分のことも思い出してほしいが、
基本的に
天使の顔した悪魔である。
心理学の初歩でもやれば
絶対に出てくる「エゴ」のかたまり。
見た目の可愛さに
特に母親は、だまされるだけなのだ。
と、思っている。
そこに、
無垢さの理想像が投影されるので、
なおさら天使と思いたくなる。
まさにそういう本などは
ウケがいいじゃないか。
🥳
私は産めないから、
ここの線引きがどれほど難しいかは、
わからない。
トラウマを植え付けたくないというのは
わかるが、
子供も大人も、
トラウマってのは自分で勝手になるもんだ。
トラウマを語るなら、
人間心理そのものを
もっと勉強してからにしてほしい。
ご飯抜きとか、
その程度乗り越えてきた人たちは山ほどいる。
「うちの子じゃありません!」という、
子供からしたらとんでもない恐怖だって、乗り越えられるのだ。
バシバシ叩かれるなんて当たり前だ。
それに比べりゃ、
毅然と叱るくらい、まるで痛手にはならない。
パッと叱って、
ないたら慰めて、
そのほうが時間的にもサクッと終わる。
エゴのしぶとさ
なめんなよ。
(同じ人間のあなたも、よく知っているはずだ)
🥳
最後に。
今の基準では虐待レベルで
しつけられた私としては、
これだけは言える。
「大丈夫 、あなたの基準で やり過ぎても、たいして問題ないから。」
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