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【CL愛知ベスト8】 予選1位通過 マルヤクデVMAX デッキ解説

こんにちは、リンです。
今回はCL愛知2021のスタンダードレギュレーションにて予選1位で本戦に進出し、ベスト8という結果を残すことが出来たので記事を書かせていただきました。

2人で60枚共有して私はベスト8、もう1人は完走することが出来たので、完成度の高いデッキだと思っています。

1.環境予想

Tier1 
・三神ザシアン
・ビクティニMM
・れんげきウーラオス
Tier2
・ムゲンダイナ
・レッドパーフェクション
・悪パーフェクション
・マルヤクデ
Tier3
・マッドパーティ
・ジュナイパー
・いちげきウーラオス など


2.デッキの選択経緯

1つ目は、三神に強いということです。
三神はCLで常に多くいるデッキで、本戦含め4回は当たるのではないかと思っていました。
なので、このマッチは絶対に拾いたいと思い炎デッキで臨みたいと思っていました。
実際に予選で3回三神とマッチして有利なゲーム展開にもっていくことが出来たので、予想は当たっていたと思います。

2つ目に、炎デッキの中で一番安定性が高いということが挙げられます。
他の炎デッキも全て回したのですが、個人的にはマルヤクデが一番安定すると思いました。

3つ目に、不利マッチがそこまでないということが挙げられます。
個人的に不利だと思っているマッチはムゲンダイナ、水デッキの2つだと思っています。
「ビクティニも不利では?」と思われがちですが、私の勝率は練習段階では7割くらいありました。
詳しくは立ち回りで後述させていただきます。

4つ目に強力なアタッカーが多いことが挙げられます。
まずはマルヤクデV。上技も下技もかなり優秀です。
こちら側が事故を起こしている際でも、相手のエネルギーを割ってテンポロスさせ、自分が解決札を引くまで耐えるという戦法は練習でもCLでも活躍しました。
下技も4エネで180出る優秀さ。基本的に相手に押し付けるサイドプランは3-2-3や2-3-3なので、マルヤクデVで殴って倒された返しにVMAXで攻撃するというプランが非常にコスパの良いサイドプランを押し付けることが出来ます。
Vの180+VMAXの120で大きなおまもりがついたタッグチームも倒せて、Vの180+VMAXの160で一番HPの高いムゲンダイナVMAXまで見ることができます。

次にマルヤクデVMAX。このデッキを使いたい最大の理由である手貼り2回で120+エネ加速。
次に手貼りするだけで合計320出すことができます。
先殴りすることさえできれば試合を有利に進めることができます。
ここまで溶接工を使えていなかったとしても、サイドから溶接工に繋がるカード拾えるかもしれません。

次にヒードランGX。炎タイプで一番好きなポケモンで、マルヤクデとの相性も非常に良いです。
自分の場にマルヤクデがいないときにワタシラガVに溶接工を使い、その後にバーニングロードでばくねつスタンプまで繋げる動きが事故を軽減してくれます。
また2エネヒートボンバーGXでワタシラガVやコロトックV、1エネヒートボンバーGXでユキハミやモクローを倒すことができることは覚えておきましょう。

5つ目にサイドプランが理想通りに進みやすいということが挙げられます。
ポケモンカードは先にサイドを6枚取った方が勝つルールなので、いかに効率良くサイドを取り切るかということが大事になってくるポイントだと考えています。
このデッキは"キョダイヒャッカ+溶接工"があるため非常に効率良くサイドを取ることが可能です。
加えて相性が良いのがフィオネです。このポケモンを使うことで相手のベンチのHPが低いポケモンをバトル場に出させ、サイドを取る+エネ加速が出来ます。
そして次のターンにHPが高いタッグチームやVMAXを溶接工を絡めて一発で倒すというプランが良いです。
またワタシラガVを複数枚採用しているため、好きなタイミングでボスの指令を使いやすいです。(序盤にクイックボールのコストでボスの指令をトラッシュしておくと後でワタシラガVで拾えます)

6つ目に先手でも後手でも良いプランがあるということが挙げられます。
デッキによっては先手が明らかに有利、後手の方が明らかに有利という山があると思います。
今回のCLの場合だと予選が9回戦あり、本戦ではほとんどデッキ内容がバレている状態で試合をしなければなりません。
ジャンケンで試合の有利不利が大きく左右するデッキを握りたくなかったので、先手でも後手でも強いマルヤクデを握りました。
先手の基本的な動きはマルヤクデに手貼りして番を終わります。次のターンに手貼り進化で先殴りをしたいポケモンにボスの指令を使うか、前のポケモンを溶接工を絡めて倒し、次のターンにHPが高いポケモンが出てきた時に一発で倒せるようにします。

7つ目にサイド落ちがそこまで痛くないということが挙げられます。
ポケモンカードはサイドに6枚カード置いて始めるので、"◯◯が落ちると厳しい"ことが多くあると思います。
このデッキは基本的にマルヤクデで攻撃するため、溶接工がサイドに複数枚落ちていたとしても2回手貼りで攻撃出来るのでサイド落ちはそこまで厳しくありません。


3.各カードの採用理由

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