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理学療法士の将来性や今後の働き方を考えてみた【体験談含む】
今回は私の本職でもある理学療法士の将来性や、今後生き残っていくための働き方について解説していきます。
体験談を含んだ内容となります。
最初に述べますが、理学療法士の将来性はなかなか危ないと考えています。そのため、働き方の戦略を練っていかないと将来的にキツいと予想しています。
資格を保有してるから自分の身は安全だと勘違いして、何も考えずに働いていると後悔する可能性があります。
反対に、戦略を練って行動すれば理学療法士としても幸せに過ごしていけます。
「そもそも理学療法士ってどんな職業?」と思ってる方もいると思うので、解説に移りたいと思います。
理学療法士とはどんな職業なのか?
理学療法士は簡単に言うと患者さんのリハビリをするお仕事です。
以下では詳細について解説します。
理学療法士の定義について解説
理学療法士には定義があります。
これテストに出ます(学校で本当にテストに出る)
「理学療法士及び作業療法士法」第2条には
「身体に障害のある者に対し、主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加えることをいう」
理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
骨折をしました→歩けなくなりました→歩けるように筋トレやストレッチをします
上記の筋トレやストレッチを手助けするのが理学療法士のお仕事となります。
養成校で国家資格を取得する必要がある
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理学療法士は最終的に国家試験に合格して、国家資格を保有する事が必要です。
そのためには養成校に3年以上通って、必要な知識と技術を身に付ける必要があります。
私は血反吐を吐くような努力をして国家資格保有にたどり着くことができました。
特に臨床実習という必ず行われるイベントでは、実習指導者の高圧的なパワハラと猛烈なイジメに耐えなければなりませんでした。実習の帰宅後には毎晩1万文字以上のレポートを提出しなければならず、毎朝が憂鬱で仕方がなかった思い出があります。
まぁイジメと毎晩レポート1万文字は嘘ですけどね。
キラキラした楽しい大学生活に比べたら、勉強しなければならないのは間違いないです。
国家試験の難易度としては合格率80%くらい(その時によって多少変動あり)なので簡単な方だと思います。
働く領域について
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・病院やクリニックなどが【医療機関】
病院では入院する患者さんにリハビリを提供します。病院で働く理学療法士は1番想像しやすいかもしれないです。
また、整形外科のクリニックなどで理学療法士として勤める方も多くいます。
私自身、専門学校卒業後から現在まで整形外科クリニックで働いています。
病院などの医療現場では、多職種との連携が重要となります。協調性がなさすぎる私にとって、病院は最も進みたくない整形外科クリニックはほどよく働ける場所だと感じています。
・介護施設や在宅など【介護分野】
デイサービスやデイケアなど、高齢者を対象とした福祉施設で働く理学療法士もたくさんいます。
近年では訪問看護ステーションで訪問リハビリに従事する理学療法士も増えています。
少数ですが、障がい者を対象にした福祉施設で働く理学療法士も増えています。
私はデイケアの勤務経験もありますが、書類業務や多職種との連携が大変で、嫌になった思い出があります。
・教育現場
大学や短大、専門学校で、理学療法士を目指す学生の教育をする理学療法士もいます。
教育に興味のある方は将来的に教育現場に進むのもアリだと思います。
・行政分野
保健所や保健センターなどの行政機関で働く理学療法士もいます。
・スポーツ分野
プロのスポーツチームやフィットネスクラブなどで働く理学療法士もいます。
リハビリだけではなく、選手のトレーニングやコンディショニングもサポートします。
スポーツの分野で働くのは狭き門と言われております。私自身も、スポーツ分野に関わりたく、理学療法士免許を取得しましたが、当初の目標は達成できずのままです。
理学療法士が将来的に危ないと思う根拠について
私は理学療法士の将来性をそこまで感じていません。
将来的に危ないという、その根拠については以下で解説していきます。
供給過多となっている
私が理学療法士の免許取得のため、専門学校に入学した頃には、理学療法士免許を取得している人数が10万人を超えていました。
現在では、毎年1万人ペースで理学療法士免許を取得する人が増えています。ものすごいスピードです。
将来的に高齢化のピークが過ぎる時が来ます。その時には理学療法士の供給が需要を上回っていると予想できます。
とは言っても現在は超高齢社会で理学療法士の需要は増えているため、求人もたくさんあります。働く場所には困らない状態なので、将来の事なんて考えてない人もたくさんいると思います。
何も考えないで対策をとらない人は、将来的にリストラされることになるかもしれません。
年収が低くて将来的にも上がりにくい
医療系は年収が高いと思っている人も多いかと思いますが、理学療法士の給料はそこまで高くはありません。
私の2〜3年目くらいの年収は320万円もいってなかったと思います。
職場によっては30代でも年収が400万円を超えないところもあります。
引くほど年収低くないですか?
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なぜこんなに年収が上がらないのかと言うと、理由があります。
私たちのお給料は診療報酬の価格によって左右されます。そして、サービスの価格を決めるのは病院側でも私たちでもなく、厚生労働省によって決められます。
日本の全体的な物価が上がるからといって、勝手にサービスの価格を上げる事はできないのです。
また、リハビリは週に108単位、1日24単位以内におさめなければならないというルールもあります。
単位数やサービスの価格が自分たちでコントロールできない事が、給料の上がらない原因と言えます。
私が考える最適な働き方・稼ぎ方【体験談】
以下では私が考える理学療法士の最適な?働き方やお金の稼ぎ方について解説していきます。
4年目で理学療法士一筋で生きていくという道を捨てた
私は理学療法士4年目で理学療法士一筋で生きていくという道を捨てました。
上記の将来性がないという理由もその一つです。
よっぽどの技術やスキルを持った理学療法士であれば、本業一筋でも良いのかもしれません。しかし、私には凡人並みの技術やスキルしか持っていないため、これからやってくる厳しい世の中に太刀打ちすることはできないと判断しました。
何をするにしても年収を上げるための転職は必要
私がお金を増やすために最初に行った行動は転職です。
最初に働いていた職場はハッキリ言って薄給でした。
勇気を出して転職することで、年収が大幅にアップし、自分の時間も増えたため、大成功となりました。
理学療法士+スポーツトレーナーの副業に挑戦(失敗)
転職して年収アップもしたため、最初にスポーツトレーナーを副業として働く挑戦をしました。
結果は失敗でしたが笑
シンプルに自分には合ってなかったのが大きかったです。
スポーツトレーナーとして納得する給料を頂くのは大変な事だと学びました。
理学療法士+理学療法士の知識を活かした副業に挑戦(失敗)
理学療法士の知識を活かした副業にも挑戦しました。
具体的にはリハビリについてなどのコンテンツ販売です。
今書いている、noteなどの有料記事やココナラでの出品を行いました。
上記でも説明したように、私は理学療法士としての技術やスキルが凡人並みのため、あまり売れることがなく失敗しました。
理学療法士+他のスキルを活かした副業に挑戦
現在は理学療法士以外の知識を活かした副業に挑戦しています。
具体的にはブログ・せどりです。
以前の記事で紹介した、中国輸入せどりもそこそこ稼げています。
今後もコンテンツ販売など幅を広げていこうと計画中です。
理学療法士に関係ない副業をする事は、もし今後理学療法士として働けなくなった際のリスクヘッジにもなると考えています。
本業で余裕のある働き方をしながら、余った時間で副業をするのが私にとって最高の働き方と感じています。
副業の利益は投資へと回す
投資を始める事もお金を増やすために重要です!
私は副業の利益を全て投資に回す事で、大きな利益を出すことに成功してます。
上記のリンクは私が運営しているブログです。
投資初心者でも簡単にお金を増やせる方法やお得な情報などについて解説しているため参考にしてください。
おわりに
今回は私自身の体験談が多く含まれた記事となりましたが、理学療法士の現場や将来性について解説させていただきました。
私自身は理学療法士の将来性はそこまでないと感じております。よほどの技術やスキルがない限り本業1本で生きていくのは不安です。
そのため、本業+副業のような働き方をしていくのも一つの手です。
以上となります。
ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
また、進展があれば体験談の記事なども投稿していきますのでよろしくお願いします。
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