【動作観察】第57回理学療法士国家試験:午後1−5【動作分析】
第57回理学療法士国家試験を5問ずつ解説。
私がどういう手順で問題を解いているかを解説しています。実戦で役立てると思います。
同じ内容を動画でもご視聴いただけます。
〈YouTube〉
記事は音声を聴きながら読むのがおすすめです。
〈Spotify〉
学習しやすいメディアをお使いください。
それでは参りましょう!
午後1【動作観察、分析】
・支持基底面が後方に動くので、重心は支持基底面に対して前方に位置する
→後方の筋が活動するはず
→2と5は消す
・最も早く活動するのは、外乱の発生点に最も近いところ
→足関節=4の腓腹筋か?
4を選択して正解でした。
午後2【発達、反射】
・AはATNRで原始的反射なので、この中では一番早いはず
→3〜5は消しておく
・おそらくBの方がレベル高い=Cよりは後になる
→おそらく2か?
2を選択して正解でした。
午後3【関節可動域測定法】
・肩外旋は前腕中間位で測定
・
肩屈曲は内外旋中間位で、
・
手尺屈は背側から測る、
・
肘屈曲は前腕回外位で測定。
→1、2、4、5は違う
3を選択して正解でした。完全勝利です。
午後4【MMT、徒手筋力検査】
・DIP関節屈曲は深指屈筋の作用、
・
虫様筋はMP関節屈曲に作用、
・
背側骨間筋は外転に作用、
・
母指内転は内転位で抵抗だった気がする
→1、3、4、5は消す
2を選択して○
5も正解でした
午後5【ダウン症】
・わかりません
・とりあえず特徴的でなさそうな1と4は消しておきます
・あとはギャンブルで回答しました。
5を選択して不正解でした。
全く知らなかったのですが足を開いて座る特徴があるようです。
前回記事
※第57回理学療法士国家試験、第57回作業療法士国家試験の問題および正答について(厚生労働省)を加工して作成
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/tp220421-08_09.html
最後までご覧いただきありがとうございます。未来の理学療法士、理学療法士の未来のため発信を続けて参ります。今後もよろしくお願いします!