見出し画像

「書く事に集中しすぎて指が痛い!」理学療法士が教えるnoteクリエイターのフィンガーケア👍

皆さん、こんにちは。pt_okagawaです。

普段は理学療法士としてこれまで出会った患者さんの well-beingを題材として、そこまでの道のりを物語風に投稿しています。

おかげさまで、noteの投稿を続けて1ヶ月が経過しました。書くことがこんなに楽しいなんて思わなくて、夢中で書いて(スマホをいじって)います。

そんな私がnote歴1ヶ月で気づいたことがあります!

皆さん、指、痛くならないですか…?

私はワンハンドグリップ派(下図)なので、スマホで文章を打つときは右手親指をフル活用です。


そこで、私も理学療法士という身体運動のスペシャリストですので、もし同じような指の痛みにお悩みのクリエイターがいたら役に立ちたいと思い、今回の投稿では、指の筋肉のストレッチ・セルフケアをご紹介したいと思います!

スマホ操作で痛めやすい筋肉
・母指内転筋
・母指対立筋
・短母指屈筋
・長母指屈筋

痛めやすい筋肉の場所

そもそも、どこ⁉︎って感じですよね。
こちらの写真が筋肉の場所のイメージです↓

上の3つの筋肉は手のひらの中にあります。

長母指屈筋は前腕から親指の先まで長く伸びている筋肉です。だから“長”母指屈筋なんです。
写真で白く細い線で表した部分は筋肉ではなく“腱”という硬い管のような組織になっています。ここは筋肉と違って、揉んでも押しても「気持ちいい」と感じることはありません。

全部親指に関する筋肉ですね。
痛める理由のほとんどが使い痛みです!

では、ここからそれぞれの筋肉のケアの方法をご説明します!

セルフケアの基本姿勢

本題に入る前に、全ての筋肉のケアをする基本姿勢を紹介します!
力が入っているとうまくケアできないので、脱力できるよう肘から前腕をクッションのような物に乗せておくのが基本姿勢です。

母指内転筋

まず母指内転筋の役割について簡単にお伝えします。

母指とは、親指のことです。
その親指を内転、つまり人差し指側へ動かすための筋肉になります。

ワンハンドグリップ派の人にとっては、スマホを持って端から端へ指を滑らせて文章を打つのでかなり酷使する筋肉ですね。

そんな母指内転筋のセルフケアはこちら!

基本姿勢の肘から前腕をついた脱力姿勢を取り、手をパーにして、母指内転筋の三角形の中央部付近を、グーっと押して、緩めて、また押して、緩めて…と、マッサージしましょう!
『痛気持ちいいなぁ』ぐらいが押す力の目安です。

母指対立筋

次に母指対立筋です。

親指の最も手首側の関節を内側に折り曲げるための筋肉で、手のひらで物(例えばスマホ)を包み込むように持つ時に役立ちます。

そんな母指対立筋のセルフケアはこちら!

母指対立筋は親指から手首へ延長線よりやや外側にあるので、そこをグーッと押します。この時、母指対立筋の下にある骨に向かって押すのがポイントです。

短母指屈筋

3つ目は短母指屈筋です。

この筋肉は、親指の第二関節を折り曲げる(屈曲)ための筋肉です。ちなみに第一関節を折り曲げるのは長母指屈筋です。

親指でスマホを打つ時、親指は曲がっていますよね?
そのため、長時間親指を使ってスマホで投稿文を書いていると、短母指屈筋・長母指屈筋の使い痛みを起こします。

短母指屈筋のセルフケアはこちら!

第二関節を曲げる筋肉のため、その先にある第一関節を持って親指を反らせてストレッチします。第一関節は曲がっていてOKです。
写真の姿勢で20秒キープします!

長母指屈筋

最後は長母指屈筋です。

この筋肉は、前述したように親指の第一関節を折り曲げる(屈曲)ための筋肉です。

長母指屈筋のセルフケアはこちら!

腱の部分は硬く、揉んでも押しても効果はす薄く、筋肉の部分は前腕の奥深い場所ですので、揉むことが難しい場所です。
なので、長母指屈筋が着く親指の指先を持ってグイーッと反らせてストレッチします。この時、必ず手首も反らせます。
短母指屈筋同様、写真の姿勢で20秒キープします!

使い方を変える

ここまではnote投稿などスマホをよく使うことで痛めやすい筋肉のケアの方法を伝えましたが、
使う指や持ち方を変えて、一つの指に負担をかけないようにすることも立派なケアであり、予防策です!

・両手持ちにして人差し指を使う
・横向きに使って両方の親指を使う
・スマホスタンドを使う etc...


以上、noteで投稿をしている理学療法士が教えるフィンガーケアでした!

noteの投稿の多くはスマホで作られていると思います。多くの素晴らしい投稿は、クリエイターの方々の指が必死に動いて生み出されているでしょう。

私たちクリエイターの舞台裏で活躍してくれている指をケアして、これからも痛みのない楽しいnote生活を送りたいと思っています!

#わたしの舞台裏

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?