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新卒で病院外に就職した理学療法士が伝える、病院外で働くメリットとデメリット(スペシャルライター谷田部)


どうもです!今回はスペシャルライターの谷田部さんです!

ではいきましょう!

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現在私は愛知県名古屋市にある「パーソナルトレーニング&ピラティススタジオnano」で正社員として活動して5年目となります。
こちらの記事では、病院外で働いてみて感じたことをお伝えします。

これから就職するPT学生さんや転職を考えているセラピストの方々の参考になれば幸いです!

活動内容
・ピラティス指導
・指導者向け事業の担当
・セミナーや専門学校での講師
・研修担当

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nanoはマンツーマンで運動指導をする施設で、パーソナルトレーニング部門とピラティス部門があり、私はピラティス部門でピラティス指導をしています。

対象者は肩こり腰痛、股関節膝痛、術後の機能改善など痛みのある方を中心にその他、健康増進や女性らしく引き締めたいという健康意識が高い方々を担当しています。

基本的にはマンツーマン(グループもやります)の運動指導ですが、ボディケア(施術)やエナジーテラピー(エステの様なもの)の休養サポートや栄養指導も行います。

ピラティス指導の他にも担当業務を持っており、現在は主に指導者向け事業(トレーナーになりたい方のサポート)と研修を担っています。


病院外で働くことを選んだ理由

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それは、病院前後のアプローチをやりたいと思ったからです。

<学生時代の話>
私は千葉の出身であり、東京の専門学校に通っていました。

その学校はスポーツを売りにしており、学生の9割がスポーツ好きで将来はスポーツ分野で活動したいと夢抱いて入学してきます。


もちろん私もその一人で、将来は絶対にスポーツトレーナーになる!!と意気込んで、トレーナーサークルに所属し高校生のアメフトチームなどでトレーナー活動をしていました。

将来は、憧れの先生のようにPTの資格を取ってAT(アスレティックトレーナー)の資格を取りに専門学校へ進学しよう!
そして、JISS(国立スポーツ科学センター)でナショナルチームのトレーナーになるんだ!

そうずっと思っていました。


しかし、あることをきっかけに考えがガラッと変わりました。
そのきっかけは、病院実習でした。


急性期・回復期・スポーツ整形の病院実習を経験させていただき、一番最初の急性期の病院実習が転機となりました。


病院実習で感じたこと
それは、こんなにも動けない方がいるのかということでした。


病院なので当たり前なのですが、あまりにも動けない方が多いことを目の当たりにしてものすごい衝撃を受けました。


・やりたいことがあってもできない
・家に帰りたくても帰れない
・認知機能が低下し自分が誰なのかも分からない


そういった方々が日々次々に病院に来る
そして次々に次の施設に移っていく


その光景を見ているうちに
「この患者さんたちはまだまだリハビリが必要な状態にも関わらず、期限の都合上リハビリ終了となり今後どうなるのだろう?」


という疑問を抱くのと同時に、そういった方々のサポートをしたいという思いが湧いてきました。


外来のリハビリでは毎日のように通われる膝が曲がったおばあちゃんを見て
「そんな状態になる前にできたことがもっとあるはずだ」
と感じ。


適度に運動と食事に気をつけていたら、もっと防げる病気や整形外科的疾患があるのでは?

健康なカラダで生涯好きなことをして過ごせたら、本人も周りの家族もみんなハッピーなのでは?

それならば、病院に行かなくても良いカラダづくりをやりたい
そう実習を通して思うようになりました。


・病院でのリハビリを終えてもアプローチを必要としている人をサポートしたい
・そもそも病院に行かなくても良いカラダづくりをやりたい

このやりたいことを実現するには?と考えた時、必然と病院で働くという選択肢はなくなりました。


調べていくうちに「パーソナルトレーナー」という職業に辿り着き、自分のやりたいことを一番形にできるものだと感じ、パーソナルトレーナーとして働ける所を探している時に、ご縁で現職場のスタジオnanoと出会うことができました。


病院外で働くことで得られたこと

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