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アロマの香りが身体へもたらす力〜嗅覚からのアプローチ〜

今回もスペシャルライター!アロマセラピストの悠莉さんです!


女性ならではの嗅覚からの視点です!!

匂い・・気にしていますか(*´-`)?

ではどうぞ↓


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皆さんこんにちは!

突然ですが、皆さんはお好きな匂いはありますか?
私は金木犀や新しい畳の匂いが好きです!匂いがなければせっかくの食事もおいしく感じませんよね?

よくよく考えてみると、日常生活の中には匂いのついていないものはわざわざ「無香料」と記載されているくらい、私たちは知らない間にいろいろな匂いの中で生活しています。


そんな、日常にありふれている匂いを嗅ぐだけで痩せることができたとしたら?匂いを嗅ぐだけで病気を防げるとしたら…!?

今回は香りを凝縮した精油(アロマオイル)が身体にもたらす影響や、実際に活かせるアロマの使い方についてご紹介したいと思います!


そもそもアロマって何?

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アロマというのはずばり「芳香」、つまりいい香りのことです。


よくアロマテラピーという言葉を耳にしたことがあると思いますが、アロマテラピーは、アロマ(芳香)のテラピー(療法)、つまり、香りをつかって心身のケアを行う芳香療法のことを指します。


このアロマテラピーに使うのが精油(エッセンシャルオイル)と呼ばれる油です。主に植物の花や葉、樹脂や種などさまざまな部位から抽出した液体。水に溶けにくく、油に溶けやすいという性質があります。また、空気中で蒸発しやすく、直射日光で酸化しやすいという特徴を持っているため、茶色や青色の遮光瓶に入っていることが多いです。

この性質や特徴を生かして、鼻や皮膚から様々な方法でその香りを体内に取り込むことができます!


香りが身体に効く仕組み

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では、どのようにして香りが体内に入っていくのか、その仕組みについてみてみましょう。

匂いのもととなるのは実は小さな分子。
1分子は鼻の中に入る
2鼻腔の上部にある嗅上皮とよばれる粘膜(嗅粘膜)に付着
3嗅小毛(嗅毛)にある嗅覚受容体に捉えられる
4嗅覚受容体で受容した匂いは嗅細胞へと伝えられ、その刺激を電気信号(インパルス)に変換します。

この電気信号が嗅神経へ伝わり篩骨を貫いた後、嗅球、嗅索を経て直接脳へと運ばれます。

そして脳へと運ばれた匂いは

・直接大脳辺縁系へ
・視床下部へ

心理的作用と生理的作用をもたらします。

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