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演出を思案する(照明編)

毎週すわんだいぶです。

マーダーミステリーゲームに関する色んなことを書き上げていきますが、実際に話せそうな内容といえば

・プレイヤー編
・ゲームマスター編
・シナリオ制作編

と、3つになるかと思います。シナリオ制作編に関して言うとSWAN DIVEは「輪転の劇場」が2月のオープン以来15公演(120名)、「見栄と欺瞞」が4公演(28名)とまだまだ体験者数も少ないですし、知名度もまだまだ足りていない状況なので「いや、よくわからんから知らん人にしたり顔で語られても」と言われかねません。ま、読んで頂いて「なるほど!」とか「そういう考え方もあるのか!」と思って頂けるようであれば継続して購読していただければ幸いですし、つまらなかったら「980円ドブにすてたわー」と思っていただく方向で。とりあえず無料試し読み部分で判断していただく方向でお願いします。

SWAN DIVEは東京・駒込にある駒込ガレージを拠点に活動しています。出張公演も承っていますが、基本的には駒込の貸切公演を強く薦めているんですが、これが決してゲームマスターがものぐさというわけではなく、SWAN DIVEが用意する作品の演出や効果的に物語に没入していただくために考えていることの多くが駒込ガレージ用に設計されているというのが主な理由です。

週刊すわんだいぶはじめました」では、音響関係の実際に使用している機材の話をしましたので、今回は照明の話と、割と使える照明やそれ以外のアイテムなどで演出する際のグッズをご紹介します。ちょっとお店じゃないと活用しにくい部分もあるのですが、アイデア次第ではご自身のマスタリングにも使える部分かと思います。

照明と意識の関係

いわゆる五感と呼ばれるもの(視覚・味覚・触覚・聴覚・嗅覚)は、すごい大雑把に言うと100という数値を脳が割り振って感覚機能を働かせています。仮にすべての項目が20ずつ均等にふってあるとした場合(実際には状況に応じて変動しますし、数値自体は個体差があります。説明をわかりやすくするためなので専門家の方のツッコミはご遠慮)、たとえばどれかの感覚を使えなくすると、脳は別の感覚に数値を割り振りし直します。

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